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旅する酒場の魔法使い 第一部  作者: アカホシマルオ
第二章 緑の魔境
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第一章「砂漠の惑星」あらすじ

第一章のあらすじです。

長い序章が終わり、第二章からはいよいよ宇宙を舞台に物語が動き始めます。


 

 太陽系から遠く離れた辺境にある砂漠の惑星に、二人の魔法使いが生まれた。


 砂漠の内乱で家族や仲間を失った少年は、兄妹のように育った猫と二人で町を脱出し、不毛な砂漠の中で新たな力を得る。


 少年の名はコリン。その力は砂漠で千年以上眠っていた恒星船の機能を一部再稼働させ、巨大なサンドワームへと姿を変えた。

 ワームは家族と共に育った酒場を背に乗せたまま、地上を自在に移動するようになる。


 ニアという名の猫は自らの魔法により人間の少女へと姿を変え、傷ついたコリンの心と体を癒した。


 二人は移動する酒場の営業を続け、行方不明の家族や友人の消息を求め、砂漠の町から町を彷徨う。

 だが同時に、少年の町を滅ぼした謎の犯罪組織もまた、彼らの行方を追っていた。



 やがて二人は、混乱の中で密かに街を脱出していたかつての仲間三人と再会を果たし、一緒に旅を続ける。


 そんなある日、彼らは砂漠の中で、その混乱を生んだ当事者と邂逅する。

 その背景には、惑星開拓以来続く人々の対立と繰り返される挫折、銀河宇宙への憧憬などが隠れていたことを知る。


 砂漠に特大の砂嵐が迫る中、盗賊団に捕らえられた少年たちは、力を合わせて決死の脱出を試みる。

 砂漠の戦闘で傷ついたサンドワームは傷を癒すため砂漠の深くへと身を潜め、活動を停止した。


 生き残った少年たちはヴォルトと呼ばれる亜空間の食糧倉庫を経由して、新たな船『オンタリオ』へと足を踏み入れる。


 そこは以前の恒星船とよく似た、小型レストラン船の内部だ。


 だがその船は惑星の上ではなく、銀河の星が瞬く宇宙を漂っているのだった。



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