第103部分 異類婚姻譚⑤
第103部分 異類婚姻譚⑤
私の乏しい知見の中に限定するとの異類婚姻譚のパターンの多くはパターン⑴、即ちニンゲン♂(オス)×異類♀(メス)の組合せである。代表的なのが「鶴の恩返し」であり、その他では「人魚姫」の人魚(もしかしてジュゴン?)、「浦島太郎」に登場する正体不明な…恐らくは実態は魚類であろう乙姫様、「雪女」の雪女などであろうか。これらの物語は性行為の場面こそ描写されていなくとも必然的に「あった」と断じられる展開になっている。「浦島太郎」では妊娠出産のシーンは見当たらないものの、あれだけ未練を残して実は何もなかった…ということは有り得まい。そもそもサカナに、特にメスに貞操観念などという概念はあるはずもなく… 魚類は基本的に体外受精タイプだからなあ…
確実に言えること… それはニンゲンのオスは「その気にならなければ」性行為は不可能であるゆえ、それぞれの主人公たちが異類との性交渉には疑いなく積極的な姿勢を取ったことである。現代アフリカの女性ギャング団のようにバイ〇グラを用いて無理矢理拉致監禁強珍なんて往時は無理だっただろうし… そもそもオスのマーク”♂”の矢印は「戦闘態勢になったチ△コ」を象徴するのではないだろうか。
あれ、そうするとメスのマーク”♀”の〇は膣口を、縦線は裂け目の意味だろうと類推できるけど… だとすると横線-の意味は何なんだろ??
あ、順番逆に誤解してる方も多そうな気がするけど、大地溝帯は元々ラテン語で、「fossa」が溝や穴やくぼみを意味しており、「magna」 が大きい、偉大なという形容詞なんだそうで… そういえばマグナ・カルタ(大憲章)なんてのも世界史あたりで習ったけど、やっぱりマグナが「大」なのか… するとマグナ・カルタは「デカイ歌留多」ってこと?
まさか、急に日本語入れるなって!
ふと気付いてしまったんだけどさぁ、まあ異類とは言うものの、それって本質的に獣姦とたいして変わるものじゃないよね。好みを除けば「刺して」驚く風俗習慣ではあるまいと。ニンゲンの好みは十人十色でさまざま… あっ、今の私はすごく抵抗あるけどさ(汗)…
あるけど、ニンゲンなんて環境次第でどう転ぶか判定できるもんじゃないから。
あるけど、じゅうかん… あれ、変換しないなぁ… さっきもケモノとカンインとを変換して合成したんだよね… 獣姦はキリスト狂的観点からみれば基本死罪を含む重罪だったワケで、これを裏返すと重罪にしなければ抑止できないほど裏では普及し支持されて盛況だったってこと。相手の獣もウシ、ウマ、ロバ、ヒツジ、ヤギなど欲情やら性処理の相手は様々であり… そこから推して考察すると、たとえばローマの円形闘技場あたりで
『次のイベントは性の剣闘士と雌獅子すなわちメスライオンとの獣姦ショーでございます」
なんて「驚きハップン、桃ノ木3分」なプログラムがあったとしても違和感がないほど。
無論そんな記録見たことないし、宗教上は許されるはずもない… あくまでも表向きは… だけど。
この逆バージョンはさすがに無理だろな… どう考えてもオスライオンはニンゲン♀(メス)に食欲を感じるにしても性欲を感じることはなさそう… もしかしてだけど性フェロモンでも塗りたくっておけばワンチャン…??
古来欧州の羊飼いたちは放牧の時期に数週間も家を空け、草を求めて山岳地帯したと言う。なんか放牧担当の羊飼いは以前は妻帯者しか許ったされなかったような記述を見たけど、今捜しても出典が見つからない。うろ覚えを覚悟で要旨を書くと「独身DTはヒツジ嫁を獣姦しちゃうからダメで、妻帯者はヨメ殿がいるから安心ダイジョブ」みたいな理由だった。でもこれ、まるで理屈が通ってない… むしろなんやかんやと口煩いヨメ殿から離れて、フリーな妄想を描きながら気楽に心行くまで快くなりたいがために、妻帯者が放牧に立候補したかったんじゃないだろうか。言い換えるとDTを体良く排除するための口実だったような気がするのは私だけ?
