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放課後ティータイム  作者: 苺
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エピローグ

エピローグ

私はガラッとドアを開ける。

「せんぱーい。いませんか?」と声をかける。

ここは、第2の図書室。今は使われてないけど本はたくさんある。

本来ここには誰も来ない。けど、私は毎日のように来ている

この場所に出会ったのは、ちょうど半年前頃、私が高校一年生になったばかりの頃...


私は、栗田星羅、高校一年生。私の学校は中学生からのエスカレーター式。大学まであるからとても便利

ある日、私はとても嫌なことがあり、普段人が来ない、ベランダ?というか小さい外につながっているところで泣いていた。

そんな時先輩...高校三年生の星崎胡桃、に出会った。

先輩はとても優しくて私が落ち着くまで何も聞かずに背中をさすっていてくれた。

私は先輩のおかげで落ち着くことが出来て、なんだかわからないけど自分から何があったのかすごい勢いで話し始めた。

先輩は「うん」、「そっか」「大変だったね」「悲しかったね」とかいいながら聞いてくれて、その優しさにまた泣いてしまいそうだった。

でも、話の途中でまた泣いてしまって先輩に手を引かれて、来たのがここ―――第2の図書室だった。

そこでたくさん話を聞いてもらった。

その日は、そのまま帰ったけどやっぱりお礼が言いたくて三年生の教室にいってみた。でも先輩は見つからなくてもしかして?と思って昨日連れて行ってもらったところへ行くと思った通り先輩はいて、お礼がいうことが出来た。

その日はお菓子を食べながら本の話や好きなものの話、沢山の話をした。

私はその日からそこに遊びに行くようになった。

今日も遊びに来ている―――


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