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幼馴染の女の子同士がイチャイチャする百合  作者: 百合大好きおぢさん
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新年度、通学中

私の名前は中谷美緒。この春から高校二年生。高校生といえば当然好きな人がいる。そして、私の好きな人は同じクラスにいる幼馴染の女の子。幼稚園に通う前から一緒にいた。というのも、私の住んでいるところは本土から船で三時間かけてようやくこれる離島。人口2500人。私も、私の好きな人もここで育った。同学年の人はたったの5人。生まれた時から一緒なのも納得できると思う。そんな環境の中で一緒に育ってきた好きな人の名前はーーー

「おはよう美緒」

「おはようけーちゃん!」

たった今挨拶を交わした女の子。伊藤圭。けいだからけーちゃん。肩までのびたサラサラな黒い髪。真っ白い肌。眠たげな眼。ちょっと猫背なせいであふれ出るけだるげな雰囲気。どれも大好き。

「今年も私の家よってから学校行くの?大変じゃない?」

 けーちゃんが言った。

「全然!はやくけーちゃんに会いたいし!」

「まあそれならいいんだけど・・・にしても美緒はほんとに私のこと好きだなー」

「あはっ、当たり前じゃん!ちっさいころからずっと大好きだよ!」

「はいはい、ありがとねー」

今は登校中。毎朝けーちゃんの家に寄ってけーちゃんと合流してから学校に行く。小学生のときからからの日課。そして今の会話も小さいころからずっと繰り返してる。私はけーちゃんのことが一人の女の子として好きなんだけど、けーちゃんは私のことをただの友達としてしか見ていない。小学校低学年のときにけーちゃんのことをすきになってから今までずっとそんな感じだからもう慣れたけど、やっぱりいつかは恋人同士になりたい。

「そういえばけーちゃん、春休みの課題ちゃんと持ってきた?」

「あー大丈夫大丈夫。多分。」

「多分って・・・せっかく一緒にやったのに忘れたら意味ないじゃん!」

「心配性だな美緒はー。忘れてたって死ぬわけじゃないんだからさ。早く学校いこー。」

そう言ってけーちゃんは私の手を握った。これも小学生のころからずっと。けーちゃんにとっては多分普通のこと。けど私は、つないだ手からけーちゃんの体温を感じるそのたびに、幸せな気分に浸っている。恋人同士にはなりたいけど、今のままでも十分満足。むしろ今の関係が壊れることのほうがこわい。告白してけーちゃんに嫌われるくらいなら死ぬまで今のままがいいとも思う。けーちゃんはサッパリしてるし優しいから、告白しても嫌われはしないと思うけど。それでも、今まで通りとはいかないだろうし。

「ねぇけーちゃん、今日は始業式の日だから半日で学校終わるし、お昼から家いっていい?」

「おーいいよ。この前のドラマの続きみよっか」

「うん!ていうか昨日発表された太田守監督の新作映画知ってる?めちゃみたいんだけど!」

そんなくだらない雑談をしながら手をつないで歩く。それだけで私は幸せ。このままこの幸せが続きますように。

小説を書くのは初めてなので拙い部分があると思います。直したほうがいいところやこのままでいいところを教えてもらえるとありがたいです。よろしくお願いします。

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