そんなん、妻帯の有無に関係なく99%以上の男性は性欲は超特盛りなんだって…
現に… あ、獣姦未体験者の私が説くより、いっそこんな「体験記」などいかが? 実体験なのか虚構なのかは判別できないけど、なんかリアルっぽくて…
https://www.moedb.net/articles/1610962276
「なんかもうクセになりそうっ」って感じが良くでていたので、物好きなかたは御一読あれ…
別の資料にも
「山羊や羊の女性器は人間の女性器とデザインが極めてよく似ている」とか、
「何十日も放牧をする羊飼いや山羊飼いが、そのメスを〝代用〟にしてきたこと」
など、もう好奇心を刺激する記述が盛りだくさん。まあ同じ脊椎動物だし、逆にそうそう違ったものじゃないハズだよね。あとはサイズ感の問題で、太平洋ほど広くても、貫通(姦通だけど)穿孔しちゃうほど小さくても意味が無いというだけのこと。
でもイヌやネコ等の異類に顔どころか手や足をベロベロ舐められることにさえ嫌悪感を感じるサティには到底無理そうだよ…
あ、これから獣姦てものを試してしみたい好奇心旺盛な勇者へ、二つだけ注意点を。
1つは感染症予防の観点。異類ヨメ殿がどんな病原体を持っているかわかりらない…ので、ノーガードはNG。かの悪名高き南米由来説が有力な性病はラマ等ラクダの仲間との獣姦の結果、病原体「梅毒トレポネーマ」がニンゲン界に乗り込んだ結果とも言われているからだ。よって必ず防具着用のこと。
2つにはこうした行為が「宗教上」または「動物愛護」の観点から罪に問われる可能性があること。ただしニンゲンの場合と異なり、成人とか年齢による制限は… あるのだろうか。たぶん、ないな、うん。
でもさ、家畜としてなら屠殺して食べちゃってもOKなのに、もしかしたら異類側にも愛情とか性的恍惚感があるかもしれない獣姦はアカンのか… そのへんの視点とか基準なんかがよく分からんな。
「人魚姫」でもマーメイドどのが王子様に対して依存気味のメンヘラを患ったことから推して、身体の関係がなかったとは言わせない。加えて出産育児にまで至った「ツル」と「雪女」については至極当然のこと。しかも避妊しなかった、または失敗したこともバレバレで、異類愛護の精神に反しているが… この両者についてはさらにもうひとつ主張すべきことはあるが… 敢えて先送りさせていただこう。まあ女性器のことなんだけどね。
ならばパターン⑵はどうか。
これは異類側がオスで、それだけに具体的に生生しい動物というより抽象的かつ神格的な存在であることが多いように思う。例えば日照りに雨を齎していただく代わりに池の主である「ヘビ」や「龍、龍神様」宛てに、ヨメ入りと言う名の「人身御供」として運命を割り当てられた乙女みたいな組合せだ。「ヘビ」は「龍」とも同一視され、また夢の世界では「男性」または「性行為そのもの」を象徴する生物であり、民話の世界でも男性の代理として登場することが多いようだ。かといって女性器にいきなり大蛇をぶち込むというワケでもなさそうだ。
もし仮に無理矢理頭からツボに挿入というか侵入させたならば… いかに穴居性とはいえ、そのツボは伸縮性だし、水分豊富だし…ゆえに当然酸素は不足して呼吸は不可能だろう。確かに彼ら蛇族は口一杯に獲物を飲み込みながらでも気道を確保できる生物だが、身体前半の全周にわたって空気がなければ(爬虫類のウミヘビ以外は)呼吸は不可能だ。いや、ウミヘビでも不可能かも知れない。このあとヘビが”苦しい”と膣内でたうちまわってくれたらまさに「女子の思う”ツボ”」だろうが、現実にはUターンして出ようとするか、気絶して動けなくなるというドツボに嵌るか… これは実験しないと分らないな。
お読みいただいているヘビーな蛇オナ推しの女性の皆様、これは学術的に意義ある実験なのです。ぜひとも結果を教えてくださいませませ。えっと、住所と年齢、性別女、証明用顔写真と実験実践証拠写真、あと電話番号とメアドを添えてサティまでお知らせください。
えっと、悪ふざけはここまでにしておいて…
