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崩れ去る日常

状況を書くのが苦手なキリリョーです。

誤字脱字が多いです。

申し訳ございません!

「雪!悪い!死にそうだわ」


「あぁ!報酬が!お姉ちゃんはさがってて!」


「海先輩、私粉塵持ってます!」


「おお!助かるぜ!」


「それじゃ使いますね」


「おう!」


「やりました!尻尾を切り落としましたです!」


「さすが雪!」


・・・なんなんだ、この状況?


なんで女子連中がモン○ハンを?


「なぁ、嵐。俺達って軽音部だよな?」


「ん?まぁいいじゃね?」


「いいのか・・・」


まったくこいつは部長の自覚があるのか?


はぁー。それだったら俺もダラダラしようかな。


俺が寝ようとしたら、いきなり軽音部の扉が開いた。


「皆、しっかり練習してる?」


「夕月先生!来てくれたんですか!」


「あら、かける君今日も元気ね」


入ってきたのは保健の教師で軽音部顧問の、セクシーな女性。夜乃夕月よるのゆうづき先生だ。いつも微妙に胸元を空けてる上にものすごく綺麗な顔立ち、そしてすべてを慈愛で受け止めてくれそうなオーラ!俺が一番好きな先生だ!何故か俺をかける君と呼ぶ。(若干Sだ)


「もう、ちゃんと練習しなさい!」

夕月先生は飛鳥達を叱っていた。


あぁ、夕月先生・・・その怒ってる姿も凛々しい!


その美しい声で俺を責め立てて欲しい・・・


あっはぁ~


「ほら、かける君もぼけーっとしてないで!」


「ひゃっひゃい!」

声が裏返ってしまった。


「ほら、シャキっとしないと先生がイタズラするわよ?」


なんだって!?


「是非お願いします!」


「あら、なら縄でかける君を縛って・・・」


「こらこらこら!先生!何言ってんですか!」

力が邪魔してきた・・・


くそ!


「ふふふ、冗談よ」

怪しく微笑む先生・・・エロい!


「それより皆ちゃんと練習しないと駄目よ?」


「先生!そんなことより俺との愛を育みましょう!」


どすっ


ぐぁ・・・


「悪の抹殺完了。先生いきなり来てどうしたんですか?」

海は何事もなかったように先生に質問していた。


「いえね、ただちょっと時間が空いたから身に来ただけよ。すぐ戻るけど」


「そうですか。相変わらず忙しそうですね」


「まぁ色々あるのよ。そろそろ戻ろうかしら、皆ちゃんと練習するのよ」


『はーい』(俺以外)


「かける君もがんばってね」


俺は腹の痛みを忘れ全力で叫んだ!


「先生!愛してます!」


先生は「ありがとう」と言い残し去っていった。


そこで嵐が・・・


「んじゃこの後予定あるから帰るわ」


・・・またデートかよ。


嵐は鞄を持ちスキップで帰っていきやがった。


すると皆も、お開きモードになったらしく帰る支度をし始めた。


はぁ、デートか・・・いいなぁ。


・・・あとつけてみようかな。


いいかな?いいよね?


よし尾行しよう。


デートの邪魔してやる・・・ふふふふふふふふふ。



というわけで現場の桐生でっす!


えーあいつらはめっちゃラブラブであります。思わず殺意が沸いてしまいました。


え?


右手に持ってるもの袋は何かって?


D○Ⅲです。前々作からプレイしてます、はい。


アレですよね、朝○姉妹は可愛いですよね。前々作の○夢は全シリーズの中で一番好きです。妹大好きです。


高校生が買っちゃ駄目だって?


あっははは。


さて、あいつらは何してるんでしょう?


なんと!


手を繋いでいます!こんな街中で手を!


