第12部分 勇気
第12部分 勇気
わぁ… みなさま、ありがとうございます。
いままでだって何人かの方々のポツポツと投稿を戴いていて私はとても嬉しかったのです。
それが… この月曜火曜の間で一気に増え、サティはもうなんというか… ひたすらおったまげております。みなさまがある種の思い切りを持って書き、投稿していただいたその勇気に乾杯!
この文章たちがサティの目論見どおり本になるのかならんのか… 命運は皆さまが握っていらっしゃるのです。
近頃はおひとりおひとりの感想に感謝を表したい気持ちを抑えかねつつ、ひたすら時間がないことを恨む毎夜でありました。しかし今夜は思い切って、大いなるサンクスを込め「次話」を書くことにしました。ああ明日は大丈夫だろうか… などと言う前に、勇気を持ってさっさと書いてしまえば良いのです。
よし、今回のお題は「勇気」にしよう。
しかし、サティの勇気なんてねぇ… 勇気なんてあったっけか?
おお、あのときの話でよろしいでしょうか。
サティが泳げるようになったのは小学校2年のときです。しかし「飛び込み」ができなかった。
小学校4年。当時のプールは飛び込みも禁止じゃなかったですからね。
学校対抗の水泳大会の練習に呼ばれたときのことです。プールサイドで悩むサティに、ある先生がこう言いました。
「飛行機みたいにするから怖いんじゃないの? 手からずるっと落ちれば大丈夫。やってみてごらん」
当時は素直だったサティは上で手をそろえ、そのまま腰を曲げて手から落ちてみようと試みました。
もちろん怖いです。なかなか思い切れませんでした。
「じゃぁその姿勢のままでいて。アタシがお尻を軽く押してあげるから、そのまま落ちればいいよ」
とても怖かったけど、勇気を出して押されてみました。
バシャ~ン
うわ、できたよ!
「できたできた、先生できたよ」
「ね、できたね、すごいね、頑張ったね」
「でも先生、けっこう痛いよ」
「えっ、お腹は痛くないはずでしょ…」
「お腹じゃなくて手だよ。プールの底を思い切り突いちゃった。もうちょっとでアタマ打つとこだった」
「あっ… それは、水中に入ったら手の指を反らすようにすると自然に浮いてくるんだよ… わかった?」
そんなこと知らん… そんなん一言も聞いてなかったゾ。
こうして勇気を持って『飛び込み』を克服できましたが…
そうやってアタマを強打し、中には頸椎損傷で麻痺が残ったり亡くなったりしたヒトも居たことを高校くらいになってから知りました。そしてそれがのちのち「飛び込み」が禁止になった理由の1つでもありました。
以来、サティはあまり「勇気」を出さないようにしています。(それって意気地なしって言うんだぜ…)
むふふ… みなさまの様々なエピソードをお待ちしております。




