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自転車で、またスクリーンで会える日まで  作者: 今田今日史郎


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映画館

大学2年の夏。


みーん、みーん、みーん。


「暑いな〜」


僕は扇風機のスイッチを入れた。


昨日のバイト帰りレンタルビデオ店で映画を2、3本借りた。


僕の名前は田中健治。


趣味は映画鑑賞とオアシス。


僕は、1本目の7人の侍を見たあと、世界の真ん中で愛を叫ぶをみた。


ピンポーン。


僕は慌てた。


「はい」ドアを開けた。


そこには、バイト先の後輩の上野杏沙子が立っていた。


「先輩、アイスを2個買ってきたよ」


僕は動揺した。


「おう、どうしたの?」


「近くによったから、元気かと思って」


「ありがとう、よかったら借りた映画でも見ていく?」


「私も暇だから見てく」


僕はクーラーのボタンを押した。


「ちょっと待って、部屋片付けるから」


僕は部屋を片付けてから杏沙子を部屋に入れた。


「先輩の部屋思ったよりきれいだね」


「そうかな〜」


僕はてれた。


杏沙子がアイスをくれた。


「なんの映画ですか?」


「世界の真ん中で愛を叫ぶ」


「知らない」


「みてみようよ」


僕はみていないふりをした。


映画の内容は、白血病で女の子がなくなり、その骨をオーストラリアにまく話だった。


「感動した」


「どこが?」


「なくなっても、その人のこと思っているから」


「たしかに」


「ほかは?」


「白血病の女の子の女優さんもかわいい」


「そうかな〜」


僕は半信半疑に映画の感想をきいていた。


「私、夕方からバイトだからもう帰るね」


僕はひきとめようとしたが、


「わかった」


と言いわかれた。


それから僕は杏沙子が真剣に映画をみていた顔を思いだした。


「俺のこと好きなのかな〜」とぼんやりと考えた。


「俺なんで映画好きなんだろ〜」言葉が浮かんできた。


「今度昔好きだった映画でも見てみようかな〜」


ピンポン。杏沙子が立っていた。


「先輩、携帯忘れたみたい」


僕は部屋の中を探り、携帯を杏沙子にわたした。


「ありがとう」


「いいよ、気をつけて」


「ありがとう」


杏沙子をみおくった。


部屋から夕焼けをみた。


次の日に映画を思いだした。


「原作小説が図書館にあるからかりにいこう。」


自転車で図書館へ向かった。


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