おけけとたまの英語
9 おけけとたまの英語
夫は英語の文法のまま、日本語にしてしまうことも多い。
例えば、英語では必ず最後につける言葉も日本語ではおかしかったり、英語で同じ言い方なのに日本語はたくさん種類がある。
ある日突然また面白いこと言い出した。
「この、人、かっこいい!! かわいい、も!!かわいい、も!!」
「なによ、かわいい、も!!って?」
「Cute tooだよ。 Too!!」
「日本は最後に(も)つけないんだよ」
「なんでよ?」
「なんでも!」
「あ~~~!!最後にも、って言った! も、って言った!」
「その(も)は、その(も)じゃないの!」
「じゃあ、その(も)はどの(も)? 」
もう、なにがなんだかわかんないよ。
やっとTooは最後につけないとわかったようですが、しばらく忘れて使っていた。
「おいしい、も!」
「高い、も!」
いきなり付け足される(も!!)はかなり面白い。
日本語のスラングは落とし穴がいっぱいあります。
子供が小さかった時、目はおめめ。 手はおてて。と言っていた。
「おてて、洗おうね」というふうに。
なので、夫も
「おめめ赤いよ、眠いねー」なんていう風に使っていた。
そして、ある日息子の髪が乱れているのを見た夫は大きい声で
「おけけが!おけけがぐちゃぐちゃだよ!!!」
夫よ、それは違う方の毛だな。
「おけけは、アンダーヘアーのことだよ」
「な!なんで?? 手をかわいく言うとおてて、目を可愛く言うとおめめ。なーんでおけけだけいやらしいですか??」
不思議だね。
かわいい赤ちゃん言葉が、なぜにいやらしく変化していったのか。夫はどうしても納得行かないのだった。
英語でアンダーヘアーの単語はたくさんあるのだが、かなり有名なものはビーバーだ。これもなんでかわからない。
毛の多い動物はたくさんいるのに(ビーバー)
不思議だね。
英語は罵倒語も多いがいやらしいスラングがたんまりとあるので紹介していこうと思う。
シモネタ関係英語 男性器スラング
男性器のスラングはこれでもかというほど、たくさんある。結構面白いのがジョンソン。なんでその名前つけちゃったの?可哀想なジョンソンさん。
まだいろいろな意味を知らないときに猫の名前にナッツとつけようと思っちゃった私。かわいい! ナッツ!
でも夫と息子がすごく笑ってる。
「これ、僕のナッツですって言うの?」
「じゃあさ、じゃあ猫がいなくなったら近所の人にHave you seen my Nuts?(ぼくのナッツ見ませんでしたか?)っていうのお??」ってぎゃははは大笑い。
ナッツの別の意味はタマでございます。
英語も玉と同じくボールとも言うが、複数ですのでSがいる。ボールズ。こんなことまで複数とかきっちりしなくてもいいと思うのだが、2つだし。
日本語の金た◯って言い方、どうだろう?あんまりだよねという話になり、夫は
「あ!福袋っていいんじゃない?良い言い方じゃない?」
すごい!!自分で日本の新しい言葉を作っちゃった!
「すごいじゃない!才能ある!」と褒めますと
調子に乗った、夫。
「じゃあさ、じゃあこれは 『金卵』 !!」
……夫よ…それ、もう、発音しちゃってる……
ちなみにスペイン語でも玉のスラングは卵だそうです。
Huevos ブエボス。
チン◯に当たる言葉もたくさんある。
日本の可愛いアニメのポケモン。
アメリカでは絶対に正式な名称「ポケットモンスター」って呼んではいけない。
これもちん◯の意味だから。
ポケットの中のモンスターって……
ポケモン、ゲットだぜって……
ポケモンって何の略か知ってる?ってアメリカ人にこのことを言うと絶対に受ける。でも品性が疑われるかも。
下ネタが好きでうけたい私はパーティーなどで必ず披露する。
男性器のスラングの有名なものは DickとCock (コック)そしてPrick (プリック)
発音はかわいいけど、ものすごくひどい言い方だ。淑女の皆様はお気をつけて。
それからこういう言葉に(Head)をつけて、なぜか喧嘩言葉になる英語の不思議さ。
このくらいなら使ってもいいかな?というのは
Butt Head 直訳は (おしり頭)ですが「このやろー」くらいの意味でしょうか?
使っちゃいけないのは…
Dick Head もっと悪い意味で「このくそやロー」という感じです。
以前基地の中で日本語を習ってるアメリカ男性が日本人と喧嘩して
「この!ちん◯あたまぁ~~~~!!!」と叫んだ。
笑われていた。 残念。
直訳は難しい。