第65部分 最安値の資格試験合格術2 過去問の日々
第65部分 最安値の資格試験合格術2 過去問の日々
【テキスト2巡目】
サティはこうして2~3週間かけて1冊1巡目を読み切り、続いて2巡目に入ります。一度は読んだ内容なので速度も上がりますが、
「アレ? こんなところあったっけ?」
みたいな部分に巡り合います… しかもしばしば、ね。
不思議ですねぇ、ちゃんと読んだはずなのに… でもそれでも悪くはないのです、ニンゲンだもの(みつを)
2巡目が終わるとテキストはもうお役御免に近い扱いになります。なんなら封印しても…
さあ、ここでかつて無謀にもチャレンジした「模擬演習した過去問」をやってみましょう。
こんなテキトーな訓練でも5~6割は取れるようになっているかと思います。場合によってはすでに合格点を超えるようになっているかも知れません。でもまだ天狗になるのは早過ぎますね。だってこの問題、つい最近やったことある問題じゃないですか。
まだまだ自分の実力じゃない!
でももし… もし元のままで成長が見られなければ、もうきっぱりと諦めるべきです。
おそらく無駄ですよ、そりゃ…
さて、きちんと成長の跡が見られたとして、ここからはひたすら問題演習の日々が始まりますが…
今回の衛生管理者の試験は6~7年前に法改正があったようです。ついでにさらに前には試験の問題数とかも変わっていたようでした。送料込み(無料とは敢えて書かない)にするべく、ついでに200円(安すぎ注意!)で購入した問題集は平成12年刊行とかで、さすがに…ねぇ。1回あたりの問題数も今は44問なのに対して当時は40問しかなかったらしく、8回分のうち4回分をやった後は文字通り封印しました。
そういうサイトで公開されている過去問は1年について前期と後期の2回分、これを最低1日に1回分やるものだと自身に約束しました。余力があればもう1回分を加えます。そして休日は2回分をノルマとして課しました。試験時間は1回で正規には3時間ですが、どんなに迷っても考えても90分あれば充分です。まあ迷っても仕方ないや、トライトライ、と割り切れば、答合せを含めて60分程度で収まります。疑問がある場合は別ですが、正答だった場合は解説はスルー、誤答の部分には数行の解説を読んでとりあえず納得するだけですからね。
あとは分野ごとに集計して得点率を出すだけなので、今までと変わらぬリズムで生活できます。こうして昨年から15年分の過去問30回分を一通りやりきるのに3週間ほどかかりました。ここまでやってわかったことが5つあります。
1つは生物の身体に関する問いはケアレスまたは表現上の理由以外で間違えることはまずなかったことです。そして製造の禁止もしくは制限がある化学物質等は限られているだけでなく、答になる物質も限られていることもわかりました。例えば選択肢の中に「ベンジジン」があればそれが正答なんですね。当然ながら誤りは「法令」部分に集中していることも証明されました。これなら対策は簡単ですね。
2つ目は点数を合計した場合、この段階で合格点である6割前後は取れるようになっていたことでした。多いときは75%程度、不出来だったときでも55%前後の得点率が30回分の3回分であり、50%を割ることがなかったのは大きな自信に繋がりました。つまり「法令」部分さえコンスタントに得点できさえすれば、まあ心配ないだろうという先行きが見えたことになります。
3つ目は、その「法令」部分でも繰り返し正解を出せない部分が絞り込めてきたことです。サティが苦手としていたのは、第1種衛生管理者、衛生工学衛生管理者、総括衛生管理者、労働衛生コンサルタント、産業医などについてどんな種類の事業所がどんな作業を何人以上で行うときに必要なのか、その危険業務の種類や労働者数、専任や専属の違いなどで、率直に言ってこれは最後までマスターできませんでした。
この問題は必ずと言ってよいくらい第1問目で出題されるのです。最初は気持ちよく正解したい気持ちもありますが、こんなところで迷って焦って逡巡したら、他の問題を解く心理に影響が出てしまいそうです。よってサティはこの第1問を飛ばして第2問から解いていく決断をします。
…というか、この問題に苦戦したのは1問くらい間違っててもどうせ合格できるからいいや、と開き直って真面目に取り組まなかったせいでもあります。そんなこと、今はわからなくても実際に判断しなきゃいけないときは規定に当てはめてゆっくり判断すれば良いだけのことです。なにも今そんなことで卑下して落ち込み、自信を失くすなんてアホらしい行為をする必要なんかありませんからね。こんなよくわからんことをわかろうと頑張っても1問正解するかしないかの違いしか生まれないのです。なら他の問題をしっかり正答できるようになる方を選ぶべきなのです、はい。
4つ目は… 出題傾向が徐々に変わっていることです。数年間は比較的出題され方が変わるだけで出題分野は似ている、つまり過去にいくほど昨年や一昨年と遠く離れていくとサティは判断しました。よし、ヤル分は少ない方がよろしい、ここで思い切って過去10年分、つまり20回分だけを対象として徹底復習することに決しました。
数年前に役目が終わったノートの、まだ何も書かれていない余白ページを利用して40の枠線を4行手書きで増やして毎日毎日1列、または2列ずつ44行の解答案を足して今後の準備を完了しました… って、準備ってほどの準備じゃないですよね、テヘ
そして5つめですが… ここが肝腎なところです。似た傾向の問題は、繰り返し繰り返し多少形態を変えながらも類題が出題されていました。中には選択肢の順番さえ変わってないものさえあったりします。ヒトを小馬鹿にした態度ですよね… 特に同じ年度の問題の中にその傾向は強く見られました。まあその年度中は問題を公開しないので支障ないと言えばないのですが…
さらに同じ傾向の問題は上から数えた番号順「第〇門」まで同じであることが多く、結果その番号付近の問題に集中して×マークが並んだりすることになります。
幾つかのパターンが決まりきっている例を挙げてみましょう。
第6問 酸素欠乏:誤っているものを答える
答えは2。海水が滞留したことのあるピット、と来たら、それが答。
理由は海水が滞留したあとには酸素欠乏だけでなく硫化水素が充満していることがあるため、酸素欠乏と硫化水素の危険作業主任者が必要なんだそうです。知らんけど、まあ理屈はわかる。
第7問 じん肺法:誤りを答える
答えは5。じん肺管理区分が管理三…療養を要する、ときたらそれが答。
管理三ではなく四だからだそうです。知らんけど…
第12問 蒸気:常温常圧で蒸気として存在しているのはどれか
答えは アクリロニトリル、アセトンのどちらか
ニッケルカルボニルとか最初覚えたけど、答えになっているケースはなかったですね。つまりテキストを丸暗記なんてナンセンスな話で(←読むのが無駄とは言ってません)、一度過去問を分析してからマーカーでチェックした方がベター、ということだと改めて確信しました。
第15問 作業環境における騒音:誤りを答える
答えは3。単位時間について10分間ごとの…
理屈は全くわからないが、とにかくこれが答。
またこういう具合に、数字がもっともらしく出て来るものは誤答である場合が多い傾向がありますね。これは「選択肢の改造がしやすいから」だと容易に想像できましたが… 手抜きだ!
数字の改変は他の例も挙げてみましょう。
正しい数値 改造例
危険レベルの硫化水素濃度 100万分の10 100万分の5
なんて安直なんでしょう。
酸素欠乏の目安 18% 16%
こまかい!
危険な二酸化炭素濃度 15% 1.5%
うむ、このくらいなら分かり易いですね
メタボリックシンドロームの基準
腹囲は男性85cm以上.女性90cm以上、内臓脂肪面積が100平方cm以上が正しい
第28問 喫煙室の環境:定められていないものを答える
答えは2。室内に流入する空気の「気流」は定められていない。
考えてみれば、流入方向と換気量が大切なことはわかるが、「気流」の様子を調べても、ねぇ
「おい、ちっとは工夫してんのか、出題委員さんよ…」
それでもサティはこの過去問20回分を7回ずつやり切った記録が残っています。不思議なことになんかひとつふたつはケアレスミスを犯すんですよね、1度も満点を取れたことはありませんが、一度も落ちたことがなかったのも、また事実でありました。
3周目くらいからはこちらも慣れてしまってどんどんペースが早くなり、なおかつテキトーな気分にもなってノートに記載する手間も惜しみ、ハンドサインで番号を示すように工夫して1回分44問を25分で解いていました。だからケアレスミスをするんですけどね。
もしもこのように順調でなかったならば、サティはもう一度テキストを引っ張り出したことでしょう。3回やっても解答できないような問題に対しては、テキストの該当ページにここで初めて赤やらマーカーやらの色分けをして徹底的に読み込み、ポイントを分析したかと思います。
おそらく本番でも正答率は90%を超えていたかと思いますが、なんちゃって、これはホラかも知れませんよww
こんなテストですから、逆に何度も落ちる方の気が知れません。ちゃんと準備すれば受かるような試験になってますので、むしろ落ちる方が難しいような気がしました。そして通信講座やら受験講習を利用する人の気もよくわかりません。お金が余ってるのかもしれませんね。
あ、そうだ。宝くじはおおみそかに抽選があったはずであることを忘れていました。
たのしみ、たのしみ…
そう、結果がわかるまでは…
まあどうせ、明日辞表を出す夢が叶うことは…
狼よ
いやいや
おお、神よ… 今日だけはあなたを信仰したいと、たったいま悔い改めました。
もちろん仏様も信じていますぞよ。
ちょっと抽選券を見てきます。
くそ、神も仏も居なかった、わかっちゃいたけどさ。
「%&“(%)(=)(‘&&$!」 ← 口汚く罵っている
♪ Imagin there’s no heaven & no religion too
Above us only sky
良いこと言ってるんだけどね…
人類のピースを希いつつ、
でもたった4人でさえもまとめ収めることができなかたんだよね。




