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梅雨の季節

作者: 豊田直輝
掲載日:2026/07/03

雨の季節が私の性に合っていて

湿り気のある曇天が私の性質となっている。

雨は私自身の心を隠せるが故に

人に私の本質を察知されずに済むのが良い。

私は晴れの爽やかな人に相容れないものであり

闇を抱えているといえばわかりやすいだろうか。

雨の音が心の模様を少しだけ緩和させてくれて

滴り落ちる雨の様子が

私の意思の薄弱さを包み隠してくれる。

人に自慢できる人格ではないために

人に見せないほうが世の中のためには良いのだろう。

梅雨の季節は私の隠れ蓑になっている。

夏がこのまま永久にやってこなければいいのに。

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