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少女との会話

「盗みまでするほどだからな、で何であん

なことしたんだ?」

「それは、もういいちょっと来い」

説明するよりも行動した方が早いと思ったのか俺の手を引っ張って連れて行かれる。ルカの手には温かいぬくもりが俺の手に伝わってきた


いまいた場所から3分くらい歩いいてルカに連れてこられたのはボロくさく今でも壊れそうな家、誰も近寄らないオーラを出してただずんでいる


「ここはどこだ?もしかしてルカの家か?」


ここはボロくさいとはいえど一人で住むには広すぎる家だ

「他にもいるけど、まぁ俺の家かな」


「他にもいるってルカみたいな子供がか?」


「そうだよ、まぁ立ち話もなんだし、中入りなよ、わかるからさ」


ルカはそう答えるとさっさと家の中に入っていった


中に入ると玄関があり、そこには一般家庭のような木の机、椅子、カウンターがあった、俺は靴を脱ごうとしたがルカがそのまま入るので俺もそれに続いた


「みんなー客だぜ」


ルカの呼びかけに一人二人三人と合計で五人子供が奥の部屋からやって来た。みんな俺を怖がってるらしくルカの後ろで隠れながら五人の中の一人が俺に向かって声をかけた


「だれ?」


小声で身を隠しながら照れてるようにいってきた


「まぁ、いきなりお姫様抱っこする変態さんだけど、信頼していいと思うよ」


「なんかちょっと誤解があるがまぁいいか俺は集、集でいいよ、みんな仲良くいこうぜ」


まだ怖がってるのかさらに身を隠した


「そこまで長居すんなよ」


ルカの呼びかけに俺はがっかりした表情で下を向く。俺には帰る場所がない居場所がないと思った。

ルカは先にみんなが使ってる部屋らしきところの机で今日盗んできたものを広げた、それを追って子供達が興味津々で机に集まってきた。俺もそれに続く。

そこにあったのは高価な装飾品5個や金の丸い金属これは金貨と思う


「俺はさ、この子達を養うために盗みをやってんだ。でもここにはでっかい洞窟があって、そこに挑戦したんだ。けどモンスターを倒せなくて盗みなんかをやっている、おれが弱いばかりに」


ルカが言っている洞窟というものはダンジョンだと思う、でも虚ろで儚しげな表情をしている


「洞窟ってなんだ?モンスターを倒せば盗みをしなくて危ない目に合わなくて済むのか?」


「集のところにはなかったんだなビクトルにだけある洞窟だ。モンスターを倒せば金は手に入る。見ての通り俺はチビで弱くて唯一のいいところは足が速いってところだけかなモンスターには歯が立たないゴブリンですら、でも集ならいけるかもしれない」


ダンジョンに入れば俺がルカたちを養っていけるかもしれない。ルカに危ない目に遭わせなくて済む




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