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転生失敗でラッキーライフ!  作者: 死なないアルゴリズム症候群
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第一話 転生失敗?!

特にありません。

がんばってください。

俺は作曲家だ。至って普通の。

だが、曲を作るたびにJASRA©とかいう会社が著作権やら何やら言ってくる。

確かに俺はいろんな曲の一部を使っている。

むしろそれ以外していない。

だが、それはそれで俺の一つの作品だ。

ただ、俺はその人達の才能を譲り受けたようなもんだろ。

父の背を見て育つやら、上手い人の技術は奪えって言葉もあるんだ。

俺は別に間違ってなんかいない。

俺のあの曲でも考えてみれば使わせてもらった人たちの才能をあわせ、

更にそこに俺の才能が加わってるんだ。日本一、いや、世界一の才能の塊の曲

といっても過言ではないだろ。

なぜそんな素晴らしい才能の塊をJASRA©は否定すんだ。

おかしいだろ。

なんて書いてるブロガーがいる。

確かにその意見も何となく認めたい俺がいる。

でもだ、それがJASRA©の仕事だから仕方ない気もしない。

そして、なんでオリコンランキング1位の俺の曲が使われないんだ。

気に食わない。

なぜかあいつは俺から下の2位から120位までを毎回使うんだ。

と思ってたのが昨日までの俺だ。

昨日と意見が変わったのは中学の同窓会になんとそのブロガーがいたからだ。

なんとなーく顔に見覚えはあったから気になってはいたがまさか中学同じ学年だったなんて思いもしてなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんて続きの書きづらくてつまらない小説を書く俺に対してフィギュアの嫁は寂しそうにこちらを見ている気がする。

そして、その無機質の眼差しが俺は怖いのだ。嫁なのに。

いや、嫁だからか。というかいつ嫁になった?

まぁ、そんなことどうでもいい。

もう小説を書き始めて89年立つんだが、さすがにネタ切れが多すぎる。

そんな俺が小説を書き始めたのが82歳、定年退職のときだ。

もう学校やら仕事やらの経験もそれまでの人生より長くやってきたせいで無くなった。もう、どんだけ~!

そんなこんなで転生でもしようかと考えている。

趣味でVRギターもしているからその小道具のカポにでも転生してみようか。

※カポ=カポタスト。移調させるもの。コードがかんたんになったりする。作者は嘘はつかない。(多分)

そこの川にいるアナコンダにでも食べてもらって転生でもするか。

「よいしょっと」

やっと来たセリフ。

セリフが無いことにやっと気づいた作者がやっと入れた一言だ。

(どんだけ~はノーカン。)

そして色々な手順を踏んで、ようやく171歳のじじいの葬式が始まった。

ひいひいひいまごが笑顔にしている。

じじいの俺としてひいひいひいまごの笑顔を見れるのは嬉しいが俺が死んで笑顔にしていると思うとなんだか悲しい。

まぁそんなわけで明らかに年下の神のとこへやってきた。29歳あたりだろうか。

「いらっしゃいませ~」

ここはコンビニか。そんな心のツッコミは年下の神に届いてしまったようだ。

「すいません。」

別に謝らなくても良いのに。気を取り直して

『ここは転生場ですか?』

「はい!」

「ご希望される転生先職業をお聞きします。」

『ギターのカポタストになりたいのですが。。』

「あー、最近増えてるんですよねー。カポタストになりたいって人。」

これは予想外だ。

「あっ、でも一応予約は入れれます。でも、予約だと少し行き先が不安定なんですよねー」

不安定とはどういうことだ。多分一度の転生だぞ。

『そのカポタストが多い理由ってどう思いますか?』

「公務員的な安定したのでも求めてるんじゃないでしょうかね。ほとんどのカポタスターは波乱万丈なカポ生ですけど。」

なるほど。人生は人じゃなくなるからカポ生に変わるのか。あとカポタスターっていうのか。

まぁ、一度の転生だからこそそういうことを求めたくなる。

これは若い頃と変わらないのだ。

そんなこんなで予約を入れてはや19年。やっと行けるようだ。まだ完璧に行けるよう改善しきれてはないみたいだがいけるものなら行ってやろう。

そしてびっくり。なんと転生先の場所は言われてはいなかったがサバンナ地方だ。サ○バルちゃんでもいそうだ。

そして転生後の職業は俺から見たらどうみてもカポタストじゃない。

最近よくあるチート級な能力を持ったものだろうか。

※作者はあまりそういうのは読まないのでわからない。

とりあえずサバンナにいる謎のペンギンでもふっ飛ばしてみるか。

というか、どうやって使うんだ?まずなんのアナウンスもねぇ。

そう思った瞬間来た。

「やはり転生に失敗しました。」

やはりってなんだ。やはりって。

『それで、転生先はなんだったゾ~?』

「至って普通のどこにでもいる見た目をした普通な最強魔術師です。」

これはあたりってやつなのか?

判断基準が一つもないからわからないが。

『俺の転生先はどれぐらい良いんだ?』

「わかりません。」

『はぁ。』

最近の若い奴らの態度にはさすがに耐性はついていたがさすがにここはフリーダムすぎる。

『神としてどういう教育受けた?』

「とりあえず対応さえすればいいって感じですかね。」

なんてフリーダムなんだ。俺も転生して神になればよかったと思った。

『それで、どういうふうに魔術を使えば良いんだ?』

「今頃ですがじじいっぽく無い口調ですね」

『うるせぇ』

『もう一度聞く。使い方は?』

「したいことを厨二病っぽく唱えてみてください。」

なかなかハードだ。ダンジョン攻略が恥ずかしくなりそうだ。

「とりあえず騙された気持ちで。」

『"ファイリニスティングスラッシャー"』  ……………

騙された気持ちと言うか、本当に騙されたようだ。

よくよく考えるとそれは魔術ではなく魔法の使い方であろう。

「ごめんなさいごめんなさい(笑)本当にするとは思わなくて(苦笑)」

こいつ、魔術で呪ってやろう。記憶があるうちにこう思ったのは実に47回目ほどであろうか。

今はそれが本当にできそうだからワクワクして仕方がない。

『それで、本当の使い方は?』

「腰につけたそのチョークの粉的なのをその腰につけた棒で腰にある説明書通りにすればできると思います。」

長い。と言うかなんでも腰に揃ってんなこの世界

fmfm。。

~熟読して56時間後~

やっとできたぞ!!

それにしてもでかすぎだろ。この陣

うちの田んぼでも日本で何番目かにでかい田んぼで三百反ぐらいあったのに六千反ぐらいあるぞ。こりゃあ塔の攻略には使えねぇな。

しかもこんだけして木の棒ランダムに空から降ってくるだけって。

バカじゃねぇの?ここの世界の管理人

お疲れ様でした。

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