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伝説の使い魔とその主人  作者: 閃光 雷流
2/2

story1 ルーべりア王国に召喚(下)

そして俺は…


「帰っていいの?」


当然のように少女サーランは…


「帰れないよ」


「なんで?」


すると、さっき少女サーランの召喚の儀式を見て口出しをした美少年が俺たちのほうに歩きながら説明をする


「僕は、イグナート・ベシカレフだ。よろしく平民の使い魔。何故帰れないのかは、もう君がサーランと契約したからだよ。主人と」


「は?」


俺にはわからなかった。しかし、イグナート・ベシカレフは補足をつけたす


「だからね、契約というのは、お前の主人のサーランに君は、絶対忠誠だから…君は主人の命令をきく!それだけだ!」


それを聞いた俺は…


「う、うそだろ!帰れないのかっ!くっそぉぉー!家に帰ったらエロゲーしようと思ったのにぃ」


すると、俺の肩にサーランが手をおいてこう言い放った


「まぁーよろしくね! つ、つばさ!」


もう信じるしかなくなった俺には選択権はひとつしかないっ


「わかったよ!よろしくな」


お互いがみとめあった契約者同士になった。これから降り注ぐ危険や災厄には俺は…

っで俺には気になっていたことがあった


「なぁ、サーランでいいよな」


「うん!いいよ」


サーランから承認をえた。しかしまだ俺には気になっていたことがあった


「サーランって男なのか?」


驚いたサーランは…


「っえ!なんんで?」


「だって!胸が小さいというか…あるのか胸?」


俺はやばい事を言ってしまったと…今感じた。


「はっ!おい!つばさっ!次言ったら…殺すぞ!」


その、サーランの迫力に俺は身をすくめることしかできなかった


「すまん!気にさわったなら、許してくれ!」


「まぁいいけど…じゃあ行こうか?」


「どこに?」


「寝床よ」


一瞬俺は戸惑ったが、そういうことじゃないみたいなので


「わかった」


「じゃあついてきて!」


そして俺はサーランについていくことになって、ついていくと言っても3分くらい歩くだけだったし…わかりやすいところにそれは、あった!


「ここが私の部屋よ!」


入ってきてと、促すサーラン。それに俺もついていく


「っで、俺は?」


「ここよっ!」


サーランが指差したのは…


「わらっ!」


「うん!つばさには、ここで寝てもらうよ!」


「なんでだよ!そこのふかふかそうなベッドがいい!」


そう、わらベッドの横には、実に高級そうなベッドがおいてあった


「だめよっ!ここは私のベッドだから」


「はいはい、わかりましたよ。俺はここで寝たらいいんだろ!」


「うん!」


その「うん!」がすっごい気にくわん、俺は殴ろうかと躊躇したが男が女に手を出したらと思いやめた


「じゃあこれからもよろしくね!つばさ」


「お、おう!」


と、認め合った二人。二人の間にはまだ絆は存在しなかった。俺は思った

(ぜってぇ、仲良くなってやる)と、ただの妄想に過ぎない台詞。声に出さなかったのが良かった。

でも、これから始まるこいつとの生活はやばく思えた…



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