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漆の子  作者: 雛蝋
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第一夜 黒い抜け殻

目が覚めたら地獄にいた。

ただ、いつもの地獄ではなかった。

自分の横たわっている埃っぽい床はここがいつもの屋根裏部屋だということを教えてくれた。

だが、同じ場所(地獄)でもその姿は明らかにいつもと違う。

赤く爆ぜる音がして、暗闇しか知らなかった目に沁みる。

黒煙に目を焼かれて、潰れた喉から細く空気が漏れた。

遠くから聞こえる悲鳴だけが、今のこの状況といつもの日常を繋げてくれる。

その音に、心地良ささえ覚えていた。

こうなると聴力のあることに感謝したくなるのだから、人間とは現金なものだ。


学のない自分にはあの地獄もこの地獄も言葉にできない。

床を這いまわる熱くて眩しい赤色をなんと呼ぶのか、知らないのだ。

地獄という言葉も、この前教えてもらったばかりでよくわからない。

だがきっと、いつもと大きく姿を変えたここも結局地獄なのだろう。

いつもと変わらない地獄なら、いつも通り衝動に身を任せて眠ってしまいたいところなのだが、眼前に広がる赤がそれを許してくれない。

気管が絞まって思うように咳ができず、肋骨に痛みが走る。

じわじわと外側から黒へと染まっていく視界と、内外から締め付けられているかのような頭の痛み。

自分の望むいつものじわじわとした眠りとは程遠い、()()()が抜かれていくような感覚がそこにはあった。

小さく明いた床穴からちらと下を伺えば、いつもの‟地獄”が赤い海に溺れて溶けていた。


この地獄も、いつか終わってくれるだろうか。


温かな光がその手をこちらへと伸ばそうとしたその時、屋根裏部屋は崩壊した。

お初にお目にかかります、雛蝋です。

構想を練ることもなく思い付きでできた即興小説、どこまで続くのか。

そうです。なんとなくで小説書き始めちゃいました。

一応第一話(?)書き終わってから今後の展開どうしようかちょっと考えはしたので何とかなるでしょう()。

またお会いできるのを楽しみにしております。では。

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