Episode 30「カグヤ様、報告が軽すぎませんか!?」~出禁三人娘の正座ブチギレ会~
場所は某・静かな星の“ヒロイン宿舎”。
ちゃぶ台の前で、カグヤが静かにお茶をすする。
その正面に、正座してわちゃわちゃ怒ってる3人のウルトラヒロイン。
【出禁組】
アカリ:「ちょっとー!!なんで“ちゃんと反省してます”とか言っちゃったのカグヤ先輩ー!?
こっちはまだ精神的土下座の途中なんだけどぉお!!」
セレナ(腕組み):「そもそもあれは“お詫び”じゃなくて“献上品”だって言っておいたのに…
“お弁当”とか言った!?言ったよね!?」
シルフィーナ(静かに湯呑を置く):「貴女、“出禁の三人からです”などと……私たち、認定された感が強すぎましてよ」
カグヤ(ぽつり):「ええ……?だって、実際“出禁”でしょう……? ほら、グルモス殿の目、完全に“業務モード”でございましたし」
アカリ:「あの人、出禁宣言のとき“目が鍋の底の色”してたよ!?あれ絶対マジの怒りだよ!?」
セレナ:「そしてアンタ、何気にオムライスお願いしてたでしょ……!?完全に一人だけ常連気取り!!」
シルフィーナ:「それはさておき、私の盛り付けセンスを伝えるには皿を送るべきでしたわ……(反省方向ズレ中)」
カグヤ(うっとり):「あの“蒸しじゃがスープ”、お味が沁みて……これはもう、嫁入りの味……」
全員:「ブッッブー!!!」
(ちゃぶ台ひっくり返し寸前)
【ちゃぶ台裏・ボソボソヒロイン会話】
アカリ:「……でも、ほんとにまた食べたいよね」
セレナ:「あの店で、“ちゃんと笑って帰りたい”。」
シルフィーナ:「今度は、皆で“並んで座れるように”。」
次の日。
三人の手元には、それぞれ“新しい差し入れ”と、“真っ白な謝罪メモ”が。。。




