彷徨
幻覚を見せる眩しいきりを振り払って
恵みの霧に身体を任せ
試練の太陽に焼かれ
肉体は豪雨になって
次第に時雨に変わってゆくのだ。
なんて矮小な一滴を
私は大地に降らすのだろうか。
拒絶はこわいよ。
それでも必然はつきまとう
偶然は必然そして
無念を演出する道具。
そうだ。
賽は投げられたんだ。
始まるのは自分だけ味わえる至高の劇。
今日も明日も
劇は続くんだろう。
休日でも休みなんて無い。
自分を記録できるのは自分しかいない。
写真の私は所詮孤独。
今、あなたは生きているだろうか。
良ければ感想どうぞ。
意味不明とか、意図はなに?とかいう質問は受け付けておりませんのであしからず。