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能力獲得で逆転生活  作者: 荒木政一郎


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6/10

吸血鬼軍団

続いて俺たちが戦うのはブラッドデビルス

全員が人間と吸血鬼の変異種の混血だ

吸血鬼にも2種類あり

呪いの城で俺たちが戦った、人間を襲うタイプの吸血鬼と

人間との共存を求め街で人々とともに生活する人を襲わない吸血鬼に分けられる

今回戦うのは後者と人間のハーフ

無論全員吸血鬼の能力を使える。(他人を吸血鬼に変える能力は使えないが)

ただギフトは人間にのみ与えられる力で吸血鬼の血を持つ彼らには強力なモンスターを倒したりしてもギフトは与えられないらしい

敵の陣形

バッド ブラム マルク ライド ケイン

5人の吸血鬼が全員、前線に出て戦う陣形

対して俺たちも相手と同じ陣形で挑むしかない

再生能力のある敵を複数人同時に相手にすることはできないからだ

グレイ ゴル オルガ アンナ ライ

解説「今、もっとも勢いのあるパーティー ウイングスvs

長年上位に君臨するパーティー ブラッドデビルス

どちらが勝つのか注目です。試合開始!!!」

バッドvs グレイ

バッドの血液操作による変幻自在な攻撃を自分の周囲に展開した空中に浮く数枚の鉄の板で防ぐ。

バッド「なかなかやるなウイングス、さすがは出世頭のパーティーだが

これはどうだ 針血」

前回のライの針光を参考に生み出した技のコピー

超圧縮された極細の血の針がグレイの鉄の防御を貫通する

だがグレイはそれを交わし、バッドに急接近して鉄を纏った拳を乱打する

バッドはこれをかわさずに強引にカウンターを放つ、バッドの拳がグレイの腹に突き刺さるだがグレイは服の下に鉄板を仕込んでいた

グレイ「ライの技をコピーしていたのは想定外だったがそれ以外はデータ通りだ」

そこからはグレイが一方的に攻撃するバッドがついに気絶し

グレイがはじめて単独での勝利を獲得した

ブラムvsゴル

2人の戦闘スタイルはよく似ていた

ゴルの砂で壁を作って攻撃を防いだり、巨大な砂の手で拘束ができるだけではなく、

砂で作った複数の棘で串刺しにすることでモンスターを穴だらけにできる。

の砂の部分を血に置き換えたのがブラムの戦闘スタイル

そのためなかなか勝負がつかない

ただブラムとゴルには決定的な違いがあった

経験の差だ長年パーティーに所属しているブラムは経験という一点においてゴルを圧倒的に上回っていた

経験の差はギフトの練度に直結する

はじめは互角かと思われたが徐々にブラムがゴルを圧倒し始める

そして最後はブラムが急所を外した上で複数の血の棘でゴルを刺したことでゴルは戦闘不能になりブラムが勝利しただがブラムの前にグレイが現れる

グレイvs ブラム

鉄の魔術師と呼ばれた男と血の魔術師と呼ばれる男の対決


その頃、マルクとオルガの戦いが繰り広げられていた

圧倒していたのはオルガ、血の攻撃を見切り冷静にカウンターを入れる

だがマルクの根性と再生能力はブラッドデビルス随一

簡単には倒れない。彼を支えるのは仲間との強い絆だった

吸血鬼と人間の混血だった彼は子どものころからいつも仲間はずれにされていた。

大人になっても孤独な生活を続けることになる。いつまでこんな生活がつづくのだろうと絶望していた彼はある日、

吸血鬼と人間のハーフだけが集まる冒険者パーティー ブラッドデビルスのリーダー

ブラムに勧誘された。その冒険者パーティにいるメンバーは自分と似たような境遇のものばかりですぐに打ち解け、いろんなモンスターを倒したり、クエストをクリアしてさらに絆を深めた。上位に成り上がるのは大変だったが、大好きな仲間がいるから全然苦痛じゃなかった。ある日ブラムが彼に声をかけた

