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第76部分 妖怪”かまいたち”どのの性格分析(プロファイリング)

第76部分 妖怪”カマイタチ”どのの性格分析プロファイリング



先にお断りしておくが、この稿はお笑い芸人"かまいたち"さんとは何の関連もない。

個人的に好きではあるがそれは措いといて、ここで言うカマイタチとは元祖たる”妖怪”の方である。


もういつだかわからないくらい子供のころ、おそらく”鬼太郎”などのテレビ番組の影響だろうか、”カマイタチ”という現象があることを知った。

そしてそれが、もしかしたら”妖怪の仕業”かも…いう嫌疑まで掛けられていることを知り、今日こそそんな目に遭うのかもしれない…としばらくはそよ風にもおびえる日々を送ったものである。


その解説も曖昧模糊あいまいもことしているが、

旋風せんぷうが吹き抜けるとき、手足などの一部がまるでカマで切ったようにスパッと切れてしまうことがある。その傷は痛みはなく血も(ほとんど)出ない」みたいなナレーションが付いていたような気がする。しかし思い出そうとすればするほどアヤフヤになっていってしまって非常にもどかしい。たしか「風が吹き抜けるときなにかのはずみで”真空”状態が生じて、たまたまそこにあった手や足が裂けてしまうのだ」という感じのもっともらしい解説まで付いていて、いかにもフィクションらしい妖怪よりよほど現実感を感じたものである。

カマで切ったように「鋭利」なのか、それとも傷の形がカマの形のようなものだったのか、どちらの説もあるようで、そのあたりの実態不明な感じもいかにも妖怪らしい。

まあわかっていたらすでに妖怪じゃないんだけど…



思うに傷口はぱっくりこんと派手に口を開けていて、それでいて出血がほとんどないのは奇妙だけどまあカマはよく切れるし、傷の形がカマで負った傷口に似ていると言うなら「カマ」の由来は納得しよう。

ではなぜ名前に「イタチ」が出てきたのか。体は小さいながら肉食で、素早い動きによって急所を攻め、自分よりも大きなノウサギなんかにも大胆に襲い掛かり捕食してしまうアノ通り魔のような戦法から”イタチ”が連想されたのかも知れない。


しかし画像検索で出てくるイラストはあまりに安直すぎないだろうか。

なぜと言うに、どれもこれもイタチの「前脚」がカマキリみたいになってたり、逆向きにやいばが付いていたりとかなってるだけだから…

あの前足のカマは邪魔にこそなれ、イタチ本来の素早い動きを起こすに当って障害になるに違いない… というか無理だ。単に相手の腕か足かに傷、しかも致命傷でない傷を負わせたいだけなら、すれ違いざまとか追い抜きざまに相手の横をすり抜けつつ「後ろ足」で切りつけてそのまま逃げる方が合理的である。カマを手に持つ想定はそこにとどまり直立して相手と対峙対決することを目的としている場合であり、結局は人間の発想であって妖怪の実用には適しないように思える。


というかそもそも…

”カマイタチ”の目的は何だろう。

無闇むやみにヒトを傷つけてみたい… という抜き打ち的辻斬り的通り魔的な性格なのだろうか。それは「誰でも良かった…」 というアレ(基地外)の発想ですよ、カマちゃん… それは、あかん!

やいばは芸術的な三日月型に曲がっていても、そこまでカマちゃんの性格は曲がってないだろな。


根拠? 曲がっていたらるまでヤルでしょ、ね。少なくともヤル力量りきりょうは充分以上にあるのだから…


そういう「殺さなくちゃ」というゴルゴばりのスナイパー的な仕事ではなさそうだし、「血を見たい」という欲求でもないのは明らかである。なぜか共通して語られている特性として「血が出ない傷」が上げられていたではないか。んじゃ肉の色を見たいのか? なら肉屋行けよって、おい…

必”殺”… ならぬ必”切”仕事人だとすれば、依頼者や雇用主がいるはずだ。報酬だって要求するだろうし生活のために必要だからやってるなんて、普通の自営業じゃないか。やっぱ妖怪にはロマンを求めたいからね…


自身の力を見せつけたいだけだったのかも知れないし、趣味だとすれば悪趣味だし、いたずらだとすれば子供並みの低レベルな発想だ。しかし仮にプロファイルをしてみたならば、これがもっともしっくりくる解釈になるように思える… つまりは”愉快犯”だ。


愉快犯にもいろいろな程度がある。

「もう、ダメじゃん、そんなことしたら、迷惑になるでしょ…」 なんて怒ってもらいたいんだとしたら、妖気漂う”カマイタチ”どころか単なる「カマっテちゃん」ってことだしな。

いやまてまて、こういうこともあるかも知れないぞ… それは”放火魔”なんかにときどき見られるヤバい性癖である


それは、○〇することによって”性的快感”を得る、つまりエクスタシーを感じる手段として例えば”放火”して”火事”を起こすというあのタイプだ。カマちゃんは相手に悟られぬうちにバッサリ切って素早く退散、そっと物陰に潜んで待っている。そして被害者が「あ、なんだこの傷は、いつの間に…… 痛みは感じなかったし血も出てない… ぬぬぬ、さてはカマイタチか… 無念」とか口惜しがるのを見て興奮し、おNaNiーぶっこいてるんじゃないかと思うと………… 


なんか幻滅する。

ただ、それならもっと頻度(日数あたりの回数)が多くても良いはずだ。



実際のところ、本当に”カマイタチ”に遭った人など居るのだろうか?