くっ・・・本当に羨ましい。


「あ、ちょっとトイレ行ってくるね」


鈴岡さんがトイレに行きました。


彼氏の嵐君はめっちゃ暇そうです。


おっとこちらを向きました。


・・・


・・・


・・・


あ。


「おい翔、なんでこんなとこに?」


「イヤーキグウダネ」


「嘘つけ!お前後ろついてきてたな!」


「ハハ、ナンノコトカナー?」


「アンタって人はぁー!」


「何気お前もガンダ○好きだよな」


「まぁな」


「そうそう、キ○と刹○どっちが強いと思う?」


「そうだなーって話逸らすな!」


ちっ・・・


誤魔化せたと思ったのに・・・


「おい翔!」


「だから偶然だって。ただエロゲー買いにきただけだよ」


「エロゲー?」


「そうそう、先月発売したやつ」


「ダカー○だっけ?」


「神ゲーだよな」


「いや、知らないけど」


などと喋っていると、鈴岡が戻ってきた。


「おかえり」


「ただいま!」


・・・ちきしょうああああああああ!


「あれ?桐生君?」


・・・


「おい翔!呼ばれてるぞ?」


・・・


「翔?・・・おわ!こいつ気絶してる!」


なんだろう?声が聞こえる・・・


「嘘!なんで?!」


あぁ今度は女の子の声だ。ここは・・・


「翔!しょ・・・」


・・・

ん?ここはどこだ?


気がつくと俺は大きな屋敷の前に突っ立っていた。


確か・・・さっきまで嵐達と一緒にいたような?


・・・わけわかんね。


「まぁ、中に入ってみるか」

俺はこれまた大きな扉を開け中に入った。


ん?


そこにいたのは後ろ姿の青いつなぎを着た男だった。


うん。


うん?


うん??


・・・うん?!


青い・・・つなぎ?


男は振り返りながら俺に話しかけてきた。


「やらないか」


「○部さんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「俺はノンケだってかまわないで喰っちまう男だぜ?」


「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


俺は叫びながら全速力で阿○さんの横を駆け抜けた。


なんで!?なんで○部さんが!?意味わかんねえ!


走りながら後ろを振り返ると・・・


「お前俺のケ○ん中で小便しろよ」


「ぜってぇ嫌だ!つうか、ついて来んな!」

俺は振り返りながら全力で拒否をした。


全力で逃げてると阿部さんの後ろから声が・・・


「ウホッ!いい男・・・」


「なんでお前までいんだよ!」

道下まで追いかけてきた。


などとツッコンでいる場合じゃねぇ!


捕まったら俺の貞操が!


どうする?どこに逃げる!?


目の前には階段があった。


くそ!上るしかねぇ!


俺は階段を上りきったと同時に絶望した・・・


階段の目の前にもう一人・・・


「安○さんが二人ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」


がちゃ。


「がちゃ?」


奥の扉から出てきたのは・・・


「○部さんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


やべぇ!これじゃ逃げらんねぇ!


がし!


何者かが俺の肩を掴んだ。


後ろを振り向くと・・・


「やらないか」


うっ・・・誰か・・・たす・・・けて・・・


「アッーーーーーーーーーーーーーー!」


・・・


「起きろ!翔!」


「ハッ!あ、嵐?」

目を開けると嵐が心配そうに俺を見ていた。


ん?ここどこだ?


周りを見渡すと、どうやらここは公園のようだった。


公園のベンチに寝かすなよ・・・


「大丈夫か?お前いきなり気絶したんだぞ?」


気絶?なんでだろう?


夢?の中でなんかあったような・・・


「う!」

なんだ?頭に痛みが・・・


「大丈夫か?」

嵐は心配そうに聞いてきたが、それどころじゃなかった。


やべぇ!なんだこの痛み!?思い出そうとすると痛みが酷く・・・


くそ!絶対思い出してやる!


うぅ!んんんあああああああああああ!


瞬間、何かを思い出した。


「阿部さん?」


「え?」

なんで阿部さんが出てきたんだろう?


う!駄目だ、これ以上思い出せない・・・


「翔、本当に大丈夫か?」


「あ、あぁ、大丈夫だ」


気にしない方向でいこう・・・


「嵐君、ジュース買ってきたよ!」

ベンチの後ろを見ると、ジュースを持った鈴岡が走ってきた。


「大丈夫?桐生君?いきなり気絶なんかして」

鈴岡はジュースを俺に渡しながら心配そうに話しかけてきた。


「あぁ、なんかデート邪魔して悪かったな」


「別に大丈夫だよ。ってもうこんな時間だ。門限だからそろそろ帰るね」

鈴岡は時計を見ながら走っていった。


まだ6時前だってのに。


結構厳しい家なのか?


