修学旅行中の夢
誤字脱字が多いです!すんません!
「皆ぁ~電車では静かにね~」
夕月先生の声が響いた。
そう、俺達は今・・・
電車で・・・
京都に向かっている!!!
「やっほ~う!」
俺は先生の注意なんて、聞きもせず大声を出した!
いやぁテンションあがるなぁ!
なんせ修学旅行!京都!京都といえば、舞妓さん!舞妓さんといえば野球拳!ふふふ・・・これでテンションが上がんない奴は男じゃない!
「なぁ翔、いくらなんでもテンション上がりすぎだぞ」
嵐がツッコンできたが、嵐も妙に落ち着かない様子だ。
実はめっちゃ楽しみにしてんだろうなぁ。
アレだな。5月の末は色々大変だったが、今は6月29日・・・1ヶ月もたちゃなんとかなるもんだな。
嵐は、鈴岡に毎日連絡をしてるらしい。
もうあいつらは大丈夫だ。後は、鈴岡の帰りを待つだけ。
鈴岡も頑張っているようだし、その日もそう遠くないかもな。
「よかったな、嵐」
「ん?・・・あぁ。サンキュ」
嵐は最初こそは、俺の意図に気づかなかったが、数秒たってから微笑んだ。
ふう。暗い話はもう止めよう。
そうだ!
「皆!トランプでもやろうぜ!」
俺は皆・・・嵐と力、海と花城に声をかけた。
このメンバーが修学旅行のグループってわけだ。
「おお!いいな、トランプ!んじゃ大富豪やろうぜ!」
海も修学旅行でテンションが上がってるのか、妙に乗り気でノってくれた。
「よし!んじゃ大富豪な!」
そんなわけで俺達の戦い・・・大富豪が始まった。
*
10分後・・・
「うぅおぇぇぇぇぇぇ・・・」
ただいま嘔吐中の俺だった。
「大丈夫?桐生君?」
花城が心配そうに声をかけてきた。
しかし俺はそんなところじゃない・・・
・・・気持ち悪ぃ。
くそ・・・まさか電車酔いするとは・・・
うっぷ・・・
うう・・うっ・・・おえぇぇぇぇぇぇぇぇ。
だっ駄目だ・・・
「悪い皆・・・俺寝るわ」
「分かった。着いたら起こすからな」
「サンキュ、力・・・うっぷっ」
俺は皆に伝え、寝た。
・・・
・・・
・・・
ん?ここ何処だ?
俺は大きな屋敷の前に立っていた。
屋敷?
屋敷ねぇ。
・・・なんか前、気絶したときもこんな感じの夢を見たような・・・
経験上この屋敷には入らない方がいいような気がする。
うん、入らないようにしよう!一旦ここから出よう!
さぁ後ろを振り返って門まで行こう!
あれ?
なんだろう?あそこの門の近くにいる奴・・・
よく見てみよう・・・
・・・
・・・
・・・
・・・はい!?
なんだ!?アレ!?
俺が見たものの正体は・・・
「口裂け女!?」
口が耳まで裂けた女だった。
やっやべぇ!こっちに向かって歩いてきてる!
どっどうする!?
俺は周りを見わたした。
くそっ!こうなったら屋敷に入るしかねぇ!
俺は全速力で屋敷の中に入った。
「はぁはぁはぁ」
一体何なんだ?つうか俺の夢、ホラー多すぎだろ。
・・・起きてぇ。
どうやったら起きられんだろ。
俺は大声で・・・
「起きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!」
と叫んだ。
が
効果が無かった。
はぁ、なんか解決しないと起きられないパターンか?ホラゲーパターンか?
・・・やるしかないか。
ここはまず、適当にあそこにある扉を開いてみよう!
ぎぃ・・・
不気味な音が響いた。
「・・・こんにちは」
俺は反射的にそこにいたモノに挨拶をした。
するとそのモノは・・・
「・・・こんにちは」
挨拶を返してくれた。
・・・
「お名前は?」
「河童です」
「なんでこんなとこに河童が?」
「胡瓜が欲しくて」
「あぁ、胡瓜好きなんですね」
「大好物です」
「そうだ、そんなことよりそこにある鉄パイプ取ってもらっていいですか?」
「ん?はい、どうぞ」
「ありがとうございます、では」
バリンッ!
俺は取ってもらった鉄パイプで河童の頭・・・皿をかち割った。
「ふぅ、行くか」
俺って何気クールだな。
いやぁ河童なんているんだなぁ。殺しちまったけど・・・HAHAHA!
さぁて、次はどこ行こうかな?
ひたひた・・・
「ん?なんだ?」
俺は後ろから聞こえた足音が気になり、振り返った。
にゃー
猫だった。黒猫だった。
俺は猫を無視し、前を向いた。
「おわぁ!!!」
前にいたのは、肌が真っ白で、フルチンの少年だった。
俺はとりあえず走った!
