表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/50

Episode 23「今日のメニューは“激辛スタミナ銀河焼きそば”――火山怪獣、怒りの胃もたれ!」



店の奥から、グルモスがぶつぶつ言いながら鉄板に火を入れる。


グルモス:「今日は“辛さ”を出す。だけど、“攻撃”じゃなくて“寄り添う辛さ”だ」


【今日のメニュー】

本日の定食:銀河焼きそば“焔” 〜優辛スタミナ仕立て〜

銀河唐辛子“シュロファイヤ”を種だけ使い、刺激よりも風味重視

麺はもちもちの“灼熱惑星産グルテンヌードル”を、胡麻油と龍脂で香ばしく

脂は抑え目、代わりに胃にやさしい銀樹の根スープをセットで提供

そこに入店する、ドカーンと火山怪獣・マグネロ。


頭に火山、背中にマグマタンク。

プライド高くて自分を「激辛王」と名乗っていたが、最近胃が弱ってきてる。

マグネロ:「辛さが足りない!前よりパンチが……うう、胃が……」

グルモス:「あのな、辛さは強さじゃねえ。**“芯から温まる味”**こそが本物だ」


焼きそば提供――

ジュワッと香る辛み、でも一口食べると、身体の奥からポカポカする。


マグネロ:「なに……これ……うまい……けど、優しい……だと……!?」



【店内・いつものボソボソタイム】

ぬめり怪獣スビョーン:「オレあれ好きだわ、辛くないのに汗かくやつ…」

三目星人ピヨヨヨ:「マグネロ泣いてない?アレ汗じゃない?」

カゲムシ怪人:「あれが本気出したら溶岩吐くのに…グルモスには逆らわねぇよなぁ…」

帰り際、マグネロがつぶやく。



「明日から……俺、“激辛”の名を……一度、捨ててみる。

でも……また来ていいか?」


グルモス:「もちろんだ。次は“甘辛味噌煮込み”でも作っとくか?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