0ー8
過去を思い出し、何か色々と憂鬱になり、思う事がたくさんあるが致し方がない。
それで、思い出したからかな?一様携帯のメールで本屋に寄ってから帰ると伝えみたら、5分後にめちゃくちゃ長いメールがお父さんから送られて来た。要約すれば『分かった』との事だが、それ意外にもかなりの世間話が詰め込まれて10000文字ぐらい行って居たと思う。まぁ勿論最後まで何か見れないから、正確な答えは出せないけど。
でもまぁ、自分自身で思い出した過去の事で憂鬱なっていれば何と言うか、とてもバカな気がするよ。だからと言って、まだ周りに居る人達だけで憂鬱、自暴自棄に成らないだけまともになったと思い………たい。
そんな今の僕の周りの状況、それは路地裏や抜け道、暗がりと言った所で、あまり人が通る道でもないから実際これで人に対して憂鬱になれば、かなり想像が豊かなのか明らかな自信過剰だとも思う。でも、自分自身で言わば自虐をしている事に関しては、多分観客的に見過ぎなのかもね。
それを良しと取るか、愚と取るかは事と次第、臨機応変に使い分けるべき所だ。課題として上げるには生き方その物を変える必要がありそうだがな。
話がどんどんと重い方向に向かって居る様な気が明らかにするが、そんな事はどうでもいいよ。何時もの事だし。
歩いている道。
それは両側に塀があり、太さは7cmぐらいで小動物ならば簡単に進む事が出来る。
で、今歩いているのは茶色く耳と手、あと尻尾が特徴的でとても可愛い小動物、そう野良猫しかも子猫だ!撫で繰り回したい気持ちと弄りまくりたい気持ちが交差する中、自ずと僕の手は子猫に伸びて行き、そして頭を撫でていた。
柔らかいフワフワとした毛先がまた何とも言えない感触があり、しかもこう言った動物達はオスやらメスが関係無く僕を拒絶しないし、何より癒される。
子猫もオスかメスかはちゃんと見なきゃ分からないけど、でもそのちょっと黒茶って言うのかな?そんな色をした毛先な頭をグルグリ僕の手に甘える様に当てながら、喉で『ゴロゴロ』鳴いて凄く可愛い!
やっぱりアレだよね。猫とかは居てただ弄るだけでも癒されるんだから、そう言ったセラピー方法も本格的にやっていったら、一体どれだけの人が救われるんだろうか。
近頃は、飼ったは良いが捨ててしまうケースなどが多数あるし、やむを得ない事情があるならまだ良いけど、飽きたから何かだったら本当に嫌だよね。全く猫に限らずだけど動物の身にもなって欲しい。
因みに、僕は小動物全般が大好きですよ。
でも、僕の家では事情が有り過ぎて飼えないのが残念な所。
まぁ、取り敢えず十分癒されたし、本屋に向かうとしますか。
憂鬱になったり元気になったりと忙しい気もするが、基本的に人間何てそんな感じにしか思えないのが、また何ともリアリストぽっさを増させる。
あんまり可笑しいとただの人格異常者、対人恐怖症何かの人や精神不安者何かに当て嵌まりそうだけど。
そんな事を思いつつ、しっかりと手は子猫の事を撫で繰り回している訳で、何か凄い。まぁ本来の目的である本屋に行く為、子猫から手を離して「またね」と子猫に向かって言ってから、僕は路地裏を歩き出した。
それから大体15分ぐらい歩いて今の時間帯は微妙に人通りが多いが、頑張って本屋には着いた。本屋の名前は…………あれ?何だっけ?そう言えば一様は地元の本屋だし覚える意味が無かったから知らないや。
よくあるよね。………………よくある筈だよね!まぁわざわざ知る機会なんて無いよね。地元の本屋何か。
で、そんな本屋に着いた訳だが、正直この本屋はかなり大きい。なんせ本屋基、デパート何かのビルをそのまま使っている上に、全階がジャンル訳された本が並んでいる。本をふらーと探す気持ちで入るには大き過ぎる。
よく中学や高校で三年間毎日図書室に通って、図書室にある本を全部読んだみたいな話は聞くが、そのレベルを明らかに超えている。その上、僕も『暇な』休み時間を利用してそれをやってみた事はあるけど、以外とやろうと思えば出来ない話ではない。
そもそも、読むスピードは毎日読み続ければ上がる。しかもお父さんのメールのせい?おかげ?まぁ、あの長文面を以下に処理していくか。が重要な場所だし、文を理解するスピードはかなり早い。
だから、本当にやろうと思えば出来た。小学校からやっているから裏技にも近いけど。
で、取り敢えず何処から見るべきだろうか?