バター犬という存在を初めて聞いたときはまさに衝撃的だった。へえ、女性も率先工夫してオナるんだ…と。バター犬という名の由来は、女性が自身の女性器を舐めさせる目的で局所にバターを塗って訓練したことに由来するとのこと。しかしあくまでもオナであって姦淫すなわち獣姦ではない。キリスト教を厳密に解釈すれば立派な「姦淫」だと解釈されるだろうけど、少なくともイスラム圏を除いて?現在刑法に触れるような行為ではない。
男性の立場で用いるオナ具は「獣」は除いてもクスリ、床、コンニャク、カップヌードル、TENGA等があり、それと同じ次元で上に挙げたような獣姦対象になる動物や漁師が用いたというエイやマグロ等の大型魚類が挙げられる。
一方女性側では指や掌によるマッサージや刺激だけでは表面上のパーツにしか手指が届かないワケで、必然的になんらかの道具的サムシングを希求したくなるワケだ。女性の急所というか刺激を必要とする部位は、男性が届かせたい突起凸部分よりもう少し下のやや遠目の位置に存在するため、姿勢的な観点からもやや無理ある姿勢にならざるを得ない。あ、どうでも良い話だけど「ヘビのクリト栗鼠発見」というニュースがあったっけな…
歴史的にも古典的なのが「張り型」や「コケシ」や「天狗の面(というか鼻)」などの伝統的工芸品だし、キュウリ、ナス、ニンジンといった伝統的野菜でもある。現代では飲料容器やプラ製品、さらにこちらもTENGAやマッサージャーという名目の振動機…と不自由はしない。
そういえば…はるか〇十年ほど前、陰では「ある野菜の名前」と呼ばれる娘がいた。競技カルタで全国有数の実力者だった彼女、後で知ったことだが中学時代にソレでオナったのは良いが途中で折れて抜けなくなり救急車を呼ばれたことに由来するという…ウワサだった。無論その真偽は分からない。
それにしてもネギってそんなに太いか? 硬いか? 折れやすいか? そして…腫れたのかなぁ、困っただろうな。
サティが助けてあげたかったよ、ほんと。
それから日本神話に見られるスサノオノミコトに救われたクシナダヒメのように「みんなのためだ」とか「この里の仕来たりじゃ」という空気に圧し潰され、泣く泣く何らかの妖の生贄として捧げられた少女たち。当時の風習がそうだったからとはいえ、ヨメにしろ生贄にしろ、数え年でさえおそらく12~17歳程度のほぼロリロリロリータの女性側に選択の余地はなく、ヤラレルなり喰われるなり、もう運命を甘受し相手の言うなりになるしかない。
捧げた娘はすぐ食われるのが定番だったはずだけど、それじゃ物語としては成立しないし、日本では特に男系家系を重要視する伝統があるせいか、何らかの異変や機転によってその才能や能力を見初められ、逆に末永く睦じく暮らしていく筋が主流を占めるようだ。この場合、食い殺されたくなければ必死に、まさに文字通り必死に、異類の興味関心を惹きつけようとあらん限りの知恵とお色気を全力投入して御機嫌を取り結んだことだろう。異類との性行為なんてさ、初めはイヤイヤのキモキモだったかも知れないが、恐らく営業時間の売春婦と一緒で(知らんけど…)すぐ慣れるだろし、一種のストックホルム症候群状態になり異類のダンナに好意を抱くことなんかがあってもおかしくないだろう。まあ正直女性ではないのでよく分からないんだけど。
この女子が「未来を切り開く」とするならば、とにもかくにも相手の異形とコミュを取り、性行為まで済ませて妊娠と出産というプロセスを通過する必要があるのは言うまでもない。つまりニンゲン女子は異形の相手に対して「ニンゲンを食したいという食欲を抑制または昇華」させつつ、かつ「自分の肉体の性的子孫繁栄的魅力をエサ」に相手の性欲を煽ってティンコを励起させ、さらに刺激してなにがなんでも射精にまで至らしめるという高等芸を演じなければ命は保証されず、また子孫も産まれないのである… となるとコトバやボディランゲージを用いた相当なコミュ力が必要になるだろう。もう一度言うが、失敗すれば漏れなく喰われるのだから、これがなりふり構っていられようか??
