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わたしのゆめにっき  作者: ゆめみるいぶき
22/23

ーあめのち?ー

夕暮れ。雨が降っている。しとしととした静かな雨。私は木陰で雨宿りをしている。周りには誰も居ない。ゴトっと何かが落ちた音がした。少し離れている。目視では確認できない。雨宿りを続ける。また何かが落ちる音がする。さっきより多い。感覚が短くなっている。また落ちる。丸い何かが落ちている。手拳大の何か。また落ちる。音が止まらない。足元が丸い何かで覆われていく。首筋にぬとりとした奇妙な触感を覚える。次は右腕。驚き咄嗟に右腕を見る。ナメクジが私の腕を這っている。恐らく首筋にも居る。思わず振り払う。周りを見る。木陰だと思っていた場所には大量のナメクジが居た。足元の丸い何かはカタツムリの殻であることを唐突に理解した。サイコロが転がる音がする。私は起きる。

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