俺は鈴岡の事を聞いてみた。


「おい嵐、鈴岡ん家って結構厳しいのか?」


「あぁ、結構有名な会社の娘らしい」

嵐は浮かない表情で答えた。


「なんかあんのか?」


「いや、まぁ、色々とな」


部外者が聞いていいのか分からないが鈴岡と親の事情を聞いてみた。


「鈴岡の両親と鈴岡は上手くいってないのか?」


「まぁな・・・」


「詳しく聞かせてくれ」


嵐は数秒考えた後分かったと言い話してくれた。


「未来の両親はスパルタでな。家に帰ったら殆ど勉強らしい。ずっと小さい頃からな。最初は大変だったぞ、遊ぶことをまったく知らなくて」


「んでお前が色々教えてやったのか」


「あぁ。最初はただ・・・なんつんだろ?気になったっつうか、未来の噂を聞いたことがあったから、なんとなく声をかけたのがきっかけで、そっからかな?あいつの事が好きになったの」

嵐は昔のことを思い出して、頬を紅く染めながら話している。


「ただ最近気になることがあってな」


「気になること?」


「あぁ、最近未来の腕に炎症ができてて・・・2ヶ月くらい前からあって、どうしたって聞いてもなんでもないって言うだけで・・・それに何日かペースでめっちゃハイになってるときもあるし。いつもはそんなにはしゃがないんだけど・・・」


腕に炎症?ハイ?


俺はハイや炎症になりうる一つの可能性に気づいた。


ドラッグ・・・覚せい剤。


注射針の共用だと、注射時の不衛生な操作などが理由で炎症や敗血症などにかかる恐れがある・・・


もし、もしやっていたら注射か。


俺が考え込んでいると、嵐が声をかけてきた。


「どうした?」


どうする?嵐に言ったほうがいいか?


・・・いや、まだドラッグを使用してると決まったわけじゃない。


「なんでもないよ、んじゃ俺もそろそろ帰るわ」

嵐にそう告げ俺は、踝に連絡を取った。



「悪いな、呼び出して」

俺は喫茶店に踝を呼び出した。


「いや、いいっすよ。それで話って?」


「あぁ、前俺の友達について聞いたよな。そして女の方にも」


「・・・」

踝は何も言わず俺の言葉を待っている。


「踝、俺が言いたいこと分かるよな?」


「・・・」


あくまで、俺の口から聞きたいって事か?


はぁ、こんな展開・・・リアルであんのかよ。


俺は腹をくくり言ってやった。


「あの女、鈴岡は覚醒剤をやっているよな?」


「理由は?」


「腕に炎症があるって聞いた。それに何日かペースでハイになっている時もあるらしい。これが理由だ」


「そんなの偶然かもしれないっすよ?それだけが理由ってのは・・・」


「それだけで十分だろ。それにあん時のお前の反応・・・アレが一番の理由だ。お前はソッチ系に詳しそうだしな」


「・・・あの女、桐生さんのダチの女なんでしょ?ダチを悲しませるかもしれないですよ?その覚悟は?」


あぁ、なるほど。


踝は俺の事を心配してるのか。俺が真実を聞いたらどうするかも分かってて。だから言おうとしなかったのか。


「もう一度言います。覚悟はあります?もしかしたら桐生さん、ソッチ系の連中に目つけられる可能性もあります。あいつらは金づるがいなくなるのを一番嫌う。警察だってまだ尻尾さえ捕まえられてない状況です。そのことを警察なんかにいったら反感を食らう可能性もあります。桐生さんだけではなく、家族や友人にも」

