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僕の住処(1/11)

寒い冬の日、1月22日、僕は過去を思い出していた。

まあほとんどが理不尽で嫌な思い出だが。


人をコロした。


知り合いでもない人間だ。


理不尽だろ。悔しいだろ。


その思いを誰でも良いから味あわせたくてコロした。


理不尽だろ。悔しいだろ。


誰かも知らない僕に殺されて。


今度は遺族に同じ思いを会わせてやろうと思った。


血の着いた包丁を持った僕は、××駅で取り押さえられて、そのまま捕まった。

そしてシケイ判決となった。どうやら僕は11人を刺して、11人全員コロしていたらしい。

3人目までは刺したのを覚えている。

3人殺した時点でシケイが確定すると知っていたから、それ以降はどうでも良かったのだろう。


僕はいま、拘置所に住んでいる。

3畳の部屋。


カツン カツン



見回りの看守が毎朝部屋の前をとおり過ぎてゆく。


ああ、色の無い日々。



挿絵(By みてみん)




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