更に同棲妊娠出産ともなれば相手の異類族の性格や風習といった生活の習慣まで熟知する必要がある。
たとえば異類仲間の他人の家に入る行動1つとっても、
おとないを告げて、訪問先から許可の返事を得て、扉をユックリ開け、挨拶しながら中に入り
しかも季節の挨拶を述べながら扉をゆっくり閉め
例えば健康状況を訊ねたりお見舞いのコトバや先日いただいたモノの礼を述べたりする
といった気遣いが必要になるだろう。あれま、ニンゲンくさいかな…
とにかく一晩や二晩ではなく、今後数年に渉って異類の里に棲み続けるつもりなら、このくらいはできなくっちゃ困るってもんよ…
え、これってアレに似ていないか?
そうか…思い出した、アラビアンナイトだ。
あれはたしか一度交わった女を朝にはさっさと殺してしまうニンゲン不信のアラブの王様という設定だった。王に捧げるゆえ、無論処女限定であり、ゆえに手練手管もさほど期待できるものではあるまい。当然寝技工学を受講してから夜伽に出されるのだろうが、少なくともオトコ相手には実践したことがない…という設定でなければならない。ゆえに、王がヤリ捨てすればストックしている資源を食い潰していく上に宮廷内部でも”二度と戻って来れないよ…”と悪いウワサも立ってしまう。
それで… もう上納する女性が居なくなってやむなくフジテレビからナカイが… おっと筆が滑ったわ、やむなく王側近の大臣が自分の娘を差し出すとかいう筋だったと思う。しかしこの娘は機転が利くだけでなく寝物語が抜群に巧いワケで… ただし床上手であったかどうかは特に記録はされてはいない。
この娘、無論性交渉の後だろうけど、このニンゲン不信の王様に対して敢然と寝物語を仕掛けていくのである。ところが興に乗り肝腎の山場まで来ると、
「さあこれからどうなるのでしょうか。でも今宵はすでに更けましたゆえここまでといたします」
みたいなことを言って… これ寸止めじゃん…
この次の話の展開を聞きたい王様は当然娘を殺せはしない…という何とも機転と仕掛けの利いた都合の良い話。
王様の性格設定上
「ガマンできん、いますぐ話さんとコロすぞ…」
くらい言いかねないが、そういう時は毅然と欣然と
「ならばおコロし遊ばせば…」
くらい高飛車に出なければ、逆に命が危うい気もする。
こうして一夜どころか千夜を生き延びた末に王妃になった…とのことだから、これはもう器量と努力と才能としか言いようがない。それが千夜一夜物語の由来だったと思うけど…あいまい… それにしてもこの女性、タダ者ではない。シンドバットとかロック鳥とか、開け胡麻等もろもろ… アブダカタブラ、カタヒモブラブラ、アンタヌーブラ、ワタシャノーブラなんてな呪文も即席で考えたのかなぁ…
えっ、聞いたことない呪文があるって? へへ、バレたか… それはサティの妄想の産物ね。
それはともかく、おそらく現代でも大ウケするお笑いか俳優、脚本家として活躍できる女性であったころだろう。
ただ気になる点がないワケでもない。
こんなことを、しかも当然避妊もしないままで千夜も続けられるものだろうか。月に数日は生理休暇も必要だろうし、通常の男女がこんな性生活を続ければ身籠ってしまうのが当たり前だからさ。王様か、はたまたこの娘が不妊体質だったのかなぁ。
そもそも、おそらくどんなに器量が良くても名器であっても性格が素晴らしくても、毎日同じパートナーだと飽きてしまうんじゃないだろうか… だって元々飽きっぽそうな王様だもん。
あ、肉体関係係は別の誰かで済ませて、伽の寝物語だけはこの娘ってことも無いわけじゃないか。
歴史は勝者が創るんだから… 都合の悪い話は全カットの方向で。
う~ん、羨まし過ぎる… あ、いや、ナゾ過ぎる。
私も王様になっておけば良かったわ…