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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約11年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

Voynich

作者:朝習 亮
『ヴォイニッチ手稿』
解読不能の言語で書かれた、とある手稿が世界にある。
姉さんは言った
「---世間一般で言われているあれは、偽物だ」
と。
そして姉さんは続けた
「本物は、この世に唯一残った、最後にして最高かつ完璧な…」
一瞬の間、姉さんは口角を上げて嗤う

「魔導書だ」

ページが解け、バラバラに散らばった『魔導書』
再びその本を復活させたものには、大いなる叡智と魔導の総てが与えられるという。

「どうだ征嗣。蒐集家にならないか」

眼鏡の奥で、瞳が真っ直ぐ僕を射抜く。
僕は、ふぅ、と溜息をついて

「断れそうな雰囲気でもないしね、やろうか。魔導書集め」

ページを片手に答えた。

そして始まる蒐集ゲーム

     ある者は、復讐を。  
           彼の者は、悲願を。
  またの者は、安寧を。
序章 -Cover-
2013/08/24 17:14
幕間 -Blank-
2013/08/25 18:24
1章 -Contents-
2013/09/05 20:00
2章 -Cafe Break-
2013/09/07 20:00
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