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最高の工具箱と共に異世界を建設する!

作者: 僧侶A

俺は家の倉庫の天井が壊れていたので修理をしていた。


その時に震度5くらいの地震が起きた。


そして揺れに耐えることが出来ず倉庫の屋根から落ちてしまった。


そこまでが私の最後の記憶だった。


そして眼が覚めると病院ではなく知らないところに私はいた。おそらく異世界ではないかと思われる。


見たことのない生物がそこら中にわんさかいる。


とはいってもそこまで害もなさそうなので特に慌てる必要もなさそうだった。


俺はさっきまで倉庫の修理をしていたこともあり、作業着を着て右手に工具箱を持っていた。


しかし工具箱の見た目が少し違う。


元々持っていた工具箱は透明の箱だったのだが、今持っているのは真っ白で中身が外からでは分からないものだった。


自分の物とは少し違うため警戒はしたがそれでも頼りになるものがこれしかないので開けてみることにした。


すると工具の中には一枚の紙が入っていた。


見てみると説明書のようだった。


スーパー☆工具箱

この工具箱は開ける時にあなたが欲しいと願った工具が何でも出てくるよ!

出てきた工具は能力がとても強化されていて本来の工具と違って圧倒的な力を発揮するよ!


と書いてあった。


とりあえず試してみることにした。


周りは木でいっぱいだったためノコギリで切り倒してみることにした。


ノコギリを工具箱から取り出し木を切ろうとした。


すると木が豆腐のように軽く切れてしまった。あまりにも軽すぎてノコギリを引くことすらしなくていいレベルだった。


あまりにも簡単に切れたので元々こういう木ではないかと触ってみたが普通の木だった。


本当に能力が向上しているようだった。


テンションが上がった俺は大量に木を切りまくった。


しかし俺には持ち運ぶ手段がない。そう思いなんとかならないかと思ったら工具箱から作業着が出た。


工具とは何なのかに疑問を覚えたが気にしないことにした。


とりあえず着てみると力が溢れてきた。10mある木ですら軽々持ち上げられる。


この力を見て俺は閃いた。


とりあえず切ってきた木を持ってきて、表面を工具箱から取り出した紙やすりで磨いた。


あっという間にピカピカになった木々を一つ一つトンカチで釘を打ち込みくっつけた。


そんな事をすること1時間、地球でよく見るログハウスと比べてもかなり立派なものが完成した。


この工具箱と材料さえあれば俺は何でも作れると確信した。


その後人のいる街へ行き、数多くの家や家具を1人で作った。


俺の作るものは最高に良いと話題になり次第に人気になっていった。


そして俺は世界最高の大工となった。

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