全5階、地下も入れれば6階建てになる。地下から順に見て回れば圧倒的に時間が削られてしまう。かと言って見たい本がコレと言ってある訳でもない。
となると、やっぱり各階に置いてあるジャンルごとのオススメを見るべきだな。かなり人任せな気がするのは事実だが、オススメ本は軽く立ち読みしてから買える、しかも全体的に良い確率の方が高い、その辺りを考慮すると1番外れがない。
在り来たりであるのは認めるけど、本好きはやるであろう。
見方を決めた僕は、取り敢えず地下1階まで行き、そこから上に上がる形でオススメ本を見る事にした。
地下1階にはモノラルな、と言うか、モノクロなどのレトロ写真や過去の雑誌、コピー品だが昔に描かれた古文やメジャー所の大学などの詳しいレポートなどもある。単純に学を学ぶのならこの階だけで十分事足りる。
その為、ここのオススメ本はかなり質が良いか全く無いの何方にしか分かれない。
そして今日は生憎後者の方らしい。各階にあるレジ横に並んでいるオススメ本コーナーには本が置かれていない。まぁ予想通りと言った所だな。
何か置いてあれば確実に手に取って居ただろうが、本が無いから察するに月一で変わるからか、もしくは在庫切れ、ただ売れ行きが不調な為かもしれないのなどの事実も否めないが。
勝手な想像をしつつも、流石に用事が無い場所に居るほど本屋とは面白い所では無い。なので、僕は足早に1階に戻り、1階のオススメ本を見てみる事にした。
全階共通でオススメ本はレジ横に置いてあり、僕の居たポジション的には全く見えない状態だった。なので今始めて見る訳だがコレはやっぱりと言うべきか、何処の本屋も大体同じだろうけど1階には最新雑誌やファッション誌、料理関連の本が置かれている場合が高い。勿論この本屋も例外では無くその系統の本が充実しており、オススメ本も最近でた雑誌や、今流行りのダイエット料理などが3冊ずつ並んでいる。
基本的にはあまり関係なさそうな本のジャンルだけど、ダイエット料理の本に僕は手を伸ばして居た。
普段は料理が上手い姉さん達が作ってくれるが、学校やあと家で料理を手伝う事もあるのでダイエット料理はかなり見ておく必要が高い。
そして手を伸ばし取ったダイエット料理本には大きく『ワンポイント料理でカロリーが30%が落ちる』、『カロリー控えめ、でも甘いスイーツ』と女性が手に取りそうな売り文句が書かれている。
本を開きパラパラと流し読みをしてザッと分かったのは、こんにゃくでのかさましやスイーツに豆腐を使うなどの基本ダイエット料理の方法が書かれていた。
この類の本は一度買って居るのでこの本は戻し、残り2冊の本も手に取り内容を確かめ始めた。
大まかに読み流しで見た感じだと、野菜などを多く使いビタミンを大量に摂取してダイエットをする感じのと、単純にダイエットレシピが50ほど載っている、ザックリと分けてみると以外に両方とも使える以前に金銭面的に直撃しそうなレシピが多いので、本を棚に戻すとこの階のオススメ本を見終わったので、今度は2階に上がっていく。因みに言えば、エレベーター内で人と2人切りに成らない様に階段を使って上がっていますよ。理由のもう半分は運動目的だけど。
3階には主に小中高生向けの漫画や小説、問題集何かが置いてある。オススメ本にも中学生向けのが多いが、やはりと言うか次期が次期だからだろうか?高校で習うであろう問題集が多数並んでいる。
