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取り敢えず復習

俺たちは如月きさらぎの家の中に入った、中には大量の魔獣が瓶のような物に漬かっていた……


「この魔獣は全部、如月…お前が集めたのか?」


「各地の勇者達が集めて来た魔獣達よ」


「こいつは……俺が殺したはず…」


そこで目にしたのは今さっき殺した最年長勇者ジブの姿だった。


「殺した!この爺さんは戻って来た時に運営の奴らを皆殺しにするって暴れたからこうして拘束しているのよ……」


俺は陽葵ひまりに急いで聞いた。


「勇者の魔法で自分のコピーを作る魔法はあるのか?」


陽葵ひまりは頭を抱えた。


「コピー魔法はありますけど……数分しか持たないはずですし、そもそも死んだ時点で魔法の効力は無くなるはず……死んだジブさんの魔法では無いんでは……」


「いや……もし自分を複数体コピーできる魔法がジブさんの固有魔法だったら考えられなくも無いわよ……」


「確かに…ジブさんの固有魔法は異世界でも私は見たことがない……」


そんな時、どこからともなく声が聞こえて来た。


「いや〜復習もできておまけに私の体もこんな所にあるとは運がいい」


「この声は……ジフ!」


そして、魔法陣と共にジブが現れた。


「いや〜これで力がだせる」


その瞬間、拘束されていたジブ自信の首を切り裂いた。


「力が戻って来ますよ、これが私の固有魔法『Separationセパレーションは自分を3人に分離して命を三等分にする……もちろん魔力も三等分なんでね…君が1人を殺した…そして今もう1人を殺した、そこで私の魔力が完全に戻ったよ」


俺はすぐに剣を召喚した。


「お前が魔力を取り戻した所で直ぐに異世界に送り返してやる」


ジブは剣を召喚した。


すると、一瞬で拘束されていた他の魔獣達や反逆の罪で拘束されていた勇者達の拘束を解いた。


(老ぼれのくせに早いな……)


「やぁ〜ジブ〜助かったよ〜あんなか息苦しかったんだよ〜」


拘束を解いた勇者達がジブの周りに集まった。


「よくもこんな所に!ジブ俺はあの女を殺すぞ」


如月きさらぎは拳銃を召喚した。


拘束を解かれた勇者は3人…魔獣も数10対はいる……


真一は大きく剣を振り魔獣を一振りで全滅した。


「なんだよ…あの眼鏡……おい!ジブ!あいつは!?」

真一はニヤリと笑いながら一瞬で拘束を解かれた勇者の背後に回り込んでいた。


「お前ごときが殺せる相手じゃないんだよ」


真一は勇者を切り裂いた。


「この程度の勇者とは…まぁ〜魔力の足しにはなりますかね」


ジブは斬られた勇者の頭に剣を突き刺した。


「魔力をちょうだいするとするよ」


勇者は魔力を奪われ体がミーラの様になっていた。


「殺す手間が省けましたよ…感謝します、さてこれだけの魔力があれば十分ですかね」








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