踝は真面目な顔で俺の顔をまっすぐ見ながら忠告してきた。


だが、俺の答えは決まっている。


「覚悟?んなもん関係ねぇや。俺は友達の・・・友達の好きな女の子を守りたいだけだ」


数秒後、踝は豪快に笑った。


「いや、桐生さんらしい言葉でつい、分かりました。俺も全力で手伝います!」


踝が手伝ってくれると色々便利だな。


まずは・・・


「薬を売ってる連中問題だな」


「そうですね。証拠を押さえて捕まえたとしても、反感を食らう。・・・どうしましょ」

踝は情けない顔つきで聞いてきた。


どうしましょって・・・


警察に言って捕まえたとしても反感を食らう。金づるがいなくなっても、もしかしたら反感を食らう。手詰まりだな。


いや?そこまでたった一人の金づるに執着するか?普通に考えたらありえん。


・・・だけど、もし飛鳥に矛先が向いたら?くそ・・・どうすっかな?


・・・違うな。どうすっかな?じゃねぇよ!俺!矛先が向いても俺が守ればいいじゃねぇか。飛鳥だけじゃない、他の皆も、俺が守ればいいじゃねぇか!なに弱気になってんだよ!俺!そうだ、俺なら守れる!絶対に!


俺が考えていると、いきなり踝が妙な事を言い出した。


「桐生さん、知ってますか?この町の伝承」


なんだよ伝承って?今回の事となんか関係あんのか?


「この町、盈月えいげつ町には十五夜でもないのに満月が見えるときがあるらしい。その満月を見た人間は、その時の一番の・・・純粋な願いが叶う・・・っていう伝承です」


願いが叶うねぇ。


嘘くせ。んなもんある訳ないじゃないか。


まぁなんとなく先が気になるし、とりあえず話を聞いてみるか。


俺は、んで?といい話の先を促した。


「その願いが叶った人間には色々な出来事・・・普通にはありえない事件が立て続けに起こる。その人間の願いが叶った代償だという。そしてその人間は事件・・・災厄を乗り切ると幸せになる・・・っていう感じにこの伝承があるわけなんですが・・・」


「ふ~ん。んで、その話と鈴岡の事ってなんか関係あんのか?」


「いや、鈴岡って奴より桐生さんに関係ありますね」


「俺に?なんで?」


「桐生さんって結構妙な事に巻き込まれてませんか?今回の事とレイプ魔の事。不自然な事件が多いような気がして」


言われてみりゃそうだな。


だが、残念ながら俺の記憶に伝承の満月は見たときない。


第一、俺はそういう話は好きだが基本信じない。


アホらしいしな。


俺は踝に適当な返事をしこの話を終わらせた。


「さて話が脱線したな。これからどうする?」


「そうですね。まずはシャブ中の女ですかね」


「そうだな。警察にはまだ言わないでおこう」


確実な証拠を押さえ、嵐にも事情を話した後だな、警察の出番は。


俺が考えを纏めていると踝が心配そうな顔で聞いてきた。


「桐生さん、女の彼氏はどうすんですか?」


「・・・そうだな。俺は鈴岡の事言おうと思っているが」


俺の答えに踝はもっと心配そうな顔になった。


「まぁ大丈夫だって。あいつも鈴岡の事ほおっておかないだろうし」


「そうだといいんですが・・・だけど」


「大丈夫だって!んなことよりお前は証拠のほう頼むよ」


「・・・桐生さんがそういうなら分かりました」


ふぅ、何気こいつ心配性だな。


顔に似合わずに・・・


失礼な事を考えながらも俺達の作戦会議は夜まで続いた。


その夜、飛鳥にめっちゃ怒られたのはいうまでもないだろう・・・




























はいどうも、誤字脱字のプロ、キリリョーです。

いやぁ、もう8部まで書いちゃいましたw

何気かいてるなぁと思う今日この頃です。

最近気になる事がありまして・・・この小説、読んでる人いんのかな?

いなかったら爆笑もんですねw

まぁ誰かしら読んでくれてるだろw

そう思う事にします!

さて、なんか覚醒剤まで出てきちゃいましたw

高校生が解決出来るわきゃぁねぇだろ!というツッコミかおいといて・・・

たぶん、次の・・・9部で覚醒剤の話は完結すると思います。

嵐はどういう反応するか!?乞うご期待!

ってな感じで後書きを終えたいと思いますw

次の話で皆さんに会えることを祈りつつ・・・

                     キリリョー

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