事前学習として読む人が多いのだろうか?だが、まぁ基本僕にはあまり関係の無い話となる。何回か言っているが、一様僕の学校は進学校+受験の様な基礎問題を一から復習し直す意味がも無いので、今の時点でもう高1の二学期終了ぐらいまで行って居る。まぁ小学での勉強が基礎版を教える感じだったし、ある意味日本の勉強論の様な天才が無く皆平等の様な感じでは無い。かと言ってアメリカの様な感じでもなく、ただ高校卒業までをシェアに入れた言わば12年間の学校生活で、どの様に育成するかを考えられた感じに近い。
なのであまりこう言った本は、僕にすればあまりにも無縁の世界になってしまう。
しかも、一様買う時は買うがこのオススメ本は去年の内に買っているのでいい。
そんな繰り返されるて行く様な決まったローテーションを回しながら、何か良い本が見つかる訳でも無く最上階まで辿り着いた。
最上階のジャンルは総括されたと言う感じで、教則本や日常生活では一切使わないであろう本などが置いてある。
そんじゃあ、最早恒例行事と成りつつあるオススメ本コーナーを見るとしますか。自分で考えていて悪いが、明らかなまでの予定調和だよね。何かボケ担当がやる1人解説リポーターみたいな。しかも妙にリアルな説明文だし。
何か自分に自分でダメ出しをしているけど誰かが処理してくれる訳でもないので、オススメ本の方に僕は目を向けた。
並んでいる4冊のオススメ本、全てパッとしたタイトルなどでは無いが、1冊だけタイトルに書かれている言葉気になり、僕はそれを手に取っていた。
根拠何かは無いけど、何と無くこの本を買っといた方が良い様に感覚が頭の中に激しく生まれて来る。別段買う事自体に何か異論がある訳ではない。この本は持って居ないしオススメ本と言う事はかなり良い本何だろう。だがもしも内容が面白くも何ともなかった場合、興味本位程度の気持ちと衝動で買うのには以外と本の出費はでかい。そう考えると迂闊に買うのはあまり好ましくない。でも、もう僕は手に取ってしまったんだ。この本を買わずには居られないんだろうな。
そして本をレジへと持って行き………………………………………………………………………………………買ってしまった。そんな訳で僕の財布から2980円が消えて行った。しかもやっぱりと言うか、もう6時45分か。本屋に居ると時間を短く感じる。まぁオススメ本を立ち読みしたり、軽く見て回ったり、悩んだりもしたからしょうがないか。
それにしても冷静になったらレジや周りからかなるの視線が僕に向かって、痛々しいほどに飛んで来ているのが分かる。店員さんを除いてはほぼ女の人だから、良い方なのかもしれないけど。少なくともキツイのには変わりない。
それじゃぁ本も買ったし、これ以上この場に居ても良い事はなさそうだし家に帰るとしますか。
ゆっくりとした面持ちで僕は階段を使い1階まで降りたが、予想は出来て居たけどまだ話し掛けられては居ないから『ただ』の偶像かもしれないし、僕が本の事で頭がいっぱい過ぎて『ただ』周りが見えて居なかっただけかもしれない。でも何と無く多数の視線があり、多数の女性が僕のあとを着いて来てる気がする、多分正解だと思うけどね。
取り敢えず遠回りになるしあんまり通りたくはないけど、細かい路地裏に走るしか止むない。
1階にある扉で1番路地裏に近い場所から本屋の外に出て、本を鞄にしまい、そしてタイミングを悟られない内に、一気に地面を強く大きく蹴り上げた。
するとやっぱり多数の女性が僕の事を追い掛けて来ている。しかも、ドーパミンやアドレナリンが体内でかなり分泌されて居るのか?めちゃくちゃ足速いんだけど!一様男子平均は取って居るのに、何でスタートで取った差以外が開かないの!
僕=女性、綺麗に力関係の数値が同一化されました。じゃねぇよ!