だって怖いもん!河童と違って殺せそうにないもん!
つうか、どっかで見たときあるなぁ、あの少年・・・
あ!
あいつだ!呪○のと○おくんだ!
・・・ってことは?
俺は走るのを止め、後ろを振り返った。
「誰もいねぇな。てっきり、かよ○もいるのかと」
ちなみに、か○ことは、とし○君の母親だ。
○怨を見た人なら分かるだろう。
はぁ、一体何なんだ・・・
俺はとりあえず戻ってきた道を進んでみた。
すると、何かが歩いて来た。
なんだ、あれ?何か引きずってる?
・・・
「ひき○さん!?」
俺はひ○こさんの事を指差して叫んだ。
「みぃたぁなぁぁぁぁぁぁぁ!」
「見てません!誰も引きずってる人なんて見てません!えぇ!見てませんとも!」
あ
「思い切りぃ見てるじゃないかぁぁぁぁぁ!」
「ツッコンでくれた!?」
って逃げなきゃ!
俺はまた逃げた。
確か、鏡が弱点のはず!
俺は鏡を見つけるため、適当な部屋に入った。
「って、ここに鏡がなかったら終わりじゃねぇか!」
夢の中でも俺は馬鹿だった。
くそ!こうなったら・・・
がちゃ
○きこさんが中に入ってきた。
と同時に・・・
「死に晒せやぁああああ!」
ガンッ!
俺は持っていた鉄パイプでひ○こさんの頭を思い切り殴った。
「ぐぅ!やっやめ!」
「うぅるせぇええええ!」
俺はお構いなしに殴り続けた。
・・・
・・・ふう、死んだか。
ひき○さんは見るも無残な形になっていた。
そうだ・・・ヤられる前にヤってやる!
ははは・・・はぁっははははははははははは!
俺は鉄パイプを片手に、幽霊狩りを始めた。
「ん?」
部屋をでると、と○お君が体育座りで座っていた。
子供だろうが容赦はしねぇ・・・
「死ねや、こらぁぁぁあああ!」
「にゃー!」
裸の少年は断末魔をあげた。
・・・3分後、と○お君も死んだ。
「さぁて次は・・・」
今度は、かよ○が出てきた。
「お前を殺してやらぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!」
俺は鉄パイプをか○この頭に振り下ろした。
ぼきっ!
「ぼき?」
・・・あかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!
鉄パイプが折れてしまった・・・
俺は、身の危険を感じ、全力で逃げた。
「くそ!3人の頭殴り続けりゃ折れてもおかしくはないか!」
俺はまた、どっかの部屋に入った。
すると、その部屋には・・・
「金属バット?・・・グリップの裏になんか書いてある・・・」
悟○?
・・・
「○史?!ひぐら○ネタか!俺の夢カオスすぎんだろ!」
「アァァァァァァァァ・・・」
「くそ!背に腹はかえられん!力を貸してくれ、悟○!
俺は圭○のごとく発狂した。
「コロシテヤラァァァァァァアアア!」
・・・3分後。
ふぅ、これで完璧だ。
足元には死体があるが気にしていられない。
ん?やべぇ。
俺は小便がしたくなり、トイレを探した。
*
さて、どうしよう。トイレを見つけたのはいいが、俺は今・・・人生の選択肢に迷っていた。
「男子トイレと女子トイレ・・・どっちに入ればいいんだぁぁぁああああ!」
どうしよう・・・どうしよう!やっぱここは普通に男子トイレ?いや!やっぱ普通には入れない女子トイレ!?
あぁぁぁぁぁぁ!一体どうすりゃいいんだ!?
くそぅ、やっぱ女子トイレに入るか?
だけど、それはなんかアレじゃん?一応俺、主人公じゃん?ラブコメの。ラブコメの主人公がこんな事しちゃいけないよね?
え?
変態な時点で主人公じゃないって?ラブコメの主人公はもっと真面目だって?
ははは!それもそうか!
そんなわけで・・・
「桐生、いっきまーす!」
俺はアム○の如く、女子トイレに突入した。
・・・
・・・
・・・
やっほーう!!!
やべぇ!俺、女子トイレに入っちゃてるよ!あぁ、なんかいい匂いがするぜ!やべぇよ!女子トイレやべぇよ!テンション上がってきたぁ!
よし、まず女子トイレに入ってする事とは・・・
俺は個室に入った。
そう・・・俺はある行為をする!
その行為は!
便器に頬ずりだぁ!
「やべぇ!ここに女の子の尻がっ!うひょお!たまんねぇよこれ!」
ん?
俺は視線を感じて振り返った。
そこにいたのは・・・
「花○さん!?」
やべぇ、見られた?
