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自分と向き合うようになったキッカケ

今現在

仕事や文章活動の他にもやっている活動がある。


それは、過去の自分の体験談を語る活動。

今私はある団体に所属しているのだが、そこで昔の私の様な人や

そんな子供に困っている親たちの手助けをする団体なのだが…


適応指導教室に行くようになって、

高校に入った位だったが、

『自分の過去の事を話す、講演会みたいなモノをしたい。

芸人を目指していて、喋れる人間なんだから私が喋れなくてどうするんだ』

と思ってた。


芸人になりたいとか、言っていたが…

前にも書いたが昔から、学者やら先生の言う いじめや不登校についての話は、自分の当事者心理からはかけ離れているモノだった。


だからこそ、芸人という職業を使って世間へ発信していきたかっただけ、なんだと思う。


今から思えば…というだけで、

当時は前にも書いたが、本気で芸人を目指していた。

そして、見事に井の中の蛙だということもわかった。


もし、あのとき気づく事がなければ、

今もホラ吹きのまま まだ芸人を目指していたんだろう。


そんな私にある日、『同世代の若者の前でスピーチをしてほしい。』との依頼を受けた。

始めは『やりたいことが出来る!』と喜んでいたが、

スピーチにそぐわない表現や、やはりそこはクライアント(依頼者)要望(オーダー)があり、文章の改訂や修正が…

その頃は、ある程度小説などを書き上げていて、表現者として 文章書きとしてのプライドがあった様で、

その認識していなかったプライドをズタズタにされた気がしてしまった。


そして、発表の当日

同世代の若者に感想を聞いたら、私が本当に言いたい事が伝わっていなかった。


スピーチらしいスピーチをしたことがなかったので、場数の問題もあるし

今まで自分が得意として色々やって来たのは、台本の無い(進行程度の台本はあるが)フリートークが主だったのもあるだろう…

だが、自分で書いた自分の事なのに…自分の伝えたい事が伝わらなかった事が、

何より、クライアントのオーダー通りに作って読んだ原稿は…

昔、自分が嫌いだった大人と同じことを言っている事に気付いてしまった。


ただ、綺麗事を並べて 本当の話をしていない。

そう感じてしまった。

そんな大人にだけは、なりたくないと思っていたのに…と所属している身でありながら、危機感を覚えてしまった。


だからこそ、私はそのスピーチを機に

ここに思いの丈を書き連ねる事にした。

このエッセイだけは…自分で書く文章だけは、

自分の伝えたいことに、嘘はつきたくなった。


早いものでこのエッセイを書きはじめて、実際の時間は1年が経とうとしている。


その間に、人前で過去の事を語る事が増え、

色々と心の整理ができはじめてきた。


1年前は過去の事を思い出して憂鬱にになったりもしたが、

今ではその落ち込んだ気分や感情を他の物語に、上手く使うことができていると思う。



人前でのスピーチが、自分と向き合うキッカケになったし、

自分の文章書きとしてのプライドがあったことも、確認させてくれたいい機会だったことは確かだった。


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