異世界へご招待
初作品です。自分でいうのも変ですが凄く下手です。ライトノベルの書き方とか全く知らずに書いています。テンプレばかりでつまらないかもです。
追記:少し訂正しました。内容的には大きな変更はありません
目を開けるとそこは知らない場所だった。自分はなぜか椅子に座っていて目の前には小さな机と椅子が一つ。出入り口らしきドアもあるし窓もある。
なんとなく刑事ドラマで見る取調室みたいな場所だなと思った。まずここから出られるのかドアノブを回してみるが回らない。窓はどうかと見てみるが鍵はない。それ以前に窓の外は青空しか見えない。まるでこの部屋が空の上にあるように見える。
とりあえずここから出られないことわかった。椅子に座りここに来る前のことを思い出す。
確か学校帰りで電車に乗った。帰宅ラッシュでかなり混む時間帯だったがなぜか空いていて座れた。ライトノベルでも読もうかと思ったが疲れていたのか眠くなったので寝た。その後の記憶はない。
まさか寝ている間に電車が事故にあい、死んだのでここに来たとか?ライトノベルでもよく交通事故からの異世界に転生、がよくあることだがそんなことはない……はず。
そんなことを考えていたら急にドアが開いた。
「すみません、遅れてしまいました!お待たせして申し訳ございません!桜井優人さんでよろしいですか」
「あ、はい。僕は桜井優人です」
そういって入ってきたのは女の子だった。その子は反対側にあった椅子に座った。身長は低く、顔も幼く見えるので中学生、もしくは小学生と言われても疑わないレベル。だが胸は明らかに小中学生ではありえない大きさ。いろんな意味で危険。
「む、いま子供だと思いましたね。私は16歳の大人ですよ!しかも胸ばかり見て、いろんな意味で危険ってどういう意味ですか!」
まさかの同い年。しかし成人は20歳、選挙権でも18歳なので16歳は大人とは言えないと思う。一応女性は16歳でも結婚できるが、やがて18歳に上がるらしいし。
「16歳は大人なんです!ってこんなこと言い合っている場合じゃないです。申し遅れました。わたくしラナと申します。神様の補佐役で、わかりやすく言うと天使です。ここは神さまや私たち天使が住んでいるところです。特に名前がないので優人さんがいた場所の言葉を使うと天国、でしょうか」
「僕、口に出してた?まさか思考を読めるとか?天国って僕は死んだってこと?」
疑問に思ったことを口にしていく。少し早口になってしまったがラナにはきちんと聞こえていた。
「優人さんは何も言っていませんし、思考は読める、というより聞こえます。優人さんが嫌なら聞きませんが。そして優人さんはまだ生きています。わざわざ電車で座れるようにし、座ったところで眠らせ連れてきました」
眠らせて連れてくるなんて誘拐じゃないのかな。
「じゃ、じゃあその思考を聞くのはやめてもらって、なんでわざわざこんなところに連れて来たの」
「それがいまから話すべきことです。桜井優人さん、異世界へご招待します!」
「は?」
異世界に行くまで少し長いかもしれません。あと続きは考えてあるんですが投稿は不定期です。最初にも書きましたが下手ですみません。