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第9話 避けられてしまう


 それではお楽しみください(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


 案の定全く作れる気配は無く、結局はコンビニ飯になった。そんな気持ちだけで作れるわけがないよな……


 でもこれからは体調崩すと水島さんに迷惑をかけるのでどうにかしたいな……まあバランスの良い食事だけは心がけよう。


 そして8時になり水島さんが帰ってきたみたいだった。俺は水島さんのお家のインターホンを鳴らして出てくるのを待った。


 そして暫くして出てきたのは可愛いモコモコの部屋着を着た水島さんだった。やばい、破壊力ありすぎ……


 制服では余りわからなかったが、出る所は出ているし凹んでいる所は凹んでいる。それに足も長い。


 水島さんってスペック高すぎないかなど考えてしまい、暫く見惚れていた。そしてすっかり返すことを忘れていた。


『あの……どうかしましたか……?』


『いや、水島さんが可愛いなって思って……』


 俺は無意識に自分の心情を述べてしまっていた。完全にやらかした。


『えっ……私……可愛い……!?あの……』


『あっ、それはその…… 変な事言ってごめん…… これタッパーとお弁当!それじゃあね!』


 俺は急いで玄関から逃げ出し自分の部屋へと帰って行った。


 水島さんに変な事言ってしまったなぁ…… 嫌われなきゃ言いけど…… てか何で思ったことを無意識に言ってしまったんだよ。俺みたいな陰キャが言えるようなセリフじゃないだろ……


 でもその予想は当たってしまったみたいだった…


 次の日、俺は昨日と同じようにエントランスで水島さんと一緒に登校していく感じだったのだが、水島さんは余り俺の顔を見なくなった。


 話しかけてもずっと上の空で余り返事も無い。何度か呼びかけるとようやく気づいたかのように返事をしてくれる。


 これは本格的にやらかしたと思い、俺は謝る事にした。


『あの、水島さん!』


『…… あ、はい……なんですか?』


『昨日はごめん!その俺なんかが水島さんの事可愛いって言って…… 多分それで余り俺の事見てくれなくなったんだよね。もうこれから言わないように気をつけるから……』


『あの…… 私……嬉しくて……』


『えっ……!?』


『私って見た目が暗いじゃないですか…… なのでそんな姿の私に可愛いって言われたのは初めてで……』


『俺は水島さんは暗いとかそんなふうに思った事ないからわからないけど、とても大切な人だと思ってるよ。』


『た、大切……!? あの……もう限界です…… ちょっと用事を思い出したので先に学校行っててください……』


 そう言って水島さんはどこかへ早歩きで行ってしまった。朝にどこか行く用事があったのか? コンビニとかかな? でも俺にお弁当作ってくれていて、自分のお弁当作らないわけがないしな……


 まあとりあえず俺は嫌われてない事に一安心し学校へ向かった。


 でもそれからと言うものの、学校で俺を見るたびに顔を赤らめて少し避けられるようになってしまった…… 一応会話はしてくれるんだけど、目線が合わないんだよなぁ……


 今日もホームルームに図書館で勉強まで付き合ってくれて感謝しかないんだけどね。半分くらいは俺のわからない所を教えてくれる時間になってしまうのに。


 ただ土日は水島さんは予定があるらしく一緒には勉強出来ないらしい。なので俺は自分自身で取り組む事に決めて、家でめちゃくちゃ勉強した。


 そして次の週もいつも通り水島さんと一緒に勉強した。まだ少し避けられるようだったし、時々水島さんの用事が入ったりしたけど、かなり自分の学力は伸びたと思う。


 そうして2週間のテスト準備期間を水島さんとの勉強のおかげで成長した状態で終えて、とうとう高校生活で初めての中間テストが始まろうとしている。


 


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