ハプニング
いつも通り酔ったかのようにふらふらして自分の家に着いた。
そして階段を上ったら佐藤さんがいた。
「佐藤さんどうしたんですか!」
「あ、林さんすみません鍵をなくしてしまって」
「多分仕事終わった後はあったのに」
パニックになっていてちょこまかしてもじもじしていた。
悪いけどその姿が可愛かった。
「帰り道とかにあるかもなんで探しに行きます」
「自分も手伝いますよ」
「いえいえ迷惑かけられないです!」
その時俺は毎日元気な可愛いい笑顔もらっているのでそのお返しでと発言をしそうになったあぶない。
全力で断れられたので何か理由を探していた。こんなに困っているから助けてあげたい。
そう思えば前にたくさんのミカンを食べれないからともらった。
少しもらったうれしさとこんなことがないと思って食べようか迷ってた時もあった。
「前にもらったミカンのお返しです、だから大丈夫ですよ」
「ほんとにですか?それだったらお願いします」
さっきは全力で断られたがなんだかあっさりいけた。
それから二人で探しに行ったけどなかった。
そして一回水分をとるためにコンビニにいった。
「なかなか見つかりませんね」
「もう時間が遅すぎるので今日は友達の家に泊まります」
そういって彼女は携帯を取り出して連絡した。
てか今思うとなぜこんなに心を開いてくれてるんだと思いふと聞いてしまった。
「佐藤さん自分でゆうのもあれですけど俺のこと怪しいと思わないんですか?」
「うーん」
少し考えて彼女は言った
「優しそうだしそんな怪しいことしなさそうな人だからかな」
と彼女は言った。
いやいや大丈夫かこの子と思った。
「まぁでも怪しかったらもう私今大変なことになってますし」
「あはぁ」
俺は不安に思いながらため息をついた。
そしてコンビニを出ていったとき佐藤さんがつまずいてカバンを落とした
(チャリン)
「あーーーカギだ!!」
おそらくカバンに鍵があってそれが落ちたのだろう
「そういえばカバン見てなかった」
と恥ずかしそうに笑った
佐藤さんはおっちょこちょいなのかと思いながら俺は安心してこういった
「よかったですね!家に帰りましょうか」
そして家に二人で歩いて帰った。
「今日はほんとにすみません仕事も忙しかったと思うのに迷惑かけて」
「いやいやいいんだよ見つかって安心だよ」
と言ってドアに鍵をかけてじゃあといって入ろうとしたときに駆け寄ってこういわれた
「林さんに手伝ってもらった理由ちゃんとあるんですよ毎日死んだ顔でもしっかりと会社に行くしあいさつもしてくれて理不尽な上司に怒られてても謝って後輩を大事に思っているところが安心できるんですよ!」
といって部屋に戻った。
もう疲れ切ってほぼほぼ聞き取れなかったが嬉しかった
でもあれなんかおかしくなかったか?
と思いつつも疲れすぎてベットにダイブした。