俺は○子さんに問いかけた。
「見てた?」
すると花○さんは青ざめた表情で・・・
「みっ見てないです!」
と答えた。
・・・嘘だな。くそ、アレ見られたならもう・・・ヤるか。
「お前には・・・ふふふ」
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
○子さんは叫びながら逃げていった。
ふっ。
「俺から逃げられると思うなよ!」
俺はそう告げ、花○さんを追いかけた。
全力で走ってると、次第に○子さんの背中が近づいてきた。
「あはは!高校生に、走りで勝てると思ってるのか!」
「たっ助けて!もう、嫌ぁ・・・」
・・・
「可愛いじゃねぇかよ!ますます捕まえてやりたくなったぜ!」
「うぅお母さぁん・・・」
花○さんは走るのを止めその場に座り込んだ。
・・・くっ、これはなんか良心の呵責が。
はぁ、しかたねぇな・・・
俺はなるべく優しい声で言った。
「いいよ、見逃すから消えな」
やべぇ、俺かっこよくね?
「え?いいの?」
「あぁ、消えな」
「あっありがとう。変態なお兄ちゃん・・・」
「んだとこらぁ!」
「ひぃ、ごめんなさいごめんなさい!」
「いいから消えろ!」
「はっはい!花○、いっきまーす!」
「うん、なんか君のキャラがよく分かんないや」
俺が言った言葉に返事はなく、花○さんがいた場所には手紙らしいものが落ちていた。
なになに?
「んーと、 ○子、何気お兄ちゃんみたいな男性好きだよ」
と書いてあった。
まさか、初めての告白が幽霊とはな・・・
いや、別に嬉しくなんかないよ?幽霊から貰ったラブレターなんて嬉しいわけないじゃないか、ねぇ?
・・・
「よっしゃぁぁぁあああ!」
とりあえず館を走り回りました。
・・・ふぅやっと落ち着いたぜ。
さぁて、これからどうすっかな?
ん?
前方になんと・・・
「サキュバス!?」
あれ本物か!?サキュバスって淫魔だよな!?って事は・・・
「お兄さん、ヤらな~い?私を食べてみな~い?」
いやいやいや!それは駄目でしょう!
だって俺主人公だよ?やっぱ主人公の童貞は彼女にあげるべきでしょ?(なんの主人公かは知らんが)
まったく・・・俺はそこまで変態じゃないさ、ふ・・・
「ほらぁ私のここ、こんなに・・・食べてみない?」
・・・
・・・
・・・
「美味しく、頂きます!!!」
理性は一瞬にして壊れました。
だって当たり前でしょう?あんなカッコなら!
俺は、サキュバスの近くに行き・・・
「ほんじゃ頂きます!」
ぐら
「ん?なんだ?」
地面が揺れている・・・
「これって。あぁまだ目覚めるな!まだ!まだ、頂いてない!」
俺の意思とは無関係に俺は次第に意識を覚醒させていった。
・・・
「起きたか?翔?」
「ん?あぁ」
電車?あぁ、さっきのは夢か・・・
ばき!
「痛ってぇ!なにすんだ海!」
「自分の心に聞いてみろ!あんな気持ち悪い寝言、言いやがって!」
海は憤慨しながらそっぽを向いてしまった。
って、え?
寝言?
まさか・・・
「桐生君?さすがに便器に頬ずりは・・・」
花城は顔を真っ赤にしながら言った。
きっ聞かれてた!?
と、とりあえず言い訳を!
「違うんだ!聞いてくれ!だって女子トイレだぜ?するのは当たり前だろう?な?嵐、力?」
『お前と一緒にすんな、同意を求めるな』
嵐と力は、一緒になって否定してきた。
そんな・・・
「翔君、キモィ~」
「桐生、さすがにないわ・・・」
「大丈夫!桐生君が変態でも僕はその事も受け止めるよ!」
クラスの連中からも罵倒っされてしまった。
一名以外・・・ってゲイかお前!お前男だろ!
最後にとどめの一言・・・
『警察に連絡しよう』
クラスの連中、同じ事を言った。(ホモ以外)
「いぃやぁぁぁぁぁあああああああ!」
俺はその場で泣き崩れた・・・
おっはぁ!キリリョーです
いやぁ今回は下ネタが多かった!
主人公、変態すぎだw
まぁこんな主人公いてもいいじゃない
なんて思いながら書いたんですが、どうでしたか?
面白いと思っていただいたなら光栄です!
作者きめぇと思った方は、もっと罵倒してください///
さて!次は修学旅行本番です!
舞妓さんです!野球拳です!えろいです!
がんばって書きたいです!
下ネタいっぱい書きたいです!
こんな小説ですがまた、読んでいただけるように・・・
キリリョー