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恋愛革命108
菜の花が見れる所に連れ行ってくれませんかと、ワンレンの女子大生が言った。
ワンレンの女子大生が言った。
「もう菜の花が咲いている季節ですよね?」
ホスト亭主が頷いた。
「そうですね。春は色々な花が咲き乱れますから」
「お花見は行くのですか?」
ホスト亭主が水を一口飲み、言った。
「そうですね。家族で行きますよ。貴女は?」
女子大生が微笑み言った。
「私は友達と行きます」
「地元の?」
女子大生が頷いた。
「そうですね。大学には友達とかはいないし」
「楽しいでしょう?」
「はい、楽しいですね。ところで今日この店が引けたら、菜の花が見れる所に連れて行ってくれませんか?」
ホスト亭主が寸暇瞬きを繰り返した後、頷き、言った。
「分かりました」