路地に入る瞬間、足を強く蹴る様に軸を作りながら一気にスピードを落とす事無く曲がった。これで多少の距離と速度の差が出た、ならこのまま同じ様に!
路地裏を上手く使いながら巻いて行き、それから25分程して漸く家に辿り着いた。何と言うか、とても疲れた。勿論体力的な意味や精神的な意味でもね。
でも、よかった。居合や抜刀術を習って置いたお陰で一瞬での方向変換が出来た。まぁ失敗してたら命?が無かっただろうし。
本当に疲れたが、兎に角家に入ろう。
そう思いつつ僕は家に近づき、扉の取っ手に手を添え回しながら扉を押して、当たり前だが「ただいま」そう言って家に入った。
扉の先に広がる光景、それはまるで今の今まで料理をして居たかの様に、黒のミニスカートに白いエプロンを着て居る秋葉姉さんと、あー親戚で何か日本国で1番偉い家計?と言うか、何か神に近い所の現当主をして居る天宮司 天音姉さんが居た。天音姉さんも秋葉姉さんと同じ様な格好をしているから、今の今まで料理か何かをして居たのだろうか?
何と言うか、料理をして居たのなら何故に此方に来たし。ツッコムのはもう疲れたからやらないよ。
でもまぁ、取り敢えずは「姉さん達ただいた。天音姉さん仕事はどうしたの?今日って確か仕事あったんじゃ無かったけ?」そう世間話を入れつつ、僕は靴を脱ぎ靴箱にしまうと無意識に自己防衛本能が働いたらしい。真っ直ぐに干渉するまいと考えながら自分の部屋に向かって歩き出して居た。
「そんなの勿論、れんくんに会いたかったから仕事何て放り投げたに決まってるじゃない♡それより、おかえりなさい。あ・な・た、ねぇご飯にする?お風呂にする?それとも…わ・た・し「どう「何行って居るですか!恋ちゃんは私と色々遣るんです!そんな事言うんだったら天音さん、とっと仕事にでも戻って下さい!それと恋ちゃん、おかえりなさい♡あとで一緒にお風「この年になって入る訳無いでしょ、姉弟何だからとか言わないでね。あと天音姉さん助けてみたいな目を向けないでよ。それと仕事は行かなきゃね」」」とてつもなく、高密度な会話だった気がするが、流すとしよう。
そうして僕は部屋に向かうために階段に登りながら、まぁ僕の為?まぁ自分の為かもしれないけど、「それと、美味しい夕食期待してるよ」そう労わりの言葉ぐらい掛けて上げなきゃね。と思い、言いながら階段を登って行った。
階段の先には4つの扉があり、僕や秋葉姉さん、夏海、あとは天音姉さんや海斗が来た時に止まる、言わば客室と成っている。
普通の男子なら、ここで姉さん達の部屋に入りたいとか思うのかもしれないが、僕は正直どうでもいい。なので真っ直ぐ自分の部屋に入った。
8畳ほどの殺風景な、だが本の数が多い部屋。それがこの部屋に対する一般的な反応だ。
物は必要最低限な私服とベット、勉強様の机があって本棚に本がかなり置いてあるぐらいだ。部屋を見る限り本当僕にはメガネが似合うと思うよ。いや、本を読んでいる所がね。
そんな風に部屋を微妙な評価をしながら、鞄をベットの上に置くと、制服を脱いで私服に着替え始めた。私服と言っても何の変哲も無い白と黒をメインにした、ツートンカラーの少しだけキッチリした感じの服何だけどね。
私服だけで言えばかなりの模範生だと、自惚れでは無いが思えと来る。流石に地味過ぎるとも思うが、それでも派手な服や身の丈に合わない服何かよりかは、こっちの方が何倍も良いと感じられる。
考え事をしながらでも直ぐに着替えは終わり、制服もハンガーに掛けた。そうすると、あとは買って来た本を読むか。そう思い鞄に手を触れ様としたが、1階に居るであろう夏海の声で「おにーちゃぁん、ご飯出来たよぉー」と。僕に届く範囲での声だから多少声を大きくしたのが分かり、それに対して「分かった」と夏海と同じぐらいの声量でそう言って、僕は1階に降りて行く。
すると先ほどは、いや。しては居たんだろうが気づかなかったのかな?