還暦にいたるまで生きてきて、しかし”カマイタチ”にヤラレタという人を一人も見聞きしたことがなかった。1学年280~400人程度の職場に三十数年在職しても、である。


「本当にカマイタチに遭った人はいないのだろうか…?」

いま改めてネットで検索すると、意外にも該当者がいるようで却って驚いてしまった。

Q&Aは「知恵袋っぽいサイト」からのほぼ引用。ちなみに★はサティの感想である。


Q:かまいたちって本当にあるんですか?

A:あります。体験者です(複数名)


Q:かまいたち現象とは何ですか?

A1:鎌鼬かまいたち、 鎌風ともいう。 道などを歩いているとき,突然鎌で切られたような傷を受ける怪異現象の1つ。 出血もなく痛みも感じない。

A2:突然、頬や脚などに鎌で切ったような傷ができるのが「かまいたち」。 旋風が発生し、空気中に真空ができ皮膚が触れると、体内気圧と対外気圧のバランスを保とうするために発症するといわれています。 

★でもでもさ、掃除機を「強」にして肌を直接吸わせても皮膚が裂けることはないけどさぁ… 自然状態でそれ以上の強い真空が瞬間的にでも生じるとか考えにくいんだけどなぁ 


Q:鎌鼬の原因は?

A1:かまいたちに遭遇した人は寒い地方に多い。風の強い乾燥した日に発生しやすいとのこと。

 強風のとき、乾燥した日

 → 旋風により砂粒が高速で飛ぶ・気が付くと切られている

   ★砂粒の質量おもさで? 超高速?

 → 砂粒なので気が付かない・痛みが少ない

   ★そんな日に裸で歩くワケじゃなし、気付くだろ…

 → 寒いので痛覚が麻痺・血流が少ないので出血が少ない   


Q:かまいたちの言い伝えは?

A:人を切る魔風は、中部・近畿地方やその他の地方にも伝えられる。 特に雪国地方にこの言い伝えが多く、旋風そのものを「かまいたち」と呼ぶ地方もある。 寒風の吹く折などに、転んで足に切り傷のような傷を受けるものをこの怪とする。 信越地方では、かまいたちは悪神の仕業であるといい、暦を踏むとこの災いに会うという俗信がある。  

 ★転んで…? だったら転んだときの通常の傷かもな。誰かが暦を踏むのを観察してる監視員がいるってことかしらん… 暇でスマホ見ちゃいそうですが、時給いくらだろ… 最低時給も上がってますからね。


Q:自然現象のかまいたちは何ですか?

A:季語としての「鎌鼬かまいたち」は、冬の季語(三冬の季語)である。 分類は天文。 外気で皮膚が鋭い刃物で切ったように傷つく現象を指し、昔(およそ江戸時代以前)は、イタチ(鼬)もしくはイタチに似た謎の怪異、あるいは風神の仕業とされていた。

 ★なんか嚙み合ってないなぁ…


Q:かまいたちの切り傷の原因は?

A1:「かまいたち」=突然皮膚が裂けて、鋭利な鎌で切ったような切り傷が出きる現象。 気候の変動で空中に真空部分が生じたとき、これに触れた人体内の空気が、一時に平均を保とうとするために起こるといわれる。 昔は目に見えないイタチのしわざと考えられたところからいう。  

 ★気候の変動っていうより普通に「風」でしょ。「人体内の空気」って肺と器官支等口腔付近に集中してますよ。窒素も酸素も二酸化炭素も溶解またはヘモグロビンと結合した状態です。一時に平均を保つってどゆことよ?

A2:鎌鼬現象は、寒い地方でよく起きるそうです。人肌は気温が下がるとピンと張り、傷つきやすくなります。

 気温が下がって肌が傷つきやすくなる

 →風が吹き、小石などを巻き上げる    ★もう竜巻のレベル?

 →人肌にぶつかり、肌を裂く      

これが、今では有力な説で今日ですね  

 ★この程度の状況で負う傷で「肌を裂き得る」ものだろうか。せいぜいかすり傷でしょ。通常の台風程度なら「小石」レベルは飛ばないけど、旋風(つむじ風)なら局所的に大きく重いものも「巻き上げられて」いくかな。


A3:つむじ風で真空が生じて切れる、ってのは俗説で実際にはないといわれます。実際には飛んできた細かい石や葉が切れるタイプの草などで傷になってるだけです。  

 ★うん、そうだろね。ただ草で切ると傷は浅くても出血するし痛いんだよね。この辺は傷口を見たことがないのでわからないから、いまから画像検索かけてみよう…



【画像検索結果】

なんか、ちがう。

想像してたものと、全然ちがう。


想像してたのは、長さも深さも数cmにおよび、肉に切れ目はパックリコン… そのくせ血がほとんどでてないような、ほとんどブタロース塊に包丁を入れたような場面。

対して画像検索結果は驚きのほぼ”みみずばれ”程度のもの。なるほどあれじゃ血も出ない訳だわな。痛くない理由もわかる。きっと何かに気を取られていたんだよ… そういうときってあるよ。サティだって何回もカマちゃんに遭ってるさ、うん。


なんか急に冷めた。

もう終わろう。

もう道端でヤツに出くわしてもへっちゃらだよ。


気がおかしくなった放し飼いのピットブルとか人間の方が、例えばおそロシアのブーチンだの台湾とっチャイナのプーサンだのの方がよっぽど恐ろしいもんさ。


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