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僕に恋する人  作者: 音夢
第0章 番外編
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番外編 私と小さい恋ちゃん

私の名前は舞川 春香です。よく街を1人で歩いているとナンパ何かをされますが、私が『結婚していて3児の母です』と言うと殆どの方が驚きます。それは私が子供ぽっいと言う事でしょうか?

そう思うと少し苛立ちが込み上げて来ますね。ですが、今から始める私の自慢の息子であり、母である私ですら男として意識してしまう程にカッコ良く、愛らしく、それで居て弟の様な兄の様なと全ての属性を持ち得た私の息子、恋ちゃんとの思いでを思い出せば、そんな気持ちは無くなります。なので癒されるとしましょうか。



……………あれ?そう言えば、恋ちゃんが最後に泣いて私に抱きついて来たのは何時頃ですかね?

思い出せば、3〜4歳の頃はよく一緒に寝てましたし、今よりも甘えて来てくれてました。でもここ最近は一緒に寝るには自分から行かなければなりませんし、私が甘えさせようとしても

然程(さほど)甘えて来てはくれません。

母、恋のママとしてはもう親離れする時期なのね、と悲しみながらも耐える所なのでしょうが、一女としては我慢は愚か、もしも恋ちゃんに反抗期何て物が来てしまったら、自殺してしまう……でしょう。


ですがまぁ、私が恋ちゃんを甘やかし続けるのは辞める気など、天地がひっくり返ってもあり得ない事です。

因みに言うと、私は別に恋ちゃんが長男で末っ子だからと言う理由で、甘やかして居る訳じゃ無いんですよ。私は恋ちゃんが恋ちゃんだから甘やかして居るんです。だから他の子達にはかなり厳しい事をいっぱい言いますし、娘の秋葉や夏海、親戚の海斗ちゃんや天音ちゃんが、私が恋ちゃんと居れない時間に、恋ちゃんに対してダメな事を教えたり、私の恋ちゃんに触っているからって厳しい訳じゃないですよ。本当ですからね。


そうそう、で恋ちゃんが最後に抱きついて来たのは、の話でした。

別に泣いて無くても良いんですが、最近のは全て私から抱きついて居ますし、 3〜8歳の頃は一瞬のお布団で寝て、私がちょっと怖い絵本を読んで上げると、目に涙を溜めながら抱きついて来ましたね。よく考えれば恋ちゃんのカッコ良い感じは少ないですが、可愛いらしくて抱き締めたい縫いぐるみみたいな感じだったショタ恋ちゃんが、涙目で抱きついて来たのですからアレはかなりの娯楽、快楽です。

で、話が脱線しましたが最後に抱きついて来たのはですが、多分あの時ですね。



お話ついでに語ってみますか。

えーと、じゃあ昔々、と言ってもほんの数年前の出来事の昔話を始めますよ。



……………………8年前……………………



まだ恋ちゃんが7歳で夏海が2歳、秋葉が10歳の頃。私は夏海の事を面倒見ながらも、学校に居る時以外はずっと恋ちゃんを構っていました。

そんなある日に起こった事件、それは何処の家庭でもある様な、でも私達には大きくて、とても深刻な事件。



いつも通り、少なくとも私にとってはいつも通りの朝。

夏海を子供用ベッドに寝かしてから、恋ちゃんと一緒に寝て、そして恋ちゃんが起きるのよりも25分ぐらい早く起きる、何時もと同じ様な日常。


そして本当なら恋ちゃんが起きるまでずっと、恋ちゃんの愛くるしい寝顔を何時までも見ていたいけど、それだと起きた時にまだご飯が出来て居なくて待ってもらう事になっちゃうので、抱きついて居る恋ちゃんが起きない様にしながら私は布団から抜け出して行く。

すると恋ちゃんの手、まだこんなにも小さくて、でも何時の間にか私よりも大きくなって行く、そんな恋ちゃんの手が甘える様に私のパジャマを掴んで来ました。決して強くは無いけど、強かった手。


(あらあら、恋ちゃんは甘えん坊さんなのね)そう思いながら、ゆっくり恋ちゃんの手を離そうとした瞬間「おかーしゃん、しゅきぃー」小さな寝言、呂律も回って居ない言葉だけど、私には絶大的なまでにダメージ(萌え精神)的な物を与えたわ。

スルリと恋ちゃんの指はパジャマからは離れたけど、こんな愛くるしい寝顔でしかも呂律の回ってない可愛い寝言を言われちゃったら、私離れたく無いじゃない!もう私がギュッと抱き締めたいわよ!

