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少女との出会い

(ここから俺はどうすればいいんだ、つばめ、つばめ、クッソ後92日)スマホのカレンダーを確認する

(一刻も早く戻る方法を探さなければ)

(でもここは異世界だ、知り合いも居なければ、居場所もなく一文無しだ、まずはこの状況を変えなければ何も変わらない)

(まずは冷静にこの状況の整理だ持ち物はスマホ、バック中には教科書などの本類が入っている、財布の中はいろいろなカード、小銭、千円札が2枚程度、使えないと思うけど、服は白にシャツに茶色いネクタイ、ズボンは黒でどこにもいる高校生の格好だ)

「誰かーそいつを捕まえてくれー」

遠くから低い声が聞こえてくる

振り向くと30代くらいのおっさんが12、3才ぐらいの少女を追いかけてるのが見えた、少女は人だかりをくぐり抜けこっちに向かって駆け抜けてくる

(なんか貧乏そうな服着てるな)

少女は服はボロボロで髪はショートで茶髪だ今にも転びそうな走り方をしている

(これじゃ捕まっちゃうな)

(ここで見ないふりをするのは男じゃねーな)

俺は真っ先に少女に向かって走り出した、人混みをくぐり抜け少女に近寄る

「大丈夫か?」

走りながら声をかけた

「誰だお前、ちょっっと何するんだ」

少女は慌てた様子で振り向く俺は少女をお姫様抱っこし走り出す

少女をよく見ると目は赤で可愛いらしく愛らしい顔立ちをしている

「事情は後で聞く、でも少女が追いかけられてるのに助けないわけがないだろ」

いじけたようにそっぽ向いている

余計なことをしてって感じかな

「まぁ勝手にしな」

照れたように言う

今気づいたんだけど異世界でも言語は日本語と一緒なんだな、でも文字は違うみたいだ武器屋の看板とか何書いてあるのかわからない

「どこ行くんだ?ここの街来たばかりで全然道がわからないんだけど」

「俺のアジトまで案内しな、そこ右」

人だかりをくぐり抜け少女の案内に沿って移動する、走ってる途中にいろいろな景色が見えてくる、武器や防具、果物、野菜いろいろな店やいちゃついてるカップル、トラブってる人、異世界は面白いなと思いつつ少女の言葉を聞き逃さない

「次は左、そこをだいぶ真っ直ぐ行ったら次も左だ」

真っ直ぐ行って左に曲がる

「もう大丈夫だろ見えなくなったから追いかけてこないだろ」

後ろを振り向きよく確認する

ここはスラム的なところだろうか、人通りが少なく、ボロい家、夕方の景色に会う街のたたずまいだ

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