なろうの盗作問題
元祖銃チート小説(そんな言葉あるのか知らないが)と言えばアーサー王宮殿のヤンキーだと思う。19世紀末の刊行というから、日本でいえば明治30年頃だ。
現代の人間が原因不明で違う環境(この小説では六世紀の世界)に放り込まれるが、その知識を活かし学校を作り、銃器や火薬の力でのし上がる。
ほら、なろうに数多あるストーリーそのものでしょ。
ま、放り込まれる人間が銃器工場の職長でしっかりした知識があったり、実践的な鍛治技術があったりするので、中高生が銃や、ガソリンエンジン作っちゃつたりするより、まだ説得力がありますけどね。
でも、機関銃まで作れるのはやりすぎな気がするけど。
電気ショックを銃で撃ち出すアイディアもジュールベルヌが書いてるし。
こんなのを盗作と言ったらチート小説はすべて盗作だろう。
科学的な背景の充実を除けば120年も前のアイディアの使い回しだと言われてもしようがない。
プロットがしっかりした作品であれば、多少似ていても良いじゃないかなと思うのです。
アマチュアなんだし、そのまま出版するというでなければね。
プロの作家が経過が少し違うだけでクライマックスのシーンは某有名作そっくりの狭い渓谷を飛ぶレースというのを、書籍化前提でなろうにアップしたときは、さすがに通報すべきか悩んだけど書籍化話がなくなったようなので放置しましたけど。
なろうで、盗作疑惑で削除された作品でも書籍化されていますしね。
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もし銃チート小説がもっと以前にあれば、ご教示ください。