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1話 誕生そして幼少期

アドバイスを受け、少し修正いたしました。

結構疲れるけど、みんなに見てほしいから頑張る!


 「あら〜。よちよち! かわいい子ね」


 俺を舐めてんのか? 天国で俺は何キャラなんだ?

 というか、本当に天国なのか?

 天国ってこんな馬小屋みたいな素朴な空なのか?


 「この子全然泣かないのね!」

 

 「もしかして! 呼吸ができてないんじゃ……」


 してるでしょうよ!

 って、天国に呼吸の概念あるのか……


 「呼吸はしてるわよ? バッチリ」

 

 「そうか。ならいい」


 銀色のきれいな髪の美女

 灰色の髪のおっさん


 「あうあー! (ここは天国なのか!?)」


 いつもと同じやり方で発声しようにも、声が出ない

 ああ、これはあれだ。お約束だな。


 どうやらここは天国ではない。

 そして、アジア、日本でもない


 なんと! 赤子になって異世界ライフです。ってな


 「よし、そうだな。お前の名前は……」

 「レグガリオディウスなんてどうだ!!」

 

 「あなた! 駄目よ。魔神様の名前から取るなんて」


 そうだぞ! キラキラネームはごめんだ。

 かっこいい名前にしてほしいもんだな!


 折角の異世界だ。無双にふさわしい、ピッタリの

 名前を所望する!


 「そうか……では、レグオールなんてどうだ!」


 おっさんがドヤりといった態度で言った。

 認めたくは無いが、少し気に入ってしまった

 こいつの血か。


 でも前世と同じ精神なんだから、元からか。


 「……魔神様もこれくらいは許してくれるわよね」

 「誕生日おめでとう。レグ」

 

 「いきなり略すなよ……」

 「折角考えた名前なんだからな」


 略し方もなんかいいな、これは愛情がある。

 これはいわゆる親ガチャ成功というやつでは!

 前世では……。

 

 おっといかんいかん、言い方が悪いな。

 産んでくれたことに感謝だ。


 早いことに、俺が生まれてから2年がたった。


 それと、この世界は1日が長い気がする。

 24時間なんてものじゃあなく、もっと長い


 この世界の文化レベルは中世と言った所だが、

 前の世界とは決定的に違う。


 魔法だ。


 この世界には魔法がある!

 いやー、興奮した。

 男のロマン! 剣と魔法の世界!


 それと、俺の家はいいとこの身分らしい。

 場所が場所なら通じる名前だそうだ。


 俺の父、グラルは政治絡みのいざこざが嫌で

 逃げてきたらしい。


 愛人を連れて。

 イチャコラしやがって……羨ましいな


 「レグ、もう寝る時間よ!」

 「人間語と挨拶の練習はまた明日やりましょう」


 今世の俺は勤勉で真面目なナイスガイなのだ

 それだけではないッ! 


「かあさま……ほんをよんでほしいです」


 なかなかうまい演技だろ?

 惚れてもいいんですよ??


 とかいう冗談は置いておいて。

 この世界で生きて……いや、無双するため


 おとぎ話や逸話、伝記を頭に入れておく。

 後々役立つのがテッパンだからな。


 「なんだー? レグ、勉強なんかしてよー。」


 父、グラルだ。

 グラルは体育会系で剣術を得意としている。


 逆に、母であるリースは魔術が得意である。

 剣と魔法の世界らしくていいな!


 「運動も大事だぞ!」

 「ガキのうちは好きに遊べ!」


 結構子供思いではある。

 だが、勉強は辞めない。無双するまでは!!


 「とうさまもいっしょに、ねましょう」


 こうやって誘ってみるのがルーティーン

 いっつもノってくるんだけど

 

 いつも読み聞かせられる話。

 これには6つの家系が出てくる。


 魔術の達人青家(セルリアン)

 剣の達人赤家(クリムゾン)

 薬屋の緑家(エメラルド)

 毒商の紫家(バイオレット)

 悪役の黒家(グレイ)

 そして、主人公の白家(シルヴ)

 

 そして、今の俺はシルヴ家の人間なのだ。

 ちょっと嬉しい本。


 この6つの家は

 赤家(クリムゾン)青家(セルリアン)

 紫家(バイオレット)緑家(エメラルド)

 黒家(グレイ)白家(シルヴ)

 で対立している。


 そこで白家が黒家を打ち倒すっていう話だ

 爽快ですね。

 

 またまた早いこと。


 そんな俺も8歳になった。

 前世の俺が一番モテてた時期よ。


 そこで、8歳になった俺の体に異変が起きた。

 8歳の誕生日の1週間ほど後のことだった。

 

 俺の手から沢山の色の宝石が生成されたのだ。

 そう、これはこの世界の常識。


 この時期に「()()」という前世で言うところの

 精通現象が起こるらしい!


 体に溜まりに溜まった魔力を放出し、

 得意な魔術がわかるというモノ。


 「白に水色、赤、緑、黄色まであるぞ!!!」

 

 「なんてこと! この子には才能があるわ」

 「これは魔術で育てる」

 

 「いいや駄目だ」

 「これだけの才能は剣術も備えているだろう」

 

 「なんでそうなるの!」

 「目に見えて才能があるじゃないの!!」


 ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー、やかましんだよー。

 発情期ですか?コノヤロー。


 こういうときはあれだな。

 なろう系ラノベでこの手のシチュは妄想済みだ。


 「父様とうさま母様かあさま、僕は両方習いたいです。」

 

 「駄目だ、片方がおろそかになるだろう

 「許可はできない」


 グラルは剣にプライドを持っている。

 それはリースにも言えること。


 だが、俺は片方極めたナイスガイより

 両方使えるナイスガイになりたいッ!!


 「僕は精一杯せいいっぱい練習にはげむつもりです」

 「どのような試練をも超えます」


 どうだ……。俺の渾身こんしんの泣き落とし!

 頭の中で沢山シミュレーションをした状況!!


 これで落ちなかったものはいない!

 誰にもしたことないけど!

 

 「それでこそ、俺の息子よ」

 「おい、リース! 両方やるぞ」

 

 「レグなら言ってくれると思ってましたよ!」


 やっべー。墓穴掘ったかもしんない……。


 「レグが10歳になるまでに適正を見つけて」

 「それから育てましょうか!」

 

 「それがいい!」

 

 「あ…ありがとうございます」

 「父様とうさま母様かあさま。」


 ちょおっとこの先が怖い。

どこまでを1つの話にしたらいいかわかんないですね。これ。

アドバイスくだされぇ。

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