表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界へ招待されたので行ってみました  作者: ユイ
第1章 異世界へ行ってみました
6/129

魔法とラナのステータス

ちょっと短め?


いろいろ修正しました。

「神様との話はどうでした。聞きたいことは聞けましたか?」


 といながら手を放した。顔の赤らみはもうなくなっている。


「うん、聞きたいことは聞けたよ。聞かないほうが良かったかもしれないことも聞いたけど……」


「聞かない方がよかったこととはなんですか?」


「ラナも少しは見たと思うけど、神様に1週間見られていたんだ。神様とはいえ他人に見られているとは思わなかったから」


「すみません、勝手に優人さんのプライベートを見てしまって」


「でもそのおかげで異世界にこれたわけだからね。あとステータスやスキルもそのおかげだし」


「ふふ、やっぱり優人さんは優しいですね」


 神様にも言われたがそんなに自分は優しいだろうか?


「では渡すものは渡したので後の説明はカルナまで歩きながらに言いますね」


「歩きながら説明できるならその方がいいね」


 僕とラナはカルナに向かって歩き出した。ラナの話だと大きな壁と門が見えるところがカルナらしい。歩いて10分くらいだという。


「魔法について説明しますね。この世界では魔法はすべてイメージです。ただし魔力がないと使えません」


「イメージ?詠唱や魔法名は必要ないの?」


「詠唱や魔法名が必要ないというわけではありません。えーと、言葉では説明しづらいですね。実際にやってもらいます。まず火をイメージしてください」


 僕は火をイメージした。ライターくらいの小さな火をイメージしてみた。すると目の前に火が出てきた。僕がイメージしたライターくらいの小さな火が。


「本当にイメージした通りの火が出てきた」


「では次に火をイメージしながら『火の玉よ、手の上に。ファイアーボール』と言ってみてください」

 もう一度火をイメージしながら


「火の玉よ、手の上に。ファイアーボール」


 すると先ほどよりも大きく丸い火が手の上に出た。


「詠唱や魔法名がなくても魔法は発動できますが、詠唱や魔法名を言った方が制御が簡単になったり、細かいことができたり、魔力の消費を抑えたりできます。ちなみに詠唱や魔法名もイメージと同じで優人さんがわかりやすいので大丈夫です」


 つまりイメージさえできれば魔法が使えるのか。無詠唱もできるし詠唱も魔法名も自分で決められるから覚える必要なくてよかった。


「一番は使い慣れることですね。優人さんなら大丈夫だと思いますが、魔法を使いすぎると魔力がなくなって倒れてしまうので気を付けてください」


「魔力はたくさんあるけど過信しないで気を付けるよ。倒れたらラナを守れないからね」


「ま、守るですか?」


 ラナが顔を赤くした。よくよく考えたら結構恥ずかしいセリフだった。


「あ、いや、一応ラナは天使だけど女の子だから男の僕が守らないとね。神様に頼まれたのもあるけど。そういえばラナのステータスはどうなっているの?」


 ラナは天使だからそれなりにステータスいいのかもしれないし、珍しいスキルを持っているかもしれない。


「私のステータスですか?私は神様からステータスプレートをもらっていないのでわからないです。ステータスプレートは神様しか持っていませんから」


「えっ、わからないの?ってまさかほかの人は自分のステータスが見ることはできないの?」


「はい、ステータスがわかるのは神様か、見れるようになるスキルを持っている人か、ステータスプレートを持っている人ですね」


 ラナはラナ自身のステータスを知らないのか。僕のスキルに相手のステータスを見ることができるのがあったから見させてもらえないかも頼んでみよう。


「僕のスキルに相手のスキルがわかるのがあるからラナのスキル見てもいいかな。ただ見る方法がその人の体のどこかに触れていかないといけないんだけど・・・大丈夫?」


「だ、大丈夫です。で、では手でもいいですか?」


「初めてスキル使いますが・・・やってみますね」


 今更だがスキルの使い方はスキルの説明になかったな。魔法のようにイメージすればいいのかな?ステータス、ステータス……


 名前:??

 年齢:16歳

 種族:人


 体力:8/100

 筋力:7/100

 魔力:18/100

 敏捷:10/100


 スキル:シンクロ

 神通者

 念話


 ステータスを見て驚いてしまった。天使だがステータスが普通である。種族が『人』だからだろうか?


 次に能力値。確か16歳の平均は、体力は10、筋力15、魔力は向き不向きがあるらしいのでおいといて、敏捷は20。全体的に低い。魔力はまあまあある程度だが女の子だからだろか?


 そしてスキル。3つと少ないが凄そうなスキルである。説明が見れないのが残念である。


「わー、私のステータスが見えます。すごいですね……って能力値が低いし、スキルも少ない!神様ひどい!」


 あれ?なぜラナにもスキルが見えるんだ?まさかシンクロって触れている人と同じになるとか?そういえばさっき手をつないでいる間神様とお話しできたし……もう一度神様とお話しできないかな。



次回また神様登場

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