何かは分からないが、とても美味しそうな匂いが僕を包み込んだ。
その匂いに引き込まれる様に居間に入った瞬間、目の前にあるテーブルに置かれている美味しそうなビーフシチューが目立ち、そしてそれを囲む様にパンやサラダなどが置かれ、見ているだけでも美味しいんだと分からせてくれた。
ただ何故だろうか?とてつも無く違和感が、ああそっか。お父さんが台所に立って居るからか。確かお父さんの料理は美味しいけど、作ってる所はあんまり見ないからとても違和感を感じる。
例えるなら、料理が上手く無いと思ってた人が実は凄く料理が得意だった、みたいな感じ。
「恋ちゃん、ほぉら早くママの横に座って一緒にお夕食たべましょう♡」優しく、まるで幼い子供をあやす様に、僕にそう語り掛けてくる僕と同じぐらいの身長、その身長にはミスマッチな豊満な胸。そして何時も良い香りがする茶色の巻き髪をしている美人で優しいお母さん。
僕には十分過ぎる程の、本当に血が繋がっているのかと疑問に思わせる程のお母さんだ。
「分かったよ、お母さん」と味気など全く無いが、そう言いながらお母さんの横に座ると、お母さんは腕に抱き着き、何時の間にか隣には天音姉さんが座り、僕の腕に抱きついていた。
すると秋葉姉さんと夏海の目が若干釣り上がるが、ほんの一瞬でその目は元通りになり、お母さんと天音姉さんの横に座った。天音姉さんが居る事以外には対した変わり様はないが、何でテーブルの全体が相手居るのにコッチに寄ってるの?
そんな事を考えて居ると、大皿に乗せたホイル巻き。えーと大きさ的にジャガイモのホイル焼きかな?
こう言ったホイル焼きって凄く美味しいよね。でもさぁ、すげーシンプルな料理だよねホイル焼きって。いや、確かに塩や焼き加減何かでも変わるけど、あんまり関係無いよ…ね?幾ら援護射撃しようと思っても、一度上げたハードルは下げられないよぉ。ごめんねお父さん。
要らぬ所で自滅した気がするよ。「ん?どうしたんだい、恋。何か悩む事があるなら僕に、お父さんに頼るんだよ」何時の間にか、別に僕自身は別段流れ安い性格と言う訳ではないだろう。だが、ここ最近気付かない間に色々と進んでいく出来事が多い気がする。
今だって知らず内に、お父さんが僕と向かい合わせになる席に座っているし。
それは放置しておくとして、走ったせいでお腹も空いてるし「ううん、大丈夫だよ。ちょっと考え事してただけだから」そうお父さん返して、続け様に「それより料理冷めちゃうし、お腹減ったから早く食べようよ」と素直に思った事を口に出してみた。
するとみんなも「それもそうね、まぁお姉ちゃんが作った料理だから冷めても美味しいでしょけど、どうせなら1番美味しい時に食べて欲しいし」や「うん、私お兄ちゃんの為に頑張って作ったからね」、「さぁどんな風に食べさせ様かしら♡」「じゃあ、恋ちゃんはママと一瞬に食べましょうねぇ♪」と、最後2つ何か間違っているからね!食べる事に異論が無いのは分かったけど、でもその行く末には異論が、僕の異論が満ち溢れているよ!
