第1章 story1 ルーべりア王国に召喚(上)
この世界は、魔法の世界といっても平民と貴族にわかれていて、平民は魔法がつかえない。それに対して貴族は魔法を使える。その貴族は魔法を学ぶために<魔法学院>という施設に寮生活でせいかつをしている。しかし今日この日そして今、使い魔召喚の儀式がある。
使い魔召喚の儀式を自信たっぷりに、ある少女は魔法を唱える。
「汝、この世界そして私の前に美しき使い魔を召喚せよ…っ!」
その声は美しく透き通った声だった。いったら聖女だ!すると少女の唱えた魔法は成功したらしく、その使い魔は爆発音とともに少女の前に現れた。
「いたた、ここは…?」
その使い魔は…
「おーい!サーランっ!そいつって平民じゃない?」
その召喚を見ていた美男子が使い魔を見て少女サーランに言う。そして召喚した少女サーランは…
「っえ?これって平民?」
(なに、を言ってるんだ?この人達、もしかしてここってドラマを作ってる…いやいやそれはないな。撮影用のカメラがないしな。じゃあなんだ…)
と考える使い魔の少年
「ねぇ、あなたどこの平民?」
(平民!聞いたことがある。平民って貴族とかのジャンルのアニメでよくでていたな)
とまた考える使い魔の少年
「ねぇ聞いてる!」
(あぁ、聞いてるさ本当にここは?ってか早く自分の家に戻ってゲームがしたいっ!)
とまた考える
「ねぇっ!」
「ぁあああああ!ごたごたうるせぇーな!」
「きゃっ!」
次は考えることなく声に出した。それに驚いて少女サーランはしりもちをついた。しかし、その使い魔の少年はそんなことはどうでもいいとしてここの場所を聞く
「なぁ、あんたここは?」
「ルーべりア王国だけど?」
ルーべりア王国…聞いたことがない
「ルーべりア王国!?それって東京なのか?」
「トーキョウ?なにそれ?ってかあなた誰?」
「俺か…?俺はな、王臥 翼だ」
それを聞いた少女サーランは意味がわからなさそうにし…
「オウガ ツバサ?」
「そ、そうだ!本当にここって日本じゃないのか?」
また意味がわからなさそうにし…
「ニホン?本当にどこそこ」
もうめんどくさくなった俺は…
「もう、いいわ!帰らせてくれ!意味がわからん。ここの宗教団体みたいなところ」
「帰るってどこに?」
決まっている!
「自分の家に!」
その俺の言葉に反応するかのように
「だっだめぇ!私と契約しないとやばいことになるよ!」
俺は思った。こいつ頭うったのかと…だが俺は
「は!どうでもいいわ!じゃな!」
「まって!」
しかし、少女サーランが言っていたやばいことが起こってしまった
「あっちぃーっ!」
それを聞いて、あきれた少女サーランが駆けつけてくる
「だから言ったでしょ!やばいことになるって」
「は、はぁ!あっちぃ!意味がわからん!」
「まぁ、落ち着いてすぐに契約を終わらせるから」
その契約というものが俺の日本との真逆の契約の仕方だった。それは…キスだった!少女のサーランが顔を寄せてきて。俺は、拘束状態みたいになって動けずキスを受け入れてしまった。しかし…
「あっちぃー!お、お前なにを…!」
「大丈夫よ!落ち着いて!もう少しでおさまるから。っあ右手をみて!文字が彫られているでしょ」
その言葉を信じて俺は右手を見る。しかし本当に文字が彫られていた。
「た、確かにな。こ、これが意味がわからん世界の契約法なのか?」
「そう!でも意味がわからない世界ではないよ!ここはちゃんとしたせかいで、ここはルーべりア王国…で、立てる?」
手を差し出してくる。それは俺も受け入れ
「ありがとう!」
「どういたしまして!」
次話は下になります。