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狂人日記  作者: 平山正気
1/1

1日目

次の現場は32歳男性、 隣人が発見。

内容は遺品整理、明らかなゴミ以外は全て詰め依頼人に送ること。


ごわごわする。足先までゴムの防護服が入った時、

いつもなにか神妙な気分になる。


綺麗だ、ドアを開けた時私は、驚いた。

たしかにそこには男の跡があるのだが

まるで、新居3日目ののような、雰囲気である。

どうやらこの方は机で亡くなったようだ。

地面に落ちた消しゴムとノートがそれを物語っている。


狂人日記


あぁ、来る、

8つ目の怪物が ささやく男たちが。

あ、きた、来たのだ。

隊列を組んだ狂気たちがアイーダトランペットを吹き鳴らしながらくる。

負けた。今日も負けた。

耳から垂れ流されていたお笑い芸人の声は時徐々に掠れ、代わりに試験管の声がしだす。

人々が私の名前を呼ぶ。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ

体が芯から冷める。

胸、腹、太もも、足先へとフロンガスはどんどんリンパ管を通って流れていく。

あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ

誰だお前は風船男

誰なんだお前は風船男

やめろやめろ


やめてくれ


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