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葵の目覚め。

光が収まり目が開けられるようになった。

辺りは森に囲まれ黒い草が足元に生えていた。

なんでこんな所に居るのだろう?さっきまで教室でホームルームして部活だーって友達と話してたはずなんだけど…


「やっと起きたかえ?」


後ろから声を掛けられ振り向こうとするとなんか体がおかしい?


「もぉ〜(あれ)?」

ん?声もおかしいな…

1度自分の体を見てみようと下を向く黒い草が見える?ん?

首をひねって後ろを見ると黒い毛皮が見える?ん?

ん?ん?ん?

頭が?で一杯な状態、そしてそう言えば後ろから話掛けられたんだよねっと思いもう一度後ろを向くと黒い毛皮の壁がみえた。


「どこを見ておる?上じゃ」


その声を聞いて上を見た後、葵の記憶はプツリと途切れた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「お前さんらにはこの子の魂を連れ戻してもらいたいんだ」


「どうすれば良いの?」


「今からお前さん達が居た世界とは別の世界レーゼフルに行って世界を救ってくれ」


もしやコレは異世界転移?っと何人かの男子がざわめく。

「コレは俺のハーレムフラグか?」

「俺の異世界無双が始まったな」

「ゆ、結城さんに良いとこ見せて彼女に」

などなどの声がちらほら聞こえた。

「そんなに構えずとも良い、お前さん達には特殊な力を授けよう。」


「テンプレキター」

「やっぱり俺の異世界無双だな」

「いやいや俺のハーレムフラグだろ」


そんな男子を軽蔑の眼差しで見つめるミズキ…


ふとおおっさんの方を見ると光の玉がいくつも浮かんでいた。


「ほれ受け取れ」


おっさんから光の玉がクラスメイト達に1人1つ〜2つ私の前には5つ胸から体の中へすっと入って消えていった。


「じゃあ頑張れ!お前さんにはこの子の分のもあるから会ったら渡してくれな」


「ちょっとあんた一体何なのよ」


「たまたまここに居たおじさんだよ、じゃあ頑張ってね」

その言葉を最後にクラス全員の意識は遠のいた。




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