だが、この中。もとい僕が女性陣に対して強く出れる訳もなく、またお父さん以外の全員が後者2人と同じ行動をするんだろうね。何時もなら何かしら言葉が飛んでいるのに、今は全く飛んで居ない。それとお父さん、そんな頑張れみたいな目を向けるなら助けてくれよ。まぁ昔みたいなのは期待してないけど。
そうして約45分、生き地獄?を味わったよ。いや、料理は美味しかったけど。僕の年で考えればよく噛んで居ると思えば丁度良いぐらいの時間、もしくは結構な量を食べればこれぐらいの時間になるのだろう。でも残念。これはあまり噛んでも居なければ、量を食べた訳でもない。
ただ周りにいる人達に振り回された結果だ、だから生き地獄?になる。
とても羞恥心を隠し切れない程に辱めを受けた筈だが、生憎みんなにその気が無いのが救いなのか、逆に不幸なのかはあまり考えたくはないな。はぁ、溜め息が口には出さないが零れて来るよ。
因みに今僕はお父さんと一瞬にお風呂に入って居ます。浴槽は大人3人ぐらいが足を伸ばしても全然余裕なぐらいだ。下手な銭湯に行くよりも快適何だけど、やっぱりお風呂って言ったら夜か朝、しかも露天風呂が最高。それ以外だと熱いお風呂に入るか、サウナ後の水風呂も気持ち良い。
で、そんなお風呂の中。お父さんに僕は髪を洗ってもらって居る。別に1人じゃ出来ないみたいな可愛い何かは無い。何かお父さんがやりたいと言うか、コレは父の仕事何だ、とよく言うのでやらせて居る感じだ。
『ワシャワシャ』とお父さんの手、指が髪の毛の束を通り抜け、音を立てながら洗っていく。
不満と言う不満がある訳ではないが、流石にこの年になると少し恥ずかしい。それに妙にお父さんの手が気持ち良く頭を刺激していくのが腹立たしい。
「恋、痒い所は無いかい?」髪を掻く音の中、そんな声が聞こえて来た。
もちろん声の主はお父さんだけであり、答えもまた「うん痒い所はないよ」と在り来たりな答えになってしまう。でも、それだけで話を終わらすのはどうも偲びないので「お父さんはさぁ、この世界に神様は居ると思う?僕の答えとしては居ないだけど」ふと疑問に思う事でも無いが、ただその場の話を繋げるのには良い感じの話だと思う。まぁ気にもなるけど、お父さんの世界、そこには神が居るかどうか、を。
するとお父さんには珍しく、一瞬悩んだ様で無言になるが、それはたいして疑問を抱く程の時間では無い。ただまるで時間を掛けて考えた様にお父さんは答え始めた。
「そうだな、この世界が生まれたのをただの偶然と言うのならば神は居ない。無数の人の思考が交差するシュミレーションゲームみたいな物かな。だが、僕からすれば神何かはどうでもいいんだ。………家族や仲間、特に恋が大事だからね」何か射抜かれた様な感覚が体を襲うが、この感覚がお父さん特有の大黒柱。安心を与えてくれる暖かさなんだろうな。
そしてお風呂から上がり、今の状況。それは完結だけを言えば長湯し過ぎた。右手に持っているペットボトル、それは逆上せた体に内量である炭酸が染み渡り、体内に潤いを齎してくれる物だ。
今日は何時もの様な勉強や、わざわざ予習をする物も出ていない。だから、僕はペットボトルを机の上に起き、ベットに倒れ込んでいた。
逆上せて少し重くなった身体を包み込む様にベットが柔らかく、眠気を誘ってくれた。
そして頭の辺りにある鞄「ああ、本そう言えばまだ見てなかったな」独り言をポツリと呟き、更に重く成っていく身体を引きずる様にしながら鞄から本を取り出した。
眠くなる意識をギリギリ保ちながら、ゆっくりと本を枕の隣に置いた。
『自分と他人』これが本のタイトルであり、大雑把に言えば何処かの偉人が書いた説明文や人間論を綴った本。中身はジャンルだけだから知らないが、ただ興味を引いた。買う理由はそれ意外に要らない。
で、僕の睡魔は限界だ。だからもう寝るよ。
おやすみ、その言葉と共に僕は意識を解き放ち、深い眠に着いた。
ご覧頂き有難うございました。
一様今話の方で0章は終わり、来週からは3〜4話程度のサイドストーリー+説明&登場人物設定を載せたいと思っています。
それでは、何か思った事がありましたら気兼ね無く御報告をお願いします。