第81部分 歌詞の意味するところ…毒吐き
第81部分 歌詞の意味するところ…毒吐き
前職で関わった仕事の中で、若い方々がラジオやTVの番組制作の指導監督をする業務があった。
サティ自身が何をするというワケではなく自主性を重視し、全体を見ながらただ聞かれたことに答えるだけだったが、数本のラジオやらTV番組やらを「創る」ことは結構大変な業務量であった。制作する目的はそういう系の「コンテスト」に応募するためだったワケだが… これも勝ち上がって全国大会まで行くとなると桁違いの労力が必要とされるので、正直めんどうくさいなぁというココロの声を押し殺して、少しでも良い作品を作るように尽力したものである。おかげで…まあ達成感は何度も味わうことができましたww
さて… コンテスト応募に当たって、関係者には「by-lows」(規約)が配布され、それに準拠して作品を創っていくのだが… その書式例には毎年同じ記入例が印刷されている。その中の音源記入例として『ガラスの中年』という架空の楽曲があった。
言うまでもなく昨年および今年(2025年)の話題をさらった? 某ホモ疑惑事務所やら中〇氏の性上納疑惑に揺れた事務所所属の「KANSAI-kids」を代表する曲をもじった曲名だろう。上納はあの業界の慣例だろうし、あの事務所に入ること自体がすでにモ~ホ~OKみたいなものだと思ってたよ、はい… 今更疑惑だの言われてもねぇ…
まあいいや。
その『ガラスの中年』の元歌だけど、なんであんな歌詞で売れたのか、さっぱり理解できない。
歌詞を書いた人は「二股掛けられ、しかもフラれた可哀そうな少年のウチヒシガレタ心情」を描いたのかもしれないが…
フッタ女から見れば『嫉妬したからってなに私のこと誹謗してんの? 関係ないじゃん、キモイ』で切り捨てる案件だし。
それより第3者から見れば… いや、不確定な条件が多すぎて、彼の主張を全面的に採用することはできんぞ。
”そんな小さな石”とは宝石付きの指輪かもしれないが、オンナが見ているのはその経済力とその女に投資する気合度である。”未来ごと売り渡す”という解釈は、女の心情を無視するというか女の心情と性格を忘れた身勝手な見解である。”フラれた少年”が常時女の行動を監視していたストーカーでもない限り、彼が知らない何らかの事情が介在している蓋然性は否定できない…どころか当然存在するハズだ。
あの歌が売れたということは、世間も共感したからなのだろうか。
おお、この曲は売れたかどうか知らないけど、似たようなテイストの曲があったっけな…
たしか… 作者はすでに鬼籍だったかと思うが、いまから40年ほど前のアルバム曲ではあるまいか。
照明を落としたダンスパーティの設定だったように記憶しているが… 違ってたらごめんなさい
オレが好きなのを知ってるのに他のオトコとこれ見よがしに踊るとかヒドイ…
可憐そうに見えるのに可憐じゃないなんて、「悲しいオンナだね、キミは」とやはり人格否定で終わるところはモチベーションとして共通している。
流行に鈍感…というかほぼ乗ったことがない私であるが、流行歌などを聞くともなく聞いていて、アレ? と違和感を感じる歌詞は多い。
一説によるとヒトの脳はリズムに遭うと酔ったように騙されやすくなり、たとえ矛盾した歌詞であってもろくろく吟味せずに記憶に留めてしまうのだという。そういえば戦争時なんかでもプロパガンダを巧みに混ぜ込んだ宣伝歌とかダンスとか、ああいう「リズム」に載せられたものに対しては層倍の警戒心を持って対する必要があるようだ。
大物女性演歌歌手がヒットさせた♪舟歌♪はとても良い楽曲ではあるが、歌詞がどうしても引っ掛かってしまう。
「サカナはあぶった イカで良い」とは何事であるか。
網にかかり命を落とした上に開かれ干され炙られたイカに対して如何にも失礼な言動ではあるまいか。当然「サカナはあぶった イカが良い」でなければ納得できないよ、わたしゃ!
しかしこんなのはまだマシな方である。
いみじくも嘉門達夫氏が作品の中で指摘したように、なにが一番大事か皆目見当がつかない♪それが大事♪
「マリンスノー散らし泳いでく」とかいったい深海何百メートルを泳いでるのさ…と驚きたくなる♪ブルーエンジェル♪
ニンゲンが泳げる深さの、しかも小さな粒子なら、それは「濁り」と称します。マリンスノーの意味を調べたのかなぁ…
「心配ないからね」と全く根拠もないのにとことん楽天的に歌い上げる♪愛は勝つ♪。さらに「与えて裏切られ、愛は育つもの」という追撃は何回読み直しても意味が解らない。「与えて裏切られたら疎遠か別れる」のが普通だと思うが、この曲は大ヒットしているから世の中の方々はきっと共感したに違いない。
♪錆びついたマシンガンで今を撃ちぬこう♪に至っては、ならやってみろよ… というレベルじゃないかいな。錆びてたら引金は動かないし、CRCのおかげで仮に撃鉄が動いたとしても、弾丸が詰まって銃身が暴発するのは目に見えているワケで… だからこれは自殺志願者の唄ということになってしまう。
歌詞だからといって、あんまりな矛盾を平気で書くのはいかがなものか。
まあウソにウソを重ねて塗り寝てでも固めてでも「綺麗に見せる」のが芸能界の常ではあろうが…




