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私とゼロ様
私は貴方に恋をしました
言葉では表せないくらい募るこの思いは愛だと思います
ゼロ様は勇者だった
私はその護衛に選ばれた魔道師長、ああ貴方をみた瞬間虜になりました
漆黒の艶やかな髪に 整った顔
切れ長の涼やかな目は髪と同じ漆黒で
肌は透き通るように白く滑らか 薄めの唇は緩く弧をえがく
均整のとれた体は適度に筋肉がついていてスラリと手足は長い
私は堕ちた
そう思うことしかできなかった
私は恋や愛には興味が無かった
でも もう駄目だ
男を好きになったなんて、と思われるかもしれないがこの想いは止めることなどできない
それからゼロ様の傍で護衛として過ごす日々は悶々としながらも満ち足りた日々
だった
でも、ゼロ様が勇者としての役目を終わらせた時私はゼロ様がこの城を離れる
とゆうことは容易に想像できた
だから私は王様に必死で詰め寄りゼロ様が女性だとゆう事実をつかむことができた
別に性別は関係ないが都合がいい
まあ逃がすつもりは毛頭ないですけどね
それから私はゼロ様へのアプローチをはじめました
これから絶対に振り向いてもらいます、ゼロ様