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アルフェミア創世記  作者: azurite
第一章:アルフェミア創世
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神様のお仕事③

体調不良により遅れました。申し訳ございません><

「話はそれるが、私達の生活はどうなるんだ?」

「性活というと?子供がなん(ドゴッ)ぐほっ!」

「貴様は盛りの付いたサルか?ん?私が聞きたいのは食事等の話だ。

 そもそも、私はお前を受け入れてこの姿になったんじゃない。私にとって大切であった人達の為に女神になることを受け入れたということを忘れてくれるなよ?」


 そう言いながら腹を押さえてうずくまるソルを睨みつける。


「て…手ぇ早すぎだ…お前は…。」

「殴られるのが嫌なら蹴りに変えたほうが良いか?」

「そういう意味じゃねx…。」

「なんだ。てっきり、もっと痛い目にあいたいと言う遠まわしな要求かと思ったぞ?

 先にもふざけるなと釘を刺しておいた筈だしな。その上で言っているのだから、余程痛い目を見たいのだなと思ったのだが。」

「スンマセン、勘弁して下さい。」

「それは今後次第だな。で、食料等はどうするんだ?

 コレも神力を使って生み出すのか?それとも備蓄でもあるのか?」

「あ…あぁ(くっそ…恥ずかしがるとか一切無いのか…殴られ損じゃねぇか…)。いや、俺達は食料は必要としないんだ。

 俺達神の身体は、この神界に満ちる力だけで維持・回復するからな。

 流石に休養をとる必要はあるが、それも”活動し続けていると力の回復よりも力の維持・行使による消耗”の方が僅かに多いからに過ぎないしな。食事は一応回復するにはするが、殆ど娯楽でしかない。と、いうかだ。多分食事を作る為に力を使うほうが消耗量が多いだろうな。」

「神界に満ちる力?」

「あぁ。輪廻を通し、根源の力へと返還する際や、大本の根源の力へと力が流れ込む際におきるロスが、神界に充満し、そして俺達がそれを取り込み、自身を維持する形になる。

 だから、大きな力の行使を行うと活動を休止しなくてはいけない期間をどうしても設けなきゃいけなくなる。」

「そうなのか…。んじゃ、信仰ってのは私達の力にはならないということなのか?」

「いや、信仰は信仰で俺達の力にきちんとなるぜ。

 祈りをささげるってのは即ち、自身の想いや魂から溢れ出る力を直接対象に捧げることだからな。小さな祈りであっても、それは俺達の力になる。」


「成程…。なら、やはり信仰ってのはあって困るものではないんだな。

 んで、大分話がそれたけど…結局魔法の元となる力はどうするべきかねぇ…」

「それなんだが、神界と同じように根源の力のロスを僅かに含ませればそれで良いと思うんだ。が、量の調節をどうするかだな。

 多過ぎれば、俺たちに牙をむく阿呆も出てくるだろうし、逆にすくなすぎれば普及させるのは難しい。

 まぁ、確保の方法もどうするかって問題が残るんだよな。」

「濃度はともかく、私達の脅威に為り得るかどうかは生物の体内に留められる量をある程度制限すれば良いんじゃないかな。或いは、魂の格に応じた量とか。

 いっそ、ゲームのようにLvって概念を作って、それに応じた身体・魔力量の成長なんていうのもあって良いかもしれないね。勿論、訓練と言う名の努力でも身体や魔力量の成長はするけれども。」


 そうすれば、色々な可能性だって見えてくるわけだしね。


「なるほど。魂だけでなく、身体にも位階という概念をもたらすわけか。

 だが、そうすると今度はその機能や判定はどうするのかって部分になるんだが…」

「それも根源の力で良いんじゃないかな?

 倒した相手の穢れに応じて、倒した側へ根源の力が流れ込む感じで。ご褒美のような感じっていうのかな?

 勿論、倒した相手の穢れが流れ込むなんて馬鹿な話ではないし、倒した相手の持っている根源の力全てを吸収するのではなく、穢れの大きさに応じて相手の根源の力のなん%かを流れ込ませる感じで。」


 言っててなんだが、根源の力万能論にも程があるな…。

 いや、確かに大地を創り、生命を魂から構築し、そして神様の素にもなってるのだからあながち町界ではないのかもしれないけれど…。


「穢れの大きさの判定はどうするんだ…」

「一つの目安はやっぱりLvじゃないかな?

 Lvが高いということは相応に物事を為してきた結果なわけだし、それだけの結果を出しているのであれば、穢れも皆無な存在なんて居ないわけだし。

 まだシステムとして煮詰まってないから難だけど、ダンジョンシステムと一緒には実装したいかなぁ?

 下手したら、ダンジョンシステム実装してもLvの実装がなくて戦力追いつきません。滅びました。なんて結果もありえないわけではないのだし。」

「フム…。まぁ、そのあたりも含めて色々と試していくとするか。ココで話し合うだけじゃ無理がありすぎる。」

「それもそうだね。じゃぁ、環境周りは追々煮詰めるとして…。今度は私達が創る世界の大きさや形を考えようか。」

「そうだな。球形で、大地と海と天空となんてざっくりとしたところしか固まってないからな…。」

「そうしたら、まずはどのくらいのサイズのものが創れるのか確認しよっか。

 地球の神様達から融通してもらえる根源の力でどのくらいの大きさの世界が作れるのかな?」

「だいたい、地球サイズの惑星6つ分くらいかな。」

「6つて…一体どれ位の力が余ってたんだ………。」

「だから危なかったんだよ。コレだけの量の力が暴走したら…下手したら、神界2層くらいすっ飛んでる可能性だってあったんだからな。」

「なんというか、今更ながら危なかったんだなと実感したよ…。それにしても、6つ分か。だとしたら、地球サイズ3つ作ってそれぞれの世界を一つに纏める時は、空間をずらして重ねる感じでいいのかな?」

「それで良いんじゃないか?それぞれの世界に差がありすぎると、一つに纏めるのが大変になるしな。そうしたら、残った半分の力を更に1/2にして、それぞれのシンボルとなる太陽と月の核としようか。」

「って、太陽と月にもそれを使うのか…」

「そのほうが楽だからな。んで、残った力で俺達の子供となる神を一柱つくるとするか。」

「子供って…まだ諦めてなかったのか。」

「当然だろ?まぁ、俺達の中を取り持ってもらいたいってのもあるが…それよりも何よりも、二人だけじゃ運営しきれないからな。絶対。補佐になる存在はやっぱりほしいんだよ。」

「全く…そういうきちんとした理由があるなら最初から言え…。そういったことなら協力せざるを得ないじゃないか。」

「まぁ、いずれにしてもある程度軌道に乗せてからでないと、俺達も手を離すことが出来ないと思うから大分先になるだろうな。」

今回も会話Onlyでした。新しいキャラクターを匂わせる発言はありますが、大分先まで出てくる予定はありません。

っていうかまだキャラクター自体が定まってません。


個人的にはキース・○イヤルみたいなキャラクターをだして、ソルがかわいそうな目にあうような話を描きたいナとは思ってます。

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