表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/9

過疎村より、 僻地の異世界開拓地(フロンティア)

異世界開拓地フロンティアのスピンオフ作品

主人公は桜巡査長です

異世界開拓地フロンティアそこは数年前に日本の過疎地と異世界の開拓地が繋がった事から始まった

日本政府との交渉で異世界に日本の技術を持ち込む事に成功するのだが、それは新たな犯罪を生む事になる

時の異世界開拓地フロンティアの辺境伯は日本政府と交渉し日本の警察機構、特に派出所の異世界版を作る事を強く望んだ


そして異世界開拓地フロンティアの日本との玄関口 壁のウオールに日本警察の分署を作る事にし

特に事件が多い ウオーストリートに初の派出所を作る事になった


「そして初の署長が俺で、派出所のハコ長が桜になったわけだが」


署長は桜の方を見て眉をひそめる


「何で床に手と膝を付けて顔を伏せてるんだ?」


それを聞いて桜が署長の方を見る


「過疎村以上の僻地を見つけた公安のハゲにちょっとお話しして来ようかと」


この世の終わりみたいな顔で署長に毒を吐く桜に


「あー、それ無駄だから、今回の移動はアイラさんの希望でな」


それを聞いて顔面を床に叩きつける桜


ゴンっと音がして動きが止まった


「あの時、監督に電話の番号なんて教えなければよかったああああああ〜w」


それを見て桜の隣のオタに目配せして早く連れて行けと目で指図する


「パトカーのキーだ派出所ハコに同僚が居るから挨拶しとけ」


話はそれで終わりだと無言で言って書類仕事に戻る署長


「桜さん、行きますよ 大丈夫です辛いのは最初だけですから、 ね?」



オタに運ばれながら進む桜の口からはエクトプラズムが出ていた



ランドクルーザーの改造車両パトカーは異世界開拓地フロンティア用に発注されている舗装されていない道路がある為だ

ランクルパトに乗ってウオーストリートに向かう


ウオーストリート、そこは異世界開拓地フロンティアの玄関口である壁のウオールの主要産業

銃の斡旋を行なっている

異世界開拓地フロンティアのほとんどは未開発の土地でそこは野生の動物、魔獣の被害が出ている

農家や旅の商人の護身用として売られているのだがトンネルの向こうの異世界人(日本人)が壁の外に出るには銃の携帯が義務付けられている そう、アメリカ開拓時代の西部

もしくは、アフリカ暗黒大陸の冒険家さながらに武装しないと壁の外に出しては貰えない

また、冒険家ギルドの試験を通ってライセンスが無いと銃が買えない用になっていた

ウオーストリートは片側2車線の4車線通りは銃だけでは無い、農家の作業服のワークショップ軍の野外服やブーツなどの放出品を売る店、キャンプ用品に缶詰などの食料品、医薬品の販売、などここで冒険に必要な物は全て揃う、刃物を売る鍛冶屋、皮鎧の防具屋、など新旧が混在し集まる人目当ての食堂も多い、牛丼屋やファーストフード、麺処、中華など何でもありなのは、外国からの店もあるからだ

ウオールマートやロゴスなどここに無いものは無い


派出所に着いて横の駐車スペースにランクルパトを止める


派出所に入ると机が2つあり奥に休憩スペースがある昔ながらの作りだった


机には背の低いドワーフの娘が警察の制服を着ていた


「本日付で配属になった桜巡査長です、隣はオタ巡査です」


敬礼して挨拶するとドワーフ娘が立って敬礼した


「現地採用のエル巡査です、よろしくお願いします。」


その時、奥から長身の獣人が出てきた狼族ワーウルフと言われている種族で顔がオオカミそのもので、毛深い


狼族ワーウルフのワッチだ、よろしく」


それを聞いて桜が


「ポチ?」



「ポチ違うわ!! チしか合って無いわ!!」



その2人の反応を見て胃が痛くなるオタだった

週一連載予定

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