取り敢えず計画
「どうやって会うつもりですか?どこにいるかもわからないのに……」
如月が質問した。
「それは結構簡単なんじゃないかな〜」
つばめが答えた。
「私でもクラウンさんの居場所は分かりませんよ……どうやって会うつもりなんですか?」
陽葵も真一に質問した。
「簡単だ…おい、つばめ!」
「分かってるよ〜すぐに連絡する」
「連絡って…どこへ!?」
如月は難しそうな顔をして聞いた。
「教えて欲しいかい?帝ちゃん!」
「て、ていちゃん!?」
如月は慌てて聞いた。
「だって帝ちゃんって言ったら怒るし〜ていちゃんでいいでしょ〜」
「私も帝ちゃんって呼びたいです!」
陽葵も嬉しそうに言い寄って来た。
「まぁ……帝よりましか……別に帝ちゃんでいいわよ、、、」
つばめも陽葵は2人で喜んでいた。
「良いあだ名だな〜ていちゃん!」
真一はニヤニヤしながら如月に言った瞬間、思いっきりビンタを受けた。
「いって……何で…」
如月は怒った表情でいった。
「あんたはその名前で呼ぶな、しねダメガネ」
「まぁまぁ、連絡の話を…」
陽葵が急いで仲裁に入った。
「そうだった〜テレビ局に連絡させといたんだよ〜」
「な、テレビ局ってもしかしてテレビ放送でペガサスの王にメッセージを送るって事!?」
「そ〜、正解で〜す!」
つばめは笑いながら言った。
「金はあるからな!」
真一はドヤ顔で言った。
「キモ…」
如月はボソッと呟いた。
「おい、聞こえたぞ……」
如月は知らんぷりをしていた。
真一は咳払いをして言った。
「つばめ、フォログラムシステムはこちらでもつかえるか?」
「もちろん使えるよ!他の勇者達も使えるはずだよ〜」
「よし、会談ワールドを急いで作れないか?予算は気にしなくいい」
「ん〜まぁ〜1日あれば!」
「頼んだ」
「おっけ〜」
長年運営を支えてきた物達の凄さを陽葵や如月は再確認する会話だった。
「これでペガサス以外の王も釣れれば良いんだがな…」