興奮している所にまるで追い討ちを掛けられた様に、と言うか追い討ちを掛けられて私は自分との戦いに勝ち、何とかダイニングキッチンまで辿り着く事が出来た。

途中何回も『今戻れば恋ちゃんの寝顔と、また寝言を言って貰えるんじゃないか』と悪魔の声を聴きながらも、それに耐え抜き本当の意味で『何とか』ね。


それじゃあ早く作って、恋ちゃんにお母さん特性の愛情たっぷりご飯を食べさせてあげますか。

もちろん『あーん』をしてあげますよ。夏海にも少し仕方が無くと言う気持ちがありますが、ちゃんと食べずらそうでしたらやります。


では先ずは1番時間の掛かるであろうスープから作りましょう。

スープは簡単にコンソメの素、スライスした玉ねぎ、それと隠し味に醤油を入れれば出来上がりです。

あと外はサクッ、中はモチモチとするトーストをトースターで焼き、キャベツと人参の千切りにドレッシングを掛けて、最後にミニトマトを乗せてサラダが完全。これで朝食は出来上がり。恋ちゃんへの愛情と私の料理の腕、恋ちゃんを思う気持ち、あと恋ちゃんが美味しそうに食べる顔、その全てが詰まった料理。さて、残るはどうやって恋ちゃんに食べさせるか、ですね。

じゃあその事も考えながら恋ちゃんを起こしに行って、色々やっちゃいましょう。もちろん色々は色々ですよ。



そうして部屋に戻り、寝ている可愛い過ぎるショタ恋ちゃんの横に座り、優しくほっぺに指を触れさせて行きます。すると指先に伝わる柔らかい感触、それと凹んで行く恋ちゃんのほっぺ。

何かコレをやるだけで気を失なってしまいそうね。でもまだよ。今ここで気絶しちゃったら恋ちゃんを抱き締められないわ!


そして萌えて気絶?そんな感じにならない様に、でも私は恋ちゃんのほっぺを弄り続けていると、むくっと恋ちゃんの体が動き出し、目を擦りながら目を覚まして行った。

たったそれだけの動きでさえ可愛く、そんな恋ちゃんがまだ目を半開きにさせながらも、私の方を見て「おかぁさん?」寝起きだからか言葉が少し伸びて居る気もしますが、またそこが可愛い!

あー、抱き締めたい。それと鼻の奥から鉄の匂いが薄っすらとするから、切っちゃったのかな?まぁこんなにも可愛い恋ちゃんを見たら、鼻血くら「なぁに?恋ちゃん♡ママに何かして欲しい事あるの♪」恋ちゃんの手が私の手に触れたので、私はそう直ぐに反応した。

すると恋ちゃんは「おはよぅ、お母さん」と挨拶をしながら上半身を起き上がらせ、何と私に抱きついて来た。コレはアレですよね。私の理性に訴え掛けて来てますよね!

ですが、此処で負けてしまう訳には行きません。そう恋ちゃんにいっぱい色々な奉仕するのは朝食の時、今はまだ我慢ですよ私。


「恋ちゃんは甘えん坊ですね♡じゃあ先ずは朝食を食べる前に顔を洗いましょうか♪」と言い、恋ちゃんをゆっくりと立たせ、

いえ。恋ちゃんは軽いので抱っこして上げましょう。そして何時か私にお姫様抱っこをして、私に甘いアレをして下さい。

そう夢を心の中で唱えながら、恋ちゃんを連れて洗面台に行って熱くも無いし、冷たくも無いぬるま湯で顔と手を洗って、ダイニングキッチンの横にある食事場に来ました。


食事の用意はもう出来て居るし、恋ちゃんも居るので「それじゃあ食べましょうか」と溢れ出す欲望を抑えながら言い、恋ちゃんも「うん」微妙に眠気が残っている様だけど、返事をしてくれたので『いただきます』そう言おうとした瞬間、私と恋ちゃんの『2人』の、『2人』だけの甘いスイートな愛を育む時間が硝子が砕ける様に、音を立てながら壊れ、消え去って行く。