ブラム「今日からお前がリーダーだ。お前のほうが圧倒的にリーダーにふさわしい。みんなも納得してる

マルク「俺がリーダー」

(リーダーになったからには今日からはもっとみんなのために頑張らなきゃ)


オルガ「すげえよあんた。俺にはわかる、いままで戦った敵の中で1番仲間思いで

情に熱い最高の冒険者だ。仲間への想いがアンタの精神力の原点」


メンバー以外からそんなことを言われるのははじめてだ


オルガ「でも俺も仲間が大好きだ。だから俺だってパーティーのためなら命すらかけれる。」

オルガはそれまでの回避を主体とする戦闘スタイルをやめ、マルクに回復の時間を与えた。驚くマルクにオルガは提案をした

マルクはその互いの攻撃をかわさずに受け続けて最後に立っていたものの勝ちにするというオルガの提案に同意した

無数の血の斬撃や棘がオルガを襲い、クリスタルソードによる連撃と拳がマルクを襲う。だが互いに倒れない、ここからは技術勝負ではなく根性勝負だ。

激しい攻撃の応酬の後立っていたのは、、、、

オルガだ

最高に仲間思いな男同士の熱い対決が終了した

敗北したオルガだったがその顔はどこか満足した様子だった


ライドvs アンナ

ライド「マルク!!!マルクを倒すとはアンタの仲間やるわね」

ブラッドデビルスの紅一点 ライド

美しい長い黒髪を持つ彼女は

パーティー加入、二次試験の時にマルクと組んだマルクの相棒

アンナ(オルガががんばったんだから私も負けられない)

ライド(こいつを倒して、あのオルガってやつを倒しマルクの仇を討つ)

ライドもパワー型、彼女たちには多くの共通点があった

似たもの同士の激突

アンナがライドの血の攻撃をかわし

両者の剣がぶつかり合い、火花が散る

そこからは斬撃の応酬。

負けられないという強い想いが両者を突き動かす。

だがアンナがライドの動きを分析し、斬撃を交わしはじめる

ライド(強い!でもマルクのためにも負けられない)

だがその時ライドの脳裏にマルクがオルガに負け倒れる時の表情を思い出す

マルクはオルガに感謝し、満足した様子だった

マルクは本当に仇討ちを求めているのか

今自分がしているのはただの自己満足ではないかほんの一瞬だが疑問が浮かぶ

この次元の戦いでその一瞬の迷いは命取り

ついに押し負け、ライドはモロに斬撃を受けて倒れる

アンナ「あなたはとても強かった。だけど私はオルガの相棒

オルガが作ってくれたチャンスを不意にはしない」

ライド「アンタもオルガってやつも最高にかっこいい冒険者なんだね」

ライドもマルクと同じ表情で意識を手放した


ケインvs ライ

ケイン「マルクに続いてライドまであなたの仲間はお強いですね」

ライ「ええ、最高の仲間たちです」

ケイン(私がここで流れを変えないと私たちに勝利はない)

ケインがライの光線を回避し、ライに接近する

だがライも仲間たちのために負ける気はない

後ろに下がり、接近戦の間合いには入れない

ライが通常の光線を指から10本の指から光線を出し、その中に極細の光線

針光を織り交ぜた

ジェントルズとの戦いで咄嗟に生み出した新技

ライはそれを完全にモノにしていた

ケインは針光に気づかず通常の光線だけを回避したが針光を食らってしまった

ケイン(前回の戦いでララに使った極細の光線か。警戒はしていたがまさかそこまで使いこなしてるとは)

ケイン「ですがこんなところで負けられない。ブラッドデビルスはさらに上にいくのです」

ライ「残念だけどここで終わりです。あなたがたの精神力は認めますがね」

ライは持っていた剣をものすごいスピードでふり、ケインを峰打ち

ケインはその一撃で動けなくなり

ライの勝利


それと同時にグレイとブラムの戦いの決着がついていた

その勝敗はいかに?

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