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夕闇のなく頃に  作者: 黒騎士06
第一章 前編
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第二章 転校生 前編

第二章 転校生 前編


僕らが教室についたときには僕ら以外の生徒は席についていた。


「遅いぞ、お前たち・・・って九城も、珍しいな」


この人が担任の板野で適当な教師。


「すんません、先生ちょっと会議していて遅れちゃいました」


石原はこう見えて放送部の部長だ。(ちなみに部長になりたいと言い出したのは石原自身)


「まぁいい席につけ」


僕らは言われるがまま席についた。


「ホームルームの前に転校生を紹介する。久保田美穂さんだ」


「久保田です。よろしくお願いします」


その声はとても美しくて容姿も可愛い。ショートの髪に美しい瑠璃色の瞳をしていた。


「じゃあ後ろの席、北川の隣に座りなさい」


久保田は軽く『はい』と返し僕の隣にに座った。


「久保田美穂です。よろしくね、えっと・・・北川君だっけ?」


「は、はい・・・よろしくお願いします」


前の席から石原が口パクで「放送部に誘え今なら大チャンスだ!」っと言ってきた。僕も口パクで「了解」と返した。


「あ、あのぅ・・・」


「なに北川君?」


「いきなりこんな事言うのもあれなんだけど、放送部に入らない?」


「放送部?」


「はい・・・実は部員が足りなくて来年で廃部になるかもしれないから、それに二年だけの部活だし・・・」


「いいわよ、私中1の時に放送部入ってたから、それにそういう部活があったら入る気だったし」


意外とあっさり入部が決まってしまった。


「入部届の紙は先生から貰ってあるから今日中に出しておくわ」



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