ゆっくりと、でも確実に近づいてくる足音。そして現れたのは娘の秋葉と私の最大の汚点、いえ。一様彼が居なければ恋ちゃんは産まれて居なかったのだから、汚点と言うよりかは恋ちゃんを狙う敵であり私の夫 舞川 省吾、言わば恋ちゃんのお父さんね。


はぁ、恋ちゃんとの時間が。でもまぁ明日も在るし、それ以外にも色々あるだろうから今は我慢しましょう。でも、この馬鹿野郎(省吾)はやっぱり要らないわ。

そう思っていると「恋、それと皆おはよう」と馬鹿野郎、屑、ゴミがそう言うと、恋ちゃんの前の席に座る。


取り敢えず、恋ちゃんの横に座らなかっただけまだ良いとしましょうか。

だけど、やはり何処にでも伏兵とは居る物なんですね。秋葉は当たり前の様に恋ちゃんの横に座り、そして「恋ちゃん、おはよー♪大好き♡」10歳に成ったばかりなのに。恋ちゃんに抱きついたわね。まぁ、今は良いでしょう。

私にだって伏兵ぐらいあるもの。


秋葉は毎回ゴミ野郎(省吾)に起こされていて、それと同時に急いで恋ちゃんが居るこのダイニングキッチンに来るわ。その為、食事に必要なある行為をして居ない。

「秋葉、手を洗ってからね」そう母親として当然の事を言い、秋葉は渋々と言う感じですが納得はした様で、手を洗う為に洗面所の方に向かって行きました。


では、1人邪魔な人も居ますが、

恋ちゃんとの甘い時間を味わうとしま「あーん」えっ、何をしたの?今、恋ちゃんに対して何をやったの?

散々我慢して、最後やっと恋ちゃんと出来ると思ったのに、なのにこのゴミ屑野郎(省吾)に取られた何て許せない。許して良い筈が無い。



でも、恋ちゃんがいる手前、分かりやすい暴言は吐かないわ。そんな事をやってしまったら恋ちゃんの教育に悪いもの。

だから「屑ゴミ野郎(あなた)」私がそう呼ぶと、この屑ゴミ野郎(省吾)は「なんだい?春香」と私の名前を呼んで返事をした。正直、名前を呼ばれただけでも耳障りだし、寒気まで走るけど今はいいわ。

それよりも「……ねぇ、恋ちゃんの衛生面に悪いから手をしっかり洗ってからやってね。それと………」何分間喋ったのは分かりますが、喋った内容までは分からないわ。でも、真っ白になった『彼』がまた燃えている所を見ると、精神的な所はまだ大丈夫の様ね。


「春香、何かそのゴメン。そしてその僕が悪かったです。」そう謝ったから、まぁ良い…………何て言うと思ったかしら?答えは否よ。

「分かってくれたのね。じゃあもう今後一切」銃に対して銃弾を装填し、そして「私と恋ちゃんには近づかないでね」安全装置を外すと共にトリガーを引き放った。


『グチャ』しっかりと銃弾が当たった音が聞こえ、それと同時に「僕に死ねというのか!」怒り混じりのそんな声が鳴り響いた。

私にすれば、どれだけ強い相手だろうと恋ちゃんの為なら、ねじ伏せる事が出来るわ。

でも、今の恋ちゃんには怒りと言う物はただの恐怖にしか過ぎ無かったのね。


一瞬にして目に涙を溜める恋ちゃん、その目には薄っすらと恐怖が映っており、それに続く様に「ケンカしちゃメッだよ」小さく、だがハッキリと私達にそう告げた。

それから直ぐに私達は恋ちゃんの為に仲直りをしました。そしてコレから舞川家には喧嘩をしないと言う暗黙のルールが作られ、絶対と成っています。そして夜、恋ちゃんから最後と成る抱きつきを貰いました。



これが何処の家でも似た様な物があるだろう、言わば喧嘩だが私達の家に置いて恋ちゃんを泣かせるのは罪よ。

あ、でも別に恋ちゃんの為に仲直りはしたけど、恋ちゃん以外の男は全て屑なのには変わりないわ。




えー、実は次の番外編で本編に戻ろうとも思ったんですが、折角クリスマスと正月が近いので、その2つに纏わる話も投稿したいと思います。

因みに余談ですが、1月に入ったら一ヶ月ほど各話のプラス要素、文章直しなどを行うと思います。


では、色々と皆様に迷惑を掛けてしまうと思いますが、次回も月曜日に投稿なので宜しくお願いします。


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