リストカットガール
珍しく短編小説を書いてみました。
でも、やっぱり僕の作品には血が出てくるみたいです。。。
まぁいいでしょ。
てかこれ恋愛?みたいな小説ですねww
~嫌い、嫌い、嫌い、すべてが嫌だ。なんで私だけ。私だけこんなに苦しく生きないといけないの?何のために私って生きてるの。もう、死にたい。~
私は、すべてに絶句していた。クラスで受けるすべてのことを孤独しかないこの暗い部屋で泣きながら過ごす時間が一日の中で一番長い時間となっていた。
そして、生きてることが嫌になると部屋にある剃刀で自分の手首を自ら切るのがいつの間にか私のくせになっていた。
私、関諏 千優の周りに友情、愛、助け合うなんて言葉は全くなかった。父は他界し、母親もギャンブルにおぼえ私を売ろうとするぐらい屑になった。そんな親だったからか私は母の方の叔父に育てられた。その叔父も仕事が忙しく、全国各地に飛んでいくような仕事をしてるから、実質いつも家に居るのは一人だ。
母親のせいで小学校と中学校の1~2年間はろくに学校にすら行くことができなかった。そのせいか中学の最後も私に話しかけてくる人なんて一人もいなかった。それどころか、ちょっとしたいたずらすらも行われていた。私が無視すると、もっとひどいことをされる。それを無視するともっとひどい・・・・と永遠にしつこいいたずらに私は耐えきって生きてきた。
高校になったら少しは楽になるかと思い、同じ中学のやつが一人もいない学校に入学した。中学とは違い、長かった髪を切ってかわいい髪留めを付けそして、中学の時の陰キャラは卒業して明るめのキャラで生きようと必死こいて入学式に臨んだ。
ただ、性格を変えたといってもキャラはキャラ。やっとできた友達にすら心を開くことすらできないし。家とは違う自分じゃない自分、もう一人の何かが私の体を締め付けていた。
だんだんと、自分が誰なのかわからなくなっていた。
私って、何のためにこんなことしてるんだろう。そんなに友達って大事?
などと、私は思うようになった。そして、せっかくできた友達の遊びの約束も断るようになり、そうなってしまった私に一人、そしてまた一人と周りから友達が消えていった。
そして、これからが今の現状。
周りは、私を白い目で見て、私のことをひそひそと話している。朝行くと、必ず「千優死ね」とでかでかと書かれていて花瓶がおかれている。その花瓶を元あった場所に直して、先生が来る前に落書きを消す。私の朝はここから始まる。誰と昨日のドラマ、バラエティー番組の話をするわけでもない。友達といっていた人間たちはすべて私を傷つける人間に回っていた。地獄だ。私の周りは生き地獄。誰かのために生きるわけでもなく私のために生きるわけでもない。ただ誰かの玩具になるだけの地獄。だから私は、私は誰のものなのかを知るためにリストカットを始めた。
だれもが驚いていた。片方の腕に何住にも巻かれた包帯をした私を見て。
もちろん、治療方法なんて知っているわけでもなく、ぱっくりと開いた傷を抑えるだけのいわば自分の弱いところを見られたくないだけの抵抗にすらなっていないバリアだった。日々私に対してさんざんなことをやってのけているだけあって、こんな私にも完全スルーしている。ある日、先生に気付かれた。急いで保健室に行くことを命じられた。
しぶしぶ保健室に行くとそこにはイメージとは少し違う景色が私の目に飛び込んできた。「だーかーら、ここはサボるための場所じゃないんだって。」
「安心しなって先生。担任には保健部の仕事で今日は手伝いなんです。て言っておいたから。」
「いいから出ていきなさい。」
保健室の先生と男の生徒が喧嘩をしていた。言いづらかったが、一応「あの~」とってみた。すると、さっきまで鬼のような形相だった先生の顔がすごく笑顔になった。
「あら、こんな朝早くにどうしたのって、すごいけがね。何かあったの?良汰、そこにある包帯と、消毒薬とってくれない」
「なんだよ、結局こき使ってんじゃねーかよ。まぁいいよ。なんかわけありっぽいし。」
というと、男の生徒は慣れた手つきで戸棚から消毒薬と包帯と先生の言っていなかったガーゼまで見つけて持ってきた。
「一応紹介しておくよ。彼は蔡善治 良汰うちの学校の保健部の部長なんだけど。時々こうやってここで学校をさぼってるダメ人間よ。」
「先生、ひとこと多いですって。これでも保健室にある薬品の役目だとかおいてある場所なんかを暗記してるし使える人間なんだぜ。ていうどうでもいい話は置いといて。俺はこの学校の3年生の良汰というものだぜ。君は1年生みたいだね。よろしく。」
というと、手首の傷を見た。多分私がリストカットしていることに気付いたのかもしれない。
消毒薬はかなりしみた。昔からとても苦手だったので足をバタバタしたり泣きそうな顔になったりしていた。そんな私を見て先輩は笑いながら。
「なんか子供みたいでかわいいなぁ。この後輩は。先生、こいつ拉致ってもいいか?」
といっていた。先生は冷静に
「あんた、拉致って何するのよ。女の子とろくに話もできないくせに。」と言い放った。
「先生、それはあまり他の人に言わない約束だろ。まったく、頼むぜ」と、少し照れくさそうに言った。治療も終わり私は保健室から出ようとした。するといきなり手を引っ張られ
「ちょっと、お前のこと拉致っていいか?」
というセリフが私の耳に届くのと同時に先輩は、私をものすごいスピードでどこかに連れて行かれた。
連れて行かれたのは、あまりどころかまったくと言っていいほど使われていない
教育相談室。つくのと同時に先輩はドアや窓の鍵をすべて閉め、カーテンを閉めた。
つまりここは周りから誰も見ることができない二人だけの部屋。
「そこに座っていいよ」というと、近くにあった椅子を私に譲り、先輩は私と向かい合うように前の椅子に座った。
「その傷、リストカットだな。何があったんだろ。」
と聞くと、私は顔を下に向けた。
すると先輩がいきなり自分の制服の裾をめくった。
「この傷痕見えるか。実は、俺もリストカットしていたんだよ。君とはやっている理由が違うと思うけど。いろんなことがあってさ。2~3年前に付き合ってた彼女にやりたくもないことを強要されて、それを写真にとられてね。それを流されたくなかったら私と別れないでねなんて言われてさ。それから生きる意味が分からなくなってしまっていつの間にかリストカットをするようになっちまったんだよ」と私に行ってきた。
同じような境遇だった彼に心を開いた私はすべてを話した。家庭のこと、友達のこと、クラスのこと。そして話した後に私は泣き出した。怖かった。こんなことを言える人もいないくて。そしてなきじゃくる私に彼は、そっと髪を撫でてくれた。
「さんざんな思いしたんだな。よし決めた。お前の味方になってやるよ。でもひとつ条件をやる。」少し焦った。私はどうすればいいか。どうしたらこの人を味方につけることができるのか、そうやって考えた。そして彼が言った一事で私はびっくりした。
「俺のトラウマを消してくれないか?」
それから、私は彼のトラウマを解消するためにという理由で付き合うことになった。
だが、正直うれしい。だって私を助けてくれる人ができたんだもの。
どうだったでしょうか。これって恋愛小説?て思った人。
僕にもわかりませんww
まぁ、いつも書いている「サイコパスの種」もぜひ読んでください。




