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空白のエルエリスト  作者: 新野哀歌
プロローグ
1/5

     それは空白という名の破壊

空白。




何もない。ただそれだけということ。

どこまでも果てしなく真っ白で、本当に何もなくて……。



否。


もはやそれは白ですらないのかもしれない。白よりももっともっと……。

ただたださみしくてかなしくて……。

かといって。

そこに理由があるわけでもなくて……。



そんな、空間。



しかし。


そんな空間にも、女神がいた。

一人の、かなしい女神。

ずっと。ずっとずーっと一人で。とてもさみしい女神。

女神は呟いた。

「人間はいい。たくさん仲間がいて。……けれど、もうすぐよ。もうすぐ破壊が訪れる。わたしと同じような罪を犯した子が、ここに、やってくる」

その言い方は実に穏やかだった。

「ねぇ人間。あなた達はこれにどう向き合おうというの?」





「運命の歯車はもう。動き始めてるというのに…………」





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