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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

花火大会

これは、一花と歩夢の辛い恋愛話

一花には、夏休み前からずっと気になってる子がいた。


そのことは毎日一緒に学校に行き、一緒に帰るほどの仲だった。


夏休みに入り、会うこともなくなった一花は、歩夢を花火大会に誘うことにした。


一花は、すぐに電話をかけた。

「もしもし一花よ」

「今度の花火大会一緒に行かない?」

「いいよ、行こ行こ!」

「やった!約束だよ?」

「うん、絶対行こ!」


その後計画を2人で立てて電話を後にした。


一花は、その日花火を見ながら告白をすると心に誓った。


花火大会前日まで時は進んだ。


一花は、花火大会で歩夢に着物姿を見せたいと思い。着物を見に行った。


着物はどれも美しく長い時間悩んでピンクの可愛らしい着物にした。


家に帰り、夕飯を食べ終わったあと、告白をする練習をした。


「私、夏休み前から歩夢のことが好きでした。よかったら、私とお付き合いしてくれませんか?」


「成功するといいな、」


緊張でその夜はあまり寝れなかった。


目覚めると、午後の2時だった。


「約束の時間は4時だからそれまでに、準備しなきゃ」


一花は、着物を着るのは大変だからお母さんに手伝ってもらった。


髪の毛も、お母さんに結んでもらい準備が整った時には3時半になっていた。


一花は、家を出て集合場所の方へと進んだ。


集合場所に行く前にコンビニに寄って飲み物を買った。


再び集合場所へと向かった。


集合場所に10分早くついたが歩夢はまだいなかった。


5分、10分、15分立っても歩夢はこなかった、、


それでも早くこないかと待っていると救急車の音が近くでした。


近くの路地で止まった、、、


一花は、まさかと思い様子を確認しに行った。


するとそこには、バンパーが大きく凹んだ車と担架で運ばれている歩夢の姿があった、、


一花は、すぐに駆け寄った。

「うそでしょ、なんで、なんで、花火一緒に見るって約束したじゃない」

「だめよ、、いかないで、、私歩夢がすきなの、だから生きて」

歩夢からは何も帰ってこなかった。


歩夢は病院に運ばれて、緊急治療をしたが、1時間後に亡くなった。


その後一花は高い橋に行き花火の音ともに消えて、2人の夏休みは終わった。



この話は、フィクションです。現実に存在する人とは全く関係はありません。

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