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第7話 看病②


 それではお楽しみください(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾




 15分から20分ほどだっただろうか。水島さんが卵粥を持ってきてくれた。


 シンプルに卵とネギだけだったが、しばらくコンビニ弁当が続いていたこともあり、凄く美味しそうに見えた。


『お口に合えば良いけど……』


『こんな美味しそうなの口に合わないわけがないよ。ありがとう!いただきます!』


 俺は卵粥を一口食べた。絶妙な塩加減や水の配分など今までに食べた事がないレベルで美味しかった。想像を超えてきた。正直1000円以上払っても良いぐらい。


『ヤバい……めちゃくちゃ美味しい……』


『本当…? 良かった……』


 俺は暫く寝たおかげで食欲が戻っていたのか、ものの数分で完食出来た。回復したとは言え、ここまで食べれる自分にも驚いた。


『ご馳走様でした!こんなに美味しいの食べたことがないよ、本当にありがとう!』


『お粗末様でした…… 大した料理じゃないけど…喜んでくれて…嬉しいです。』


 水島さんは頬を赤らめながらやや俯いてそう答えた。俺はその姿に見惚れてしまった。


 こんな良い人を彼女に出来たら凄く幸せだろうな…… しかもお隣同士だし。付き合えたら理想的な日々を送れそうだ。


 多分俺は今日この日から恋に落ちた。それからと言うもの水島さんを意識してしまう自分がいた。


『水島さん、今日はありがとう!大分マシになったからもう大丈夫だよ。』


『あ……うん。それじゃあ夕食だけ作らせて……』


『え、良いの…?』


『うん……多分だけど……東君料理出来ないと思うから。冷蔵庫とキッチンには何も無かったし……私が身体に良いもの作ってくる。』


 そう言って水島さんはまた隣の部屋へ帰っていった。


 俺はこの間気持ちを整理していた。でもどう考えても結論は俺は水島さんに惚れているという事だった。


 でも正直この関係性を変えたいとは思わない。今告白しても気まずくなるのは勘弁だし。ただテスト後なら自分の思いを伝えれるかもしれない。テスト期間中と違って失敗しても関わることが少ないし。


 俺は決心した。テスト後に水島さんに告白しようと。(倒置法)


 そして暫くして水島さんがタッパーに詰めた料理を持ってきてくれた。


『あの……鮭と筑前煮、それとほうれん草のお浸し、かぼちゃのサラダを作ったので、また時間が経ってお腹が空いたら食べてください……』


 それらは見た目的にもとても美味しそうな料理だった。何なら今食べてしまいたいくらいだ。


『ここまでしてくれてありがとう。せめて材料費だけでも出して良いかな?』


『いや、その……大丈夫です。』


『それだと俺の気が済まないから…… 1000円で足りる?』


『あ、はい…… ありがとうございます。それじゃあ失礼します……』


 水島さんはタッパーを冷蔵庫の中に入れてお金を受け取るとそそくさと帰っていってしまった。正直もっと話たかったけど、ここまでやってくれて感謝しかない。


 俺は水島さんが帰った後、寝汗をかいたパジャマを着替えて、また熱さまシートと氷枕をして寝た。


 起きた頃にはすっかり体調も良くなっており、熱を測ると36.8℃まで下がっていた。これも全部水島さんのおかげだろう。


 それにもう18時くらいになっていたため、タッパーに入ってある夕食をレンジで温めて食べた。どれもこれもお店で食べるものよりも美味しい。正直シェフ並みだと思った。


 俺は水島さんにお礼のRINEをうつことにした。


『水島さん、今日は色々と本当にありがとう。


 もう熱も大分下がったから明日から学校行くね。正直水島さんの看病が無かったら明日には行けなかったと思うよ。感謝してます。


 それに夕食もとても美味しかったよ、タッパーは明日学校から帰ってきたら返すね。


 それじゃあおやすみなさい。』


 お礼のRINEを送って俺は明日に備えて寝た。今日は風邪をひいた事に関しては最悪だったけど、水島さんに看病してもらえて、そしてさらに距離を縮めれた事はとても良かったと思う。


 それに……俺は水島さんに恋をしてしまった日でもあるからね……





 後書き失礼します。高校生読者が多いこともあり、少し私の高校時代の勉強についてお話し出来たら良いかなと思い、書いてみることにしました。


 この小説内での制度である、ペアで勉強って実際どう思われますか?


 実はこの制度は自分自身の経験からきています。


 私はいつも学校である友達とずっと勉強してました。その友達は私よりも賢い人で、よくわからない所を教えてくれました。


 一方の私も得意分野を教える事でよりその教科の理解が深まっていきました。


 その結果私の成績は途中からすごく伸びて、現役で国立大学に入りました。


 でもペアで勉強する事の本質は教え合うだけじゃないんですよね。


 受験って1人で勉強するとメンタル的に辛い事が多いです。友達と休憩時間にでも軽く話する事でリラックスやストレス発散出来る所が1番良い所だったと振り返って思います。


 それとその友達から刺激を貰えるんですよね。友達はこんなに頑張ってるのか、それだったら私も頑張ろうって。


 また受験の最後の方になると学校の図書館でみんなと一緒に軽く遊んだりしながら勉強してました。これも刺激を貰いながらストレス発散になりますね。


 今はコロナのため学校で友達と会えない人も多いと思います。


 そんな時はLINEとかで連絡を取り合うのも良いと思います。私自身はケータイを規制するなどは全くしませんでしたし。


 就職活動でもそうでしたが、1人で抱え込まずに周りに頼る事も一つの大きな選択肢だと思います。ただ人それぞれですので合わないと思う方は他の方法が良いと思います。


 それでも私は皆さんにとってこのお話しが少しでも役に立てれば良いかなと思ってます。




 長々と書いてしまいましたが、良ければ評価とブックマークをお願いいたします(●´ω`●)

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