第4部分 「果物(フルーツ)」
第4部分 「果物」
おお… 読者の方からの感想、ありがとうございます。
カモノハシ様、ここあ様、ぬいぐるみ様、クラシックドール様、それぞれ楽しそうな話、真剣な打ち明け話、モフモフ(FUR大好き!!)とドーパミンのお話、脳が蕩けそうなオリジナル垂涎話をお送りいただき、光栄の至りです。
これに懲りず、幾度でも御寄稿くださいませ。楽しみにしております。
第4部分のお題は 「果物」です。こじつけでも何でも、フルーツ絡みの話題でお願いいたします。
サティからは… ちょっと、いやかなり恥ずかしかったお話をひとつ。
今から●十年前の冬、マクドナルドの水道橋の店でハンバーガーとイチゴシェイクを買い、東京駅から新幹線で帰宅する時の事。
1号車にゆったりと座り、さぁ食べようと買ったものを並べ、まずはハンバーガーをパクリ。
ああいうのって、三口も食べるとのどが渇きませんか? そのためのシェイクです。
ところが、さぁ飲もうと思ってもストローが入っていない…。あの甘く粘っこい液体を専用太目のストローが… なかなか吸えないもどかしさが母乳に吸い付く感じを連想させて「ソソラレ」ますが… とにかく紙袋の中を何度捜しても、無いものは無い。
さてはマックのねえちゃん忘れたか、と恨んでみても、時すでに遅し。
しかも口は水分を求めておりました。
仕方ない、意を決してプラの蓋を開け、容器からの直飲みを試みましたが、折から冬の寒気の中、シェイクは溶けるどころかむしろ固まって流れてこないのです。
容器を傾け… まだ来ない
もっと傾け… まだまだ出てきません
もっともっと傾け… まだまだ出てきません
そこでもっともっともっとかたむ…
がばっ!
どひゃっあ…
くそっ! 一気に全部顔に降ってきやがった。
まともに顔で受け止めることになった…そして当然受け止めきれなかったサティの顔。
そこから約2時間の間、サティは甘くべったりとした人工的なイチゴの臭いに包まれて帰宅しましたとさ。
もちろんできるだけ顔から容器に戻し、こぼれた分は有り合わせのハンカチやティシュで拭いたけど、そんなことでどうにかなる量じゃなかった…
お願いします。みなさまのステキなお話で